表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

4.冒険者です

 あのあと聞いた話だが、1人の人間は5種類の魔法の中の1種類しか扱う事ができないらしい。

「………ァ?」

 壁を直した後色々と試されたが、私は攻撃、防御、強化、回復、創造の5つとも使えるようだ。しかも私は膨大な魔力を所有しているらしい。

「………と……ァ?」

 お母さんが言うには、一般的な魔法使いでもあれくらいの攻撃魔法を使ったら疲れてしまうとの事。しかもそのあと色々と魔法使ったのに全く疲れなかった。

「……………ア……よ!」

 うーーん。そこまでの能力いらないんだけど………。私は静かに暮らしたい。あ、でも本のためなら少しくらい煩くてもいいや。そして、出来れば好きな事して暮らしたい。

「ちょっとアリア!?シチューこぼしてるわよ?」

 え?あ、ヤベ 考え事してて気づかなかった。あーあ、もったいない…

「ごめん お母さん」

 台拭きをもらいこぼしてしまったシチューを丁寧に拭き取る。ちなみに今日のシチューも焦げている………うーんそろそろ私も料理しようかな、お母さんよりは上手くできる自信があるし。

「あ、そうだアリア、貴女ダンジョンに興味はない?」

 焦がし魔人…じゃない、お母さんがそう聞いてくる。ダンジョンって、あのモンスターがうじゃうじゃいるけど運がよければお宝ゲットできるあのダンジョン?

 興味なくはないけど、魔道書とか魔法道具とか財宝とか見たいし欲しい。特に魔道書!

 うーん、他は売ってお金にしたいしやっぱり全部欲しいかな。

「興味はあるけど、確かダンジョンは冒険者登録をしないと行けないはずじゃ…」

 そうなのだ。産まれてから約8年。自慢じゃないが私は家から半径1キロより外に出た事がないから冒険者登録もしていない。

「あ、その件だけどあの後私が登録しておいたから、アリアがよければだけど明日お父さんと一緒に行かない?」

  ブフォッ!!

 お母さんの一言で私は目の前に座っているお父さんの顔面に向けて盛大に飲んでいた紅茶を噴き出してしまった。

 ごめんお父さん……。

 やっぱり短いですね…w 次回はダンジョンの話になる………かな?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ