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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

阿吽の夜叉

作者:鹿山
 朝霧 烈圭(あさぎり れつか)は九州のとある片田舎に生まれ、地元の高校に通っている女子高生。親兄弟はおらず、幼い頃から親戚の家をタライ回しにされていたが現在は一人暮らし。静かで平穏な暮らしを送っていた。
 しかし高校2年生の春。
 クラスで隣の席となった天鬼 夜鷹(あまき よだか)とその兄、天鬼 藍之仁(あまき あいのじん)という転入生の双子との出会いによって、烈圭の平穏な日常は突如として壊される。
 烈圭がこの世の大多数の人間には見えざる者共――かつては妖怪や物の怪と恐れられた、不可視の〝異形〟の存在を認識することができる見鬼(けんき)の才を持つ、稀な人間であるということにはじまり。烈圭は彼ら双子に次々と自身の知られざる〝秘密〟の数々を暴かれてゆく。
 後に烈圭はこの不思議な双子との出逢いと並び。かつては異形殺しを生業とし、〝害悪異形討伐組織柊総連合〟と呼ばれる祓い屋組織の1人であったことを仄めかす、怪しげな生物教師の男とも遭遇してしまう。

 偶然か必然か。これらの奇妙な出逢いをきっかけとし。烈圭の平穏でありながらも色褪せていた日常は、奇しくも妖しい、色濃き〝怪異〟に染まってゆく。
 そうして烈圭は、人・鬼・妖。古より続く、この三つ巴の存在の因縁に巻き込まれてゆくこととなる。

 かつて、我々を統べる者は隔てなく全て〝 夜叉〟と謳われ、貴ばれた。
 人の子らはそれらを心から畏れ。妖共はそれらを酷く厭う。
 そして、それらの中でも。古き夜の終わりを告げ、始まりの朝をもたらす彼らを
我々はこう呼んだ──『阿吽の夜叉』

 これは彼らの〝はじまり〟そして彼らの〝おわり〟を紡ぐ、幾多の夜叉共の物語。





──────────────────
※本作では章タイトルからサブタイトルにまで、物語の〝芯〟を表すような様々な〝意図〟を含ませております。その簡単な解説集を後書きにて記しておりますので、是非お目に留めて頂けましたら幸いでございます。

※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
序幕 阿ノ息吹
夜叉の守り歌
2021/03/03 11:29
第壱幕 落果と蠢動
プロローグ
2021/03/03 11:30
第1話 蟲出しの雷
2021/03/03 11:30
第2話 息差しの熱
2021/03/03 11:30
第3話 春眠暁を覚えず
2021/03/03 12:04
第4話 交錯の紬糸
2021/03/03 12:05
第5話 天上の鬼
2021/03/03 12:05
第6話 集う落人
2021/03/04 17:35
第7話 花落つること知る多少
2021/03/06 09:56
第9話 良い子は選ばれず
2021/03/08 12:53
第10話 暁色の果実を喰らう
2021/03/08 12:55
第11話 悪童子
2021/03/30 14:43
第12話 鬼遊戯
2021/03/31 12:52
第13話 仔蟲の褰帳
2021/04/01 12:44
間話 巣から家へ
2021/04/02 12:29
エピローグ
2021/04/03 15:39
第壱幕 登場人物紹介
2021/05/13 14:05
第壱幕 朝霧備忘録
2021/05/13 14:06
第弐幕 淵の王
プロローグ
2021/05/13 14:07
第1話 朝は瀬が如く
2021/05/14 12:48
第2話 禍の門
2021/05/15 15:51
第3話 くぐるは仔羊
2021/05/16 13:38
第4話 宵の口へ誘う
2021/05/27 11:23
第5話 溝の匂い
2021/05/29 13:51
第6話 深淵をのぞく時
2021/05/30 14:36
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