第5話 仲間?
この異世界での、オシャレそうな店に入っていった。俺は、シェリーの職業のせいか、美貌のせいか、注目を集めていた!
そして、席に座るとシェリーから話をきりだした
「ユウタ様の神眼の力で私のすべてが見えているのですよね?」
「名前以外ならだいたいわかる」
「でしたら、私が雷音族長の秘書であることは知ってましたよね?」
「あーあ、知っていた。お前は雷音族長の秘書だろう、そんな偉い人がなぜ盗賊に襲われる?」
「それは、今の雷音族には族長がいないことや、この国が経済的にそして軍事的に危機にあるからです。」
「軍事的な危機なら分かるけど、経済的というのはど言うことだ?」
「雷音族は、タリム地方では孤立していますなぜなら雷音族の土地を取ることができたら、ほかの部族に侵略する足掛かりになるからです。それにより、楽に侵略する目的から経済的な危機にすることで国民から、他部族に願えさせようとしているのです。」
「なるほどな、で、どうするだ?」
「次の族長に何とかしようと思います。それで、ユウタ様の神眼について詳しく教えてください。」
「丸投げだなー。俺の神眼はほとんどのことを見透かすことができるけど、神罰は、与えることはできない。」
「そうですか、でもすごいですね固有能力を持っていることじたい。」
「かもね」
「あの、雷音族の族長になる気はありませんか?」
「あるよ、なんせこの世界では俺は何も持ってないからね。」
「この世界というのはど言うことですか?」
「あーあ、俺は異世界から来たんだ」
「そーだったのですか!だから、固有能力を持っているのですね。」
「あまり驚かないんだね?」
「異世界からくる人はこの世界の歴史では、よくあることです。」
「そうだったのか。だったらそいつらがどうやって帰ったから知ってるか?」
「すいません、すべての異世界人は、この世界に残って生涯を終えています。」
「マジかよ」
「ですから、この雷音族の族長になるのを手伝いましょか?」
「それは、助かるけどなんで異世界人の俺を、助けるんだ?」
「それは、異世界人が族長になったり、国王になったりした国は繁栄をしているからです。それにユウタ様は、私を助けてくれたことも理由の一つです。」
「わかったけど、それでも、信用できない。ラノベによくある俺を利用するだけ利用して最後は裏切られて殺されるって言うのがよくある事だからな!」
「わかりました。でしたら、聖杯の儀をするのはどうですか?」
「聖杯の儀ってなんだ?」
「聖杯の儀とは、他人同士を親子の関係にしたり、兄弟の関係にする儀式です。」
「どいうことだ?なんでそれで家族になるんだ?」
「それは、聖杯の儀をする人に特殊な魔法をかけるからです。」
「特殊な魔法って、危なくない?」
「いいえ、ただ魔法の力で家族であることを認識させて、さらに、魔法の力で家族の中で上の位が高い人の言うことは絶対服従で、裏切れません。もし、裏切ったら、魔法の力で殺すされるだけです。」
「なんるほどな、魔法の力で、殺されるって言うのは怖いけど、裏切れないって言うのはいいね。」
「そうですね!」
まあ、悪い提案ではないな、家族になれば寝所も手に入って、族長になるための仲間が手に入るし。ただ仲間というのは疑問だけど。
「わかった。なら、やろう」
誤字脱字とか勘弁してください!