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この小説は絶対に読まないでください 〜パワーワード〜  作者: 大和田大和
第四巻 竜の世界
123/260

リュウグウノツカイ兼リュウ

「ねえ! 今度はあれを見て!」

嬉しそうなアリシア。


「あれってリュウグウノツカイか?」

「リュウグウノツカイって竜なのか? 魚だよな?」


「たしか竜宮に住む竜王に使える魚よ!」

なんでそんなこと知っているんだ?


「でもなんでリュウグウノツカイがいるんだ?」

俺はリュウグウノツカイをもっとまじまじと見た。よく見ると小さな羽が生えている。


「リュウグウノツカイの竜なんじゃないか?」


「「えっ?」」


「こんなところに魚がいるはずないだろ! ならあれは竜だ! ちっちゃい翼も生えているし!」


「リュウグウノツカイって竜に仕えているんじゃないのか? そのリュウグウノツカイが竜? なんか矛盾していないか?」


「その通り! こいつはパワーワード版のリュウグウノツカイだ。自分自身が竜だから自分に仕えているんだ!」

「どういうことよ? 馬鹿にもわかりやすく説明なさい!」


「例えば、誰かに仕える時は、目上の人に目下の人が仕えるだろ? だけどこいつは一人二役を演じているんだ! 竜イコールリュウグウノツカイ。つまり、家来イコール殿様。上司イコール部下だ!」


「「なるほど。わからん」」


「まあ、いいや。とにかく矛盾を孕んだ魚兼竜ってことだ!」


そのほかにも、浮世絵っぽい和風の緑竜、機械の竜、一つ目の竜、ゴリラでできた竜、竜人ドラゴンナイト、猫竜、エイリアンドラゴン、植物竜、エラーカードのドラゴン、普通のドラゴン(なんで普通のがいるんだよ! おかしいだろ!)とかいろんな竜がいた。


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