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今夜。

クラブに入った。

相変わらず大きな音が響いてる。

タイミングよく好きな音楽が流れる。


「うっわ

 この曲めっちゃ好き!!!!」

山田「待って笑

   こいつ免許証持ってないから笑」

悠平「悪い」


免許証持ってないんだ、、、。

私は自分より年上で免許証ないのが衝撃だった。

車持ってなくても良いけどさ、車の免許って必須じゃない?笑

身分証とかで必要になる訳だし。

女でも男でも免許証は無いとね、、、笑


悠平君の年齢も終わってフロアに向かう。


山田「ドリチケで何か飲もーぜ。はい。」


「ありがと。

 でも一緒に注文して欲しいから渡しといていい?笑」


山田「あーー、、、

   たしかに。了解!」


年確をしてから入場料を払う時にドリンクチケットをもらう。


いつもは入ってすぐのところにあるロッカーで荷物を入れるけど。

今日はいいや。


そのままフロアにあるカウンターに向かう。

バーカウンター的な?笑

ここでスタッフさんにドリンクを注文する。

カウンターいつも人多いのよね、、、笑

だから別々に注文するよりも、一緒に注文する方がいい。

しかも周りは音楽や人がごった返して騒々しい。


山田に全部任せて後ろに立つ。


スタッフさんからドリンクを受け取って3人でフロアへ。


とりあえず机のある場所に行きたい。

フロアの端の空いてる机まで移動した。


山田「とりあえず乾杯しよーぜ!」

  「「乾杯ーーー!!」」


山田が注文したドリンクを飲む。

レッドブルウィッカか。


とりあえず一息ついて、3人で話す。


「この後どーする?」


山田「あーー、、、

   飲んだら前行く?」


「ここで聞いてもいいよー」


ここならそこまで人が多く無いし。

山田が騒いでも多少大丈夫だろう。


悠平「俺はどっちでも」


山田「じゃあもうちょっとしたら前行こうぜ」


「おけ」


好きな音楽が流れる。

うーーーん。

今日も良い曲選〜!!!


そうか。


悠平君と一緒におらんといかんのか。


まぁ、今日は約束したし一緒にいようかな。


クラブが好きっていうと、

クラブは危ないとか

クラブ行ってる人ってチャラいとか

言われる。


実際のところは全然危なく無い。

もちろん警戒心ゼロでいるのはどうかと思うけど。

私は女の子だしね。

そうじゃなくても、ポケットにスマホ入れたり、財布入れとくと抜かれたり、落とすことがあるから、

そういうところさえしっかりしておけばよっぽど大丈夫だけど。

私は心配だからいつも小さい肩掛けのバックにスマホとリップとか香水入れてる。


ちなみにそんな強引な男の人もいない。

しつこい男はいるけど笑

でも、フロアにはスタッフさんが巡回してたり、筋肉むきむきのお兄さん?スタッフさんも巡回してたりするから、嫌がってるのがスタッフさんの目に止まれば男の人に注意喚起してくれる。

あまりに酷いと追い出しとかもあるし。

だからそこまで危ない事は無い。


そして、クラブはチャラい人が行くってイメージもぶっ壊したい笑

実際、女子トイレに行くと色々な女の子いるし。

クラブに行きそうもない大人しい感じのクラスで優等生そうな女の子とか。

もちろんギャルのお姉さんとか。

黒髪とかダークブラウン系の清楚系な女の子とか。

韓国系のおしゃれな女の子とか。

めっちゃ可愛い女の子とか。

綺麗なお姉さんも居るし。

ザ・大学生もいれば、20代後半くらいの人もいる。

まじで色々な人がいる。


そして、そんな女の子達のクラブに来る目的も様々。

もちろん男漁りしに来てる女の子もいる笑

これはイメージ通りか。

でも、私みたいに音楽を聴きに来てる人もいる。

音楽が好きな人、踊りに来てる女の子もいる。

友達に誘われて初めて来る人もいるだろうし。


色々な目的で来てる人がいるから、ひとくくりで決めつけられるのはあまり好きじゃない。

私は男の人に馴れ馴れしく腰に手を回してくるのとかまじで嫌いだし。


今日は無さそうだけど。

メンズ2人と居るし。


このまま音楽聴きながら少しのってた。

やっぱお酒無いとノれない笑


それからさらに何杯か飲んで、ほろ酔いに。

1軒目で既にお酒がそれなりに入っているから酔うのは簡単だ。


でも、理性が飛ぶタイプでも無いし、どんだけ飲んでも記憶なくなったり、人様に迷惑をかける事はしないからテンションが上がってそれが続く感じ。


うん、最高ーーー!!!


山田と一緒になってノリノリで踊ったり。


音楽ってまじ最高。


好きな音楽の時は踊って、少し休憩して。


悠平君はどうするんだろ?


悠平「俺、山田の家泊まれんかも」


「どうして?」


悠平「山田さ、明日女とデートだって」


まじで?!笑

今2時とかだよ?

始発で帰る感じだよね?笑笑

間に合うの??笑


あーー、それでどーするのこの人。

まぁ、悠平君無害そうだし最悪家で泊めてもいいか。

山田の友達だし好きな人に一途だし、泊めても何も無いやろ笑


「あーー、、なるほど。

 それなら家来るーーー?」


来そうも無いけど笑


悠平「あーー、、

   山田の家泊まれんし、、、そう出来るならそうしたい」


「わかった」


これで悠平君は始発で一緒に帰るのか。

男の人とクラブから一緒に帰りの初めてだなぁ。


まぁ、どうなるかわからんし。


一緒に帰るかもって頭入れとこ。


そして、クラブで存分に楽しみつつ始発を待つ。

うーーん

今日の曲選めっちゃ良いーーー!!!


そんなこんなで時間まで楽しむ事にした。


「クラブを最後までお楽しみ頂きありがとうございました〜!!!」


DJの挨拶が終わり、フロアが明るくなる。

そして人がぞろぞろと出口に向かう。


山田「俺らも帰ろうぜ」


私達もフロアを後にした。


そして、最寄り駅に向かった。


クラブを出ると少し明るくなってきてる。

うーーん。

この季節はやっぱ少し寒いな。


クラブから出て最寄り駅まで向かう。

その途中にしゃがみ込んでる人、話してる人、目的地へ向かう人達。

道端で死んでる人達見るとカオスだなって思う笑


最寄り駅で改札を通る。

地下鉄が何種類か分かれてる。


山田「これこっちだから

   あーー、、、まじ眠ぃ、、、、」


「おけ! お疲れ笑

 明日デート行ける?笑」


山田「わからん笑

   とりあえず寝る笑」


「寝て笑」


山田「お疲れ〜」


「「お疲れ〜」」


山田は地下鉄が別らしい


そのまま山田と別れて

悠平君と私は一緒に帰る事になった。



電車が来てそのまま2人で乗り込む。


いくつか駅を超えた。


「悠平君、もう着くよ。起きて。」


悠平君を起こして駅を降りる。


悠平君って本当に何もしないんだな。

これ彼女は大変そうだな〜笑笑


そんな事を思いながら私の家まで向かった。



マンションに着くと部屋に入る前に私が一言。


「ごめん。部屋汚いからちょっと待ってて。」


そのまま悠平君を外で待たせて私は5分くらいで軽く片付けをして悠平君を家に入れた。


別々にお風呂に入って一緒に布団に入った。


このまま何も無いと思ってたけど。

彼の方からキスをされた。


私はそのまま悠平君と身体を重ねた。

酔っ払った勢いでゴム無しで。


やっぱそーいうもんだよな。


好きな人いるのに、そういう事するって事はセフレって事かな。


まぁ、起きたら聞こうかな。


そのまま私と悠平君は眠った。


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