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いつか見た虹の向こう側【改稿版】  作者: 宙埜ハルカ
第一章:再会編
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【三十二】折り紙と誕生日

 少しずつ秋らしくなってきた十月十三日水曜日午後四時、二学期の学級役員会議が開催されることになった。彼と電話で話してから、まだ一週間も経っていない。まだ記憶に新しい彼の姿、声を頭の中から追い出して、私は職場を早退して車を走らせる。朝は三十分以上かかる道も、通勤ラッシュの時間がずれると、二十分ぐらいで着いてしまう。

 今日、また彼と会うのだと思うと、嬉しさよりもどんな顔して対峙すればいいのかと悩んでしまった。電話での親しすぎる会話と、小学校で担任と保護者として会う時の切り替えを、彼の様に上手くできない。

 そんなことを悶々と考えながら、職員室の並びにある会議室のドアを開けた。開けた途端、中にいた全員がこちらを振り返り、西森さんと目が合うと、彼女は「美緒ちゃん、お疲れ」とニッコリと笑った。私が皆に「こんにちは」と声をかけながら中へ入って行くと、皆もにこやかに挨拶を返してくれた。


 皆が集まっている所へ近づいて行くと、いつもの様に西森さんを中心に、又担任の噂話で花が咲いていた。

「ホント、篠崎さんって愛先生に似ているわね」

 他のクラスの役員が私を見てそう言った。

 又例の私と愛先生が似ている話を、嬉しそうに西森さんが皆にしたのだろう。

「先週、愛先生を見たら、あれから少し髪が伸びてパーマをかけられたみたいだから、もうあまり似ていませんよ」

 私は先週、単独取材に来た時に見た愛先生を思い出して言った。結局は髪形が似ていると似た雰囲気に見えるものだ。

「いやいや、守谷先生だって似ているって認めたんだから、髪形が変わっても似ているって!」

 西森さんは守谷先生に認めさせたことが嬉しかったのか、妙に自信ありげだ。そんな西森さんに、私は心の中で溜息を吐いた。

 だいたい、愛先生に似ていることが、そんなに騒ぐことなのだろうか?

「ということはさ、篠崎さんは守谷先生の好みのタイプってことかな?」

 また別のクラスの役員さんが、そんなことを言いだしたので、私はすかさず「そんなわけ無いでしょ!」と少し怒りを込めて言った。それなのに、皆は笑い出して、西森さんは「美緒ちゃん、冗談だって」と笑っている。

 私にとっては冗談で済まされないことなのに。でも、何も知らない人達を恨んでも仕方がない。私は「もう、からかわないで」と苦笑いした。

 西森さんは守谷先生のことになると、途端にミーハーになるのは分かっている。だけど、時々、その突っ込み方が憎らしく思うこともある。それでも、本来の思いやりのある西森さんに救われることの方が多くて、私は彼女を憎むことができない。


 一年生の各クラスの担任達がやって来て役員も全員そろうと、会議が始まった。今日の議題は来週の親子ふれあい学習会での学習内容についてだ。また、クラスごとに意見をまとめて、後で各クラスの出した意見を元に話し合って決めることになった。

 それぞれクラス単位で役員と担任が話し合うことになり、私と西森さんの前に担任が座った時に初めて担任と目が合った。その時、彼はフッと穏やかな微笑みを見せ、私はドギマギしながらも、何とか笑顔を作って会釈した。

 彼に対して最初の頃とは違う私の態度に、西森さんに何か悟られないかと不安になる。しかし、彼も最初の頃とは違う穏やかな態度で、そのことの嬉しさの方が勝ってしまって、そんな不安はすぐに霧散していった。


「学習会の内容について考えて来てくださいと言いましたけど、一つ肝心なことを言い忘れていました。文化祭で展示するための作品作りを親子でしてもらうということです。考えて来てもらったことは、それにあいますか?」

 そう尋ねられて、私は親子のふれあいのイメージで考えていたので、体を動かすことを考えていた。

「去年から始まった親子学習会だし、去年上の子の時は親子ミニ運動会だったでしょう? だから、今年もそんな感じで考えていたんだけど、作品作るなんて、思いもしなかったわ」

 西森さんは、少し不満げに言った。そうだ、肝心なことを伝えてくれなかった担任が悪いのよ。そう思って、私も西森さんの言い分に頷いた。

「ハハハ、申し訳ない。それで、私が少し考えたことがあるんですが……。親子で折り紙をして、それを画用紙に貼って、何かを表現してもらうというのはどうでしょう?」

 担任は、あまり悪いと思っていない雰囲気で笑いながら謝ると、思いもよらない提案をして来た。

 折り紙? どうして、折り紙?

 私は怪訝な顔をして担任を見ると、彼は私にだけ分かる様にニヤリと笑った。その笑顔が「折り紙なら美緒も得意だろ?」と言っているようで、何も言えなかった。 

「あー守谷先生、自分が大学の時、折り紙サークルだったから、得意なものを出してきましたね?」

 西森さんは、ニヤリと笑って担任に突っ込んでいる。

「まあ、そうですね。でも、これなら準備も簡単だし、親子で教え合いながら折り紙をするのもいいんじゃないかと思うんだよね」

「折り紙か。上の子が小さい時は一緒に折ったりしたけど、あまり折り方知らないしなぁ」

 西森さんが、自分のことを振り返って感想を言った。私はどう言えばいいか分からず、二人のやり取りを聞いていた。

「折り方は、いろいろプリントしますし、家に折り紙の本のある人は持って来てもらうよう、事前にプリントで知らせますし、当日も私が分からない人には教えに回りますよ」

 担任はこの案を提案しようと決めているようで、いろいろな対応も考えていた。

「ウチに折り紙の本なんて無いなぁ。美緒ちゃんは持っているの?」

 急に西森さんが私に話題を振ったので、慌てた。

 持っているも何も、マニアックな折り紙の本まで揃っていますよ。

「まあ、一応は」

「そうだよね。小さい子がいる家は、結構折り紙の本を買っているよね。ウチは、子供が興味を示さなかったから、買わなかったなぁ。もっぱら外遊びだったしね」

 あっ、子供向けの折り紙の本じゃないけど、いいかな?

「それじゃあ、折り紙ということでいいですか?」

「良いも悪いも、守谷先生、最初から決めていたくせに」

 苦笑している担任に、また西森さんは突っ込みを入れている。彼が言っていた様に、西森さんは担任をからかって喜んでいるのかもしれない。


 その後、各クラスからいろいろな案を出し合い、学年全体で話し合って、折り紙ということになった。必要な物は折り紙と画用紙だけなので、先生達が用意してくれることになり、事前の準備も無かったので、後は当日を待つだけとなった。


 会議が終わり、帰ろうと西森さんと椅子から立ち上がったところで、担任が私達の傍へやって来た。

「西森さん、この前警告頂いた件、解決しましたので。ご心配いただいて、ありがとうございました」

 西森さんも私も驚いて担任の顔を見た。わざわざ西森さんに事後報告するなんて。西森さんも、担任から結果報告を貰えるなんて思わなかったのだろう。

「あ、あの、やはり藤川さんが関わっていたのですか?」

 あっ、西森さん、それを言ったら、最初の不倫騒動を知っているって言っている様なものなのに!

 私はヒヤヒヤしながら、二人のやり取りを見ていた。

 しかし、彼の方は先日の電話で私達が最初の騒動を知っていたことを分かっているので、西森さんがそんなことを言いだしても驚きもせず、普通に言葉を返している。

「そうですね。いろいろと誤解されていたようで。でも、話を聞いていたおかげで、早く解決することができました。ありがとうございました」

「いえいえ、良かったです。守谷先生が、担任を降ろされたらどうしようかと思っていたので」

「ハハ、大丈夫ですよ。元々処分なんてされていないんですから」

 担任は屈託のない笑顔でそう言った。西森さんは、自分で知っていたことをバラしてしまったことに気付いていないのか、嬉しそうに会話している。

 まあ、いいか。担任も西森さんも、解決したことを喜んでいるのだから。



「守谷先生って、やっぱり真面目で律儀な人だねぇ。それに、私達が不倫騒動のことを知っていることも分かっていたみたいだし」

 西森さんは校舎から出て駐車場まで来ると、そんなことを言い出したので驚いた。

 元はと言えば、私が担任に知っていたことをバラしたのだ。そう思うとなんだか西森さんに申し訳ない気持ちになった。でも、西森さんは、知られているだろうと予測して、あんなこと訊いた訳で、担任が驚きもしなかったのを見て、担任に知られていることに気付いたのだ。

 私がバラしたことに気づいたのだろうか?

 西森さんって、侮れないな。

「まさか、分かっていてあんなこと訊いたの?」

「まあね。藤川さんのことを警告した段階で、気付かれるかなって思っていたから。でも、守谷先生も大人だね。何事もなかったようにサラリと流すんだから」

 彼を大人だという西森さんの方がずっと上手(うわて)だよ。

 私がバラしたことに気づいていなかったとホッとしたけれど、これからも担任との過去の関係に気付かれないよう気を引き締めなくてはと、自分に言い聞かせる。西森さんのこと大好きで大切な友達だと思っているけれど、このことだけは話せない。ごめんね、千裕さんと心の中でそっと呟いた。



   *****


 会議から一週間後の十月二十日水曜日。

「ママ、今日学校へ来るんだよね?」

 朝食の席で、拓都が嬉しそうに言い出した。

「そうだよ。今日は親子ふれあい学習会だからね」

「守谷先生がお家の人と折り紙をするって言っていた」

「そうそう、拓都は折り紙好きだったよね。今日はどんな折り紙を折ろうか?」

「ぼくね、虫の折り紙の本に載っていたのを折りたい」

「えー! あの本の折り方、難しいよ。前も途中で難しいからママ折ってって頼んで来たのに」

「でも、やりたい。ママが教えてくれるんでしょう?」

「まあね、一応その本も持って行くね。今度は最後まで頑張ってみようか?」

 拓都は嬉しそうな笑顔で「うん」と元気良く頷いた。


 家を出る頃になって、カレンダーを見ていた拓都が、今日の日付のところを指差して、私の方を振り返った。

「ママ、今日、ママの誕生日だね。おめでとう」

「ふふっ、気付いた? ありがとうね。今日、帰りにケーキ買ってこようね」

 私がケーキと口にした途端、拓都は破顔し嬉しそうに「うん」と返事した。

 そう、今日は私の二十七歳の誕生日だった。拓都の誕生日には時間があればケーキを焼くが、自分の誕生日は、市内の少し高いけど美味しいと評判のケーキ屋さんに注文している。それが私の誕生日の贅沢だった。小さいけれどホールケーキを注文しているので、ローソクを立てて火を吹き消すのだ。そんな些細なことも、拓都と私の誕生日のお決まりのイベントだった。


 仕事は午前中だけで早退すると、いったん自宅に戻って昼食を取り、自転車で学校へ向かう。一学年だけでも、やはり駐車場不足になるので、できるだけ徒歩か自転車でということで、役員としては率先しなくてはいけない。

 今日も体育館に集合の為、入口で役員が受付をする。クラスごとに来た人から名簿をチェックし、今日使ういろいろな折り紙の折り方をプリントした資料と画用紙を渡していく。折り紙は子供達がノリやハサミ、色鉛筆などの文房具と共に持って体育館に来るらしい。


 今日の一年生の親子ふれあい学習会は、体育館で行われ、体育館の床に座り込んで、親子で折り紙をしてもらうことになっていた。事前に知らされていたからか、折り紙の本を持って来ている人が多かった。

 保護者がだいたい集まった頃、子供達が並んで体育館へ入って来た。子供達がクラスごとに並んで床に座ると、保護者もその後ろに並んで座った。

 各クラスの学級役員が全員前に出て並ぶと、他のクラスの役員が始まりの挨拶をし、次に別の役員が、今日の親子ふれあい学習会の説明をした。そして、体育館をクラスごとに大まかにブロック分けして、親子が組んで床に座り込むと、みんな楽しそうにお喋りしながら折り紙を始めた。

「美緒ちゃん、何? その本。子供向けの折り紙の本じゃないじゃないの? えっ? 虫の折り紙の本? わー!難しそうな折り方!」

 西森さんと由香里さんと私は子供と共に集まって折り紙をすることにした。私が持参した数冊の折り紙の本を皆の前に出すと、西森さんがそれを見て驚きの声を上げた。

「さすが、折り紙同好か」

 由香里さんも私が出した折り紙の本を見て、思わず言ったようだったが、私は慌てた。まさか、この場で「折り紙同好会」の名を出すなんて。すぐにその言葉を遮断する様に、西森さんに話しかけた。

「ほら、子供向けのアニメキャラクターの折り紙の本もあるよ」

 拓都にせがまれて買ったキャラクターの折り紙の本。由香里さんの言葉を誤魔化すために、その本をすかさず西森さんの前に出した。それには、西森さんよりも子供達が反応して、三人が覗きこむと〇〇が載っていると指差して騒いでいる。西森さんも、虫の折り紙の本よりは取っ付きが良かったのか、子供達と一緒に見ている。

 私はその様子にホッと息を吐くと、由香里さんの方を見て、睨んでおいた。

「それにしても、美緒ちゃん、こんなに折り紙が好きだったの?」

 西森さんは、私が持って来た折り紙の本が、マニアック過ぎたのか、不思議そうに訊いた。

「まあね、以前に折り紙にハマったことがあって、その時にいろいろ買いそろえたのよ」

 まあ、嘘ではないし、と心の中で言い訳しながら、もう一度由香里さんに視線で「気を付けてよ」と念を押すと、彼女は苦笑して頷いた。

「なんだ。こんなに折り紙オタクだったんなら、この間の会議の時に言えば良かったのに。折り紙サークル出身の守谷先生とも話が盛り上がったんじゃないの?」

 折り紙オタクって何よって思いながら、西森さんがなかなかこの話題から離れてくれなくて困ってしまった。

「いや、サークルにいた人にはとても、とても、敵いませんから」

 言いながら自分でも可笑しくなった。サークルのリーダーまでしていたくせにと、心の中で突っ込んでみる。由香里さんの方を見ると、笑いを堪えているようで、なんだか居心地が悪い。

「美緒、この『クリスマスオーナメントを折り紙で作ろう』って本、見せてもらってもいい?」

 由香里さんがそう言いうと、西森さんがすぐに反応して「え? クリスマスオーナメント? 私も見たい」と話題が変わり、私は心の中でホッと息を吐いた。


 それからは、子供達と共に口も手も動かしながら、折り紙を進めて行った。

 拓都は朝、虫の折り紙を折りたいと言っていたのに、他の子たちと共にキャラクターの折り紙に夢中になっている。まあ、いいかと思いながら、私は子供が分からないというところを教えながら、サークルの頃に思いを馳せた。

 今日もって来た折り紙の本は、キャラクターの本を除いて、全てサークルの頃に購入したものだ。全て彼も見たことがあるだろう。彼はこの本を見て、何を思うだろう?

 一冊一冊に思い出がある。

 学園祭でクリスマスオーナメントを売ろうということになって、内職の様に必死で折り続けたっけ……。あのクリスマスオーナメントの本に載っている折り紙は、全て折ったことがある。あの時、結構評判良くて、毎年販売していたっけ。

 虫の本と言えば、学園祭の展示で、張りぼての木にクワガタやカブトムシ等の虫をとまらせる為、皆で折ったよなぁ。


「折り紙は進んでいますか?」

 頭上から声が聞こえて、皆そちらの方を見上げた。そこには穏やかな笑顔の担任が立っていた。

 私の心臓がドキリと跳ねた。急に彼を意識して緊張してしまい、顔を逸らせる。

 子供達は一斉に「先生、見て、見て」と自分達が折ったキャラクターの折り紙を見せている。

「守谷先生、見てくださいよ。篠崎さんこんなマニアックな折り紙の本をそろえているぐらい、折り紙オタクだったんですって」

 西森さんがそう言って、虫の折り紙の本を持って示している。

 あーもう、西森さん、何を担任に言っているんですか!!

 そう思っても口にできず、ぎこちない笑顔で「千裕さん、折り紙オタクはヤメテ」と言うのが精一杯だった。

「あっ、この本、懐かしいな。サークルの時にメンバーが持っていて、学園祭に展示するためにたくさん折りましたよ。結構難しい折り方なんだよなぁ」

 西森さんが見せた虫の折り紙の本を、担任は手に取って、そんなことを言った。私は何とも言えない気持ちになった。まさしく今私が思い出していたことだから。まるで思い出がシンクロしたみたいで。

「篠崎さん、折り紙に詳しそうですね?」

 担任はシレっとしてそんなことを訊いて来た。あなたがそれを訊く? と心の中で突っ込みを入れながら、「ええ、まあ」と曖昧な返事をする。隣から笑い声が聞こえて来て、そちらを見ると、由香里さんが堪え切れないとばかりにクスクス笑っている。

 もう、知っているとは言え、不謹慎でしょう?!

 私は由香里さんを睨みつけた。

「そういえば、今日は美緒の誕生日だったよねぇ。おめでとう」

 由香里さんが唐突に言い出した言葉に私は固まった。

 なぜ? このタイミングに? 彼が傍にいること分かっていて。

「えっ? 本当? 美緒ちゃん、おめでとう。それで、何歳になるの?」

 西森さんは驚いた後、嬉しそうな笑顔でお祝いの言葉を言ってくれた。でも。

「あ、ありがとう。でも、もう祝ってもらうような年じゃないから」

 私は、傍に担任がいることを意識しながら、遠慮がちな言葉を返した。

「なに言っているのよ。私達よりずっと若いのに。それとも、それは嫌味なの?」

 西森さんが笑いながら突っ込みを入れてくる。

 いえいえ、嫌味なんて、とんでもない。

 そう思っても、担任がいると思うと声が出ず、思わず首を左右に振った。

「守谷先生。守谷先生も、篠崎さんにお祝いの言葉を言ってあげてください」

 由香里さんは、恐ろしいことに、担任まで巻き込もうとしている。これって、確信犯? 私のためにこんなことを言い出したの?

「篠崎さん、誕生日、おめでとうございます」

 それまで、静かに私達のやり取りを見守っていた担任が、自分に話を振られ、一瞬固まったようだったが、そんなことを微塵も感じさせない穏やかな笑顔で、私をまっすぐ見て言ってくれたのだった。



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