秘密と秘密
今回は、出すのが遅れました。
今度の作品もこのくらい遅くなると思います。
読者の皆様は、長い時間待っていてくれると嬉しいです。
まだ、この銃には、力が残されているのか?
訓練後
「いや〜一段階強くなった感じだな。」
「ああ、そうだなマニュアルの意味も分かったのか?」
「もちろんだぜ!」
「そうかそれなら良かったが…」
このままでは、俺がみんなの足を引っ張ってしまう。これは、もういっそ全属性魔法を
使うことができると言ったほうがいいのか?
いや、まだ言うべきではないな。
「みんな部屋に戻ろう。」
「そうだなもうクタクタだぜ。」
「私も、もうだめー。」
「私は…少しナイト…さんと話…が
したいです。」
カリンは、少しそわそわしていた。
「分かった俺の部屋で話をしよう。」
そう言うとカリンは少し頬を赤くして、
コノハは、何故か怒っていた。
――ガチャ
「そこに座っていいよ。今お茶出すから。」
「ありがとうです。」
なぜかドキドキする俺。
「早速だけど話って何?」
「実は…あな…たの真実を…知ってしまいまして。」
俺は、それを聞いて驚いたが出来るだけ平常心でいようとした。
「真実って、なんのことかな?」
「私、訓練の…前の日…魔法をいろいろ…試していて…マントの使い方…を知ったのでは報告しようと…したのですが…その、ナイトの部屋…のドアが少し…開いていて…」
そんな、痛恨のミスを、この話が広がればかなり厄介なことになるぞ。
「聞いてくれカリン。その事を他の人達に教えないでくれ。頼む!」
俺は、深くお辞儀をして頼んだ。
「元から…話す気なんて…ありません。頭を上げて…下さい。」
動揺して少し早口でカリンがそう言った。
「ありがとうカリン。なら俺に話ってなんだ?」
安心して、椅子に座り込みながら聞いた。
「それは、ですね…アイテムの…マントの…使い方を知ったので…そこの応用を考えて…欲しくて。」
「使い方が分かったのか!?」
落ち着いたと思ったら思わぬ驚きが
まだあった。
「はい…それがですね…光属性魔法と…合わせて透明マント…を作る事ができます。」
案外普通に話しているが俺は、まだ驚きが隠せていない。
「それって、すごい事じゃ無いか!」
俺は、考えた。それさえあればどこからでも魔法で攻撃できるし、現状それを知る者もいない!これって最強じゃ無いか?
俺は今、どのくらいマントが使えるか説明したら当然カリンも驚いた。
だか俺もここで決定打を掴んだ。
俺のアイテムには、まだ秘密があると。
話が終わった後、俺が全属性魔法使いのことを言わない約束をしてカリンを帰らした。
俺には、やり残している事がある。
それがアイテムを使いこなす事だ!
明日には、第2回戦が始まってしまう。
明日は、みんなも魔法に慣れて殺しにもかかってくるだろう。そのためにもアイテムは、絶対に必要になってくる。
コノハの魔法凝縮の杖と透明マントのカリンのアイテムを見てそれは確信した。
今夜をどう使うかで俺の明日の命が決待ってしまう!
早速特訓だ!
もう12時を回ってしまった。そうすると扉を叩く音が聞こえた。
――どんどんどんどん
こんな時間に誰だ〜?
――どんどんどんどん
「はーい今開けまーす。」
扉の向こうの人は相当急いでいるよう
だった。
――ガチャ
「ナイト!なんでディナーに
こなかったの!」
コノハが泣きそうな顔で急に話してきた。
「そういえば忘れてたなー。」
俺はまだこの状況に理解できていない。
「忘れてたじゃ無いよ!部屋で何かあったと思ってたんだから。一体どうなったら忘れるなよ!」
「悪かったって。だから泣くなって。
俺は無事だから安心しろ。取り敢えず部屋入れ。なんか目立ってるから。」
俺はコノハを部屋に入れた。
「そこに座ってお茶出すから。」
なんか似たような下りをしたような…
「うん…」
まだ泣きそうな顔をしているが少し安心したような顔になった。
「なんでディナーにこなかったのナイト!」
少し怒った感じで話してきた。
「悪かったって。修行してたんだよ。明日まで時間ないしそれなのにまだアイテム使いこなしてないから。」
「そうならそうと言ってくれれば良かったじゃない。一人で思いつめないで。」
「ああ、ありがとう。」
「それじゃあ修行再開するよ!」
元気そうにコノハは、言ったが俺は、
驚いた。
「コノハも修行するのか。」
「違う違う。ナイトの修行を手伝うの!」
「本当か。それは助かる。」
正直この後どうするか悩んでいたからな。
「じゃあ、早速始めよう。で、
どうするの?」
やっぱり何にも考えていなかったか。
「そうだなー。コノハのアイテムを使わせてもらおう。」
「うん。いいよー。」
そういうとコノハは、アイテムを取り出し、いろんな魔法を融合し始めた。
正直いって、これを止める手段なんてないのにコノハは、ためらいなく技を次々と融合していく。
「ちょっ、コノハもうそんなくらいに…」
「まだまだーー!」
コノハは、もう俺の言葉を聞いていない。
すでに10の魔法を融合している。
「火属性魔法 極円乱舞」
やばい、なんとしてまとめなきゃ。
「ガンモード」
不思議と言葉が脳内を過ぎる。
「コンタクトセット システムA」
「ガンライター 広範囲火属性魔法
チルドレン!」
長文見てくださりありがとうございます。
感想よろしくお願いします。