奴隷王子と厄災皇子
奴隷の母を持つテガン王国第4王子ナクラは、王族内で腫れ物扱いされていた。
初陣で北方の大国バルシャーン帝国と戦い、敗れてバルシャーン帝国第3皇子クリシュナの捕虜となり、その後彼の軍事奴隷とされる。
しかし、クリシュナは宮廷内では厄災をもたらす者として父帝より恐れられ、暗殺の危機に何度も遭っていた。
「お主と私で、腐った国を変えようではないか。」
そんなクリシュナの提案に、ナクラは心を動かされていた。
初陣で北方の大国バルシャーン帝国と戦い、敗れてバルシャーン帝国第3皇子クリシュナの捕虜となり、その後彼の軍事奴隷とされる。
しかし、クリシュナは宮廷内では厄災をもたらす者として父帝より恐れられ、暗殺の危機に何度も遭っていた。
「お主と私で、腐った国を変えようではないか。」
そんなクリシュナの提案に、ナクラは心を動かされていた。