秘策の攻撃
時間があったためすぐ出すことが
出来ました。
指摘された為、そこも意識して直しました。
是非感想お待ちしています。
「闇属性魔法 奥義ツクヨミ」
―――ギィィィン
コノハの魔法とぶつかり合い火花が
散っている。
相手の魔法は、徐々にこっちに迫ってくる。
威力だけならこっちも負けていないが、
相手よりこっちの方がレースカーが早いため相手との距離は近くなっている。
「火属性魔法 火龍滅裂」
俺は、コノハの魔法にもう1押し加えた。
魔法は、上に打ち上げられ俺たちの進む道が開いた。
「今だ!創造チーム!」
俺が狙っていたかのようなタイミングで合図を送った。
「創造 爆走ジェット」
「創造 ゴールドジェット」
2人が新たなジェットをつけたら普通人間が耐えきれないスピードを出して
レースカーは、第2ペアと差をつけた。
「ふー。とりあえず1つ目の壁は、
乗り越えたな。」
翼がそう言うと、みんな緊張感が吹っ切れて
座り込んでしまった。
「それはそうと、カリンありがとうな。
お前のシールドが無かったら俺ら今頃死んでたよ。」
こうしたお礼は、しっかりしておこうと俺は、思った。いつ死に至るかは、
分からないから。
「いえ、ナイトさんもみんなも頑張っていましたので。」
カリンは、一番の笑顔でそう答えてくれた。
「ナイト。私からもお礼を言うわ。
ありがとう。」
少し暗そうにコノハは、言う。
いつももっと普通に話しているのに
どうしたんだろう?
「ああ、コノハも頑張ってくれて
サンキューな。」
俺は、いつもコノハに感謝してばっかりだ。
少しは何かしてやらないとな。
「いや、私は…」
コノハは、何か言いかけたが下を
向いてしまった。
「あの、言っておきたいことがあるんだ。
あの時魔法が相殺されるから
不思議に思って創造でコンタクト作って見てみたら、もう1人の謎の人物も魔法を
使っていたぞ。」
そう緊張感を戻そうと翼が話を進めた。
てゆうかやっぱり翼は優秀だなー。
「俺も不思議に思っていたけど今ので
確信した。多分強化魔法だ。」
俺は、アニメとかが大好きな厨二病だから、すぐに思いついた。
「やっぱり2人とも凄いな。
冷静で入られて、状況判断も凄いし…」
コノハは、少し寂しそうに俺を褒めた。
やはり少し悲しそうに見える。
「何言ってんだよ。お前ちょっと変だぞ。
もっといつもみたいに自分に自信持てよ。」
俺は、コノハの状態が少しでもよくなる
ように励ました。
「だがそれにしては相手、魔法展開するのが用意周到過ぎないか?だいぶ距離もあったんだし。まさか…」
俺は、ここで1つの可能性を見つけた。
だがまだ十分な情報はない。
「ナイト何かわかっちゃったの?」
エリカが久々に口を開いた。少し声が震えているようだが、一番心配しているのかもな。
「いや、まだ分からない。」
俺は、みんなが死の恐怖でいたので
1つ案が思いついた。
「火属性魔法 キュアヒール」
その魔法は、みんなに衣をきせ防弾スーツの働きになる事を説明した。
多少は、恐怖が安らいだようだ。
「まだ終わってない第3ペアに追いつぞ。」
俺もみんなも気持ちを入れ替えた。
その頃第3ペアでは、
「京也様後ろで少し爆風が聞こえました。」
「気にするな。そのまま監視をしろ。」
「はい。了解しました。」
かなりの距離の音を察知したのは、2年の1人古金谷 新太郎の感知魔法によるものだった。
「京也様、そろそろ仕掛けますか?」
不気味な声で話したのは、
2年の小波 雨だった。
「さっさとぶちかませ。」
きつい言い方で京也は、命令する。
第1ペア
まだ見えないなんて、一体どこまで距離が離れているんだ。
「これで3つのチェックポイント回収だ。」
あと、何個チェックポイントがあるんだ。
アサシンのやろう数を教えながったな。
「あれ。後ろから来てるの
第2ペアじゃない?ヤバくない?」
エリカは、一番早く見つけて大声でみんなに話した。
「皆さん車の中に隠れてください」
カリンは何か方法があるかのように
指示をした。
「光属性魔法 エンチャントライト」
この魔法は、マントを自由の大きさに変え
光属性魔法を加えることによって透明化することが出来るカリンのアイテムだ。
「通り過ぎたな…」
翼がそう言うとみんな顔を上げた。
「ナイスだぜカリン!」
カリンがここに来て力を発揮し始めていた。褒めたら何故か顔を赤くした。
「あいつらに俺たちのチェックポイント数が追いつかれたぞ。」
慌てて翼が言うと純也がペダルを踏み、カリンが魔法を展開した。
―――ドガーン
急に地面が爆破して、橋が崩れかける。
「なんだ⁈」
急な出来事に翼さえも冷静さを欠いている。
「おい見てみろ。前に第3ペアだ!」
そこでみんなは、第3ペアに罠を仕掛けられたと知った。
「今は、なんとか渡り切るぞ。」
翼はみんなに指示を出した。
「創造 ガラスの橋」
翼は、大きい橋を作り、魔力切れで倒れたが道は繋がった。
「このままじゃまた同じ作戦でやられる。」
俺は翼の心配もしたいが、翼の代わりにみんなに指示を出すことを優先した。
「光属性魔法 フライライト」
カリンが瞬時に光の羽を作り空中で行く作戦を思いついた。
「このまま追い抜かすぞ!」
俺は何もすることが出来ないが周りを
見ることに集中した。
「見えました。ナイトさん。」
純也が運転しながら俺に声をかけた。
「よし今度は、俺が役に立つ!」
俺は、自信まんまんに自分の作戦を実行しようとしたが…
「ナイト。私も手助けさせて!」
そうコノハが言ったが自分から何か行動に
移そうなんて珍しいなと思った。
「分かった。コノハは、俺の魔法を受け止めて欲しい。」
俺は、絶対の信頼をコノハに託した。
その時コノハは、少し嬉しそうだった。
「今回は俺の予想だが奇襲が当たる。」
俺は先ほどの一件で自分が考えた可能性が大いにあり得ると予想した。
「なんで⁈」
コノハや他のみんなは、不思議に思った。
「今は、時間がない。後で説明する。」
そう。今は第3ペアを倒すことに集中する。
「ならさっきと同じ作戦で攻撃するの?」
コノハは、胸を高めていた。
「いや、翼ももう限界だ。
だがさっきより強力な攻撃でいく。」
俺はこの攻撃を成功させたらどうなるか、
期待で若干ワクワクしていたのかも
しれない。こんな時になんて無神経なんだ。と、自分でも思った。
「コノハ受け止めてくれよ!」
そう言うとコノハは自信満々にうなずいた。
「ガンモード」
俺は、訓練で掴んだアイテムを発揮する。
俺のアイテムはひかり、武器へと変わった。
「コンタクトセット システムB」
そして武器が狙撃銃へと変形した。
そして標準は、掴んだ。
「ガンライター 長距離火属性魔法
エターナルファイヤー 」
俺は、アイテムを使いこなし今までで一番の威力を出した。
「今だコノハ!」
俺はコノハに合図した。
「火属性魔法 支援火炎」
コノハの魔法によってさらに威力が上がり
魔法の真ん中を突っ切った。
500メートル 300メートル 100メートル
相手の間近まで来た。相手は、まだ気づいてないようだ。
「剣をだせ!」
京也は、創造を使う奴に命令した。
―――スパッ
俺は目を疑った。作戦も糞もない。ただ
単の強さ。呆れ果てた。
目の前に急に出てきた巨大な剣で京也が
真っ2つに切ってしまったのだから。
「雑魚ども攻撃したことを後悔
させてやる!」
長文読んでくれてありがとうございます。
次回が気になるような伏線などを前回からはり、日々成長して行けたらいいと思っています。
これからもよろしくお願いします。
「闇属性魔法 奥義ツクヨミ」