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この小説は絶対に読まないでください 〜パワーワード〜  作者: 大和田大和
第五巻 LGBTの世界
189/260

アナコンダ

俺は別の商品を手に取って見た。

「なんだこれ? 男性用女性向けスカート?」

『パワーワードを感知しました。ケンの能力が上がります』


俺が手に取ったのは、男性用の女性向けのスカートだ。

どちらの性をターゲットにしているのかまるでわからない。頭が狂いそうだ。


「それは……男性が着る女の子向けのスカートだよ……可愛いでしょ……」

「そ、そうだな」

スカートには可愛らしいフリルや、レースがふんだんについている。そこだけみると可愛いのだが……


スカートはめちゃくちゃでかい。エックスエルエルエルエルくらいあるんじゃないか? 

ゴリアテのような巨漢が着るのだろう。


マジで全く可愛くないと思ったが、そんなことを言ったらゴリアテの青筋で締め落とされそうだから黙っとこ。





俺は別の商品を手に取った。

「なにこれ? ヘビーウォッチ。男性用女性ものの腕時計」

「それはあたちのような巨漢でも付けられる女性ものの腕時計でちゅよ」

今、自分のこと巨漢って言った? ま、良いか。


俺は腕時計をじっくり見た。可愛らしい小ぶりな文字盤に、ピンクやパールの控えめなデザイン。だが、バンドだけが異様にでかい。パースが狂った下手くそな絵みたいだ。これなら像の首輪にもできそうだ。


「他にもほら、ブレスレットやネックレスもあるでしゅ」

「本当だ。全部、デザインだけ女性用で、サイズは男性用なんだな。っていうかこれ男性用……か?」


サイズは全部気でも狂ったのかと思うほど巨大だ。

忘れかかっていたけど俺も男性だ!


だけどこのサイズの装飾品や服は絶対につけられない。

どんだけ筋トレしてもこの太さには到達できない。だって腕がアナコンダみたいだぜ! 


なんでおかまってそんなに筋トレ好きなの?


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