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裕太は覇王への道を進む!  作者: クズ先生
第一章 族長になろう
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第九話 裕太がライネと試合?!

俺はそれから、三十分もライネのことを観察し続けた!しかし、観察すれば、するほど、どうやって家族にすればいいのかがわからない。なんせ、ここは異世界だからである。

この世界では、どいうことをすれば俺に従って家族にできるかがわらない!例えば、普通の勝負をして、負けた方が勝った方の一つお願いを聞くということをして、素直に従うとは、思えないような雰囲気を持っているからだ。また、シェリーみたいに盗賊に襲われているところを助けようというシチュエーションがあったとしても、一人で解決できるだろうし、自分で助けられる自信がない。つまり、ライネを俺に惚れさせる作戦は使えないに等しい!こんなことを考えている俺に、シェリーが話かけてきた。


「お兄様は、ライネさんをどうやって家族にできるか方法を見つけたのですか?」


「見つかっている。けど、それが成功するかは別だ!」


とりあえず、最初に考えた作戦が使えるか素直にシェリーに聞いて見よう。


「なぁーシェリー。ライネと勝負をして負けた方が、勝った方の願いをきかせるという勝負をしたとして、願いをきくと思うか?」


「普通だったら、ありえません。」


やっぱりかーー!ダメなのか!俺の能力を見せつけて惚れさせるとか、従わせよと思うような作戦はダメか!

俺がこの作戦を諦めようと思っていたその時にシェリーがさっきの言葉に一言付け足した。


「しかし、騎士同士による正式な試合をしたら話は別でしょう!」


やっぱりね!この世界は、いろいろ科学技術が俺の居た世界とは、違って遅れているから騎士のプライドを賭けた試合にそいうことがあると思った。しかし、現状では試合をして勝てるほど相手は甘くない。


「その騎士同士による正式な試合をやる以外に方法が無さそうだな!」


ライサが部下との用事から戻って来て、騎士同士による正式な試合をするという話を聞いて、俺とシェリーの話に割って入ってきた。


「勝てるのですか?」


「普通にやったら、負ける。」


ライサとシェリーが絶望の二文字が現れた。無理もないなんせ、俺ほどの能力を持つ奴はこの雷音族の国にはいないだろう。


「けど、一度きりのしか通じない作戦が成功すれば勝てる!」


おう!とさっきの絶望的な顔が笑顔になっていた。


「さようですか?」


「あーあ!」


「では、早速騎士同士による正式な試合をしましょう!」


そう言うとこの訓練場で一番偉そうな人に話かけに行こうとした時に、俺がライサを止めた。


「まあ、焦るな!今は、俺がどの武器を使ってライサと戦うべきかを探す必要がある。それに、ライサが試合を受けるとは一言も言ってないだろう?」


「そうですね。では、戦うための武器とライサさんに話かけて、試合を受けてもらうのどちらを先にしますか?」


武器を最初にと言いたいところだけど、日本では、この世界のような殺傷性のある武器を持つこと自体犯罪だから、どの武器を使っても一緒だろう。だから、先にライネに話しかけるべきだろう。


「先にライネに話かけよう。」


「わかりました!」


そう言うと、ライネが俺達がライネを見ていたのか、ライネがこちらに近ずいて来た。丁度、休憩に入っているところだったからだろう。


「この男は誰ですか?ライサ様」


なんかすごい迫力と威圧でこちらに話しかけてくる。さらに、なぜか態度がデカい。


「この人は、シェリー様の兄であられるユウタ殿だ!」


ライネの方は、以外だったのか動揺していた。しかし、それは一瞬だけだった。そこからすぐに、俺の方を、観察してきた。

とりあえず、話かけよう。


「どうも、シェリーの兄である。裕太です。」


笑顔が話かけたけど、これが逆に彼女の警戒を高めたらしい。


「シェリー様には兄はいなかったはずですが?」


「昨日、聖杯の儀をしたのですよ。」


「なるほど!」


これを聞いたことで、俺に少し友好的に態度をとってきた。恐らは、シェリーがわざわざ聖杯の魏という儀式をして兄にしたことが原因だろう。

ここは、素直にライネを家族にしたいことそして、俺が雷音族の族長になろうとしていることを話してから試合を申し込むべきだろう。


「ライネ、 俺は次の族長になる。それにあたって、戦術ゲームは俺はできるが、武力の戦いはできないだから、俺の家族になって、俺の代わりに武力の戦いをやってくれないか?」


ライネ、ライサ、シェリーは動揺を隠しきれないほどに驚いていた。特にライサとシェリーは試合を受けた後に俺がこの事を言うと思ったのだろうから。


「なるほど!私を家族にしたければ、ユウタは俺に力を見せつけてもらおう!」


一人称俺って、男かよ!普通は女だったら私だろ!まあ、いい。これで、試合を受けてくれるし勝てば家族になってくれる。


「いいでしょう。俺の準備ができ次第に始めましょう。」


「まあ、せいぜい頑張れ!」


なんか超ウザいんですけど!まあ、俺の身体を見たら、そりゃ、そうなるか。


「お兄様舐められすぎです!」


「いや、むしろ舐められている方が作戦が成功する。」


「わかりました。では、我慢します。」


──────────────────────


どの武力でも変わらないから、無難な剣を選んだ。とりあえず、ライサから基礎の剣の使い方を、教えてもらいおわったところでライネのところに行った。


「やっと来たか!もしかしてたら、怖くて逃げたのだと思ったよ。」


マジウゼー!絶対勝って謝らせて後で後悔させてやる。


「そんな、わけないだろう!早く始めよう!」


ギャラリーが増え始めたところで始めた。


知らない中年の男性が審判になった。


「では、どちらかが降伏を自分で認めるか、致命傷になるような攻撃を相手に与えそうになったら負けとします!では、始め!」



まともな練習もしてない上に素人同然なような構えをしていたことで、回りから少し笑われている。そして、笑っている人にシェリーがとてつもない威圧を放っている。この事を気にしているほど俺に余裕はないから無視して集中している。


「剣の素人が、俺に勝とうなんて甘いよ!」


そう言って、舐めているとしか思えないような、スピードで俺に剣を、向けて走ってきた。しかし、これは、俺が勝つ為の作戦をいきなり切り出すことできるとは、本当に幸運だわ!更に俺は、中高て部活がバスケだから、この程度のスピードには、目で追うことができるから余計に幸運だわ。

だから、剣の突きを避けて、突きに使った右腕を俺の右腕を絡めて高校の体育でやった柔道の技を使って、ライネを地面に叩きつけて俺の剣を、彼女に向けた。時だった、審判が叫んだ!


「勝者、ユウタ!」



誤字脱字とか勘弁してください!

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