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赤の女神?いやいや私は真っ黒よ?  作者: ただの酔っ払い
第1章私が大魔王である!
8/8

とても優しいそんなもの

短いです

 背景お父様お母様、お元気でしょうか。私です。シェラです。

 壮絶な任務を受けた後疲労で倒れてしまい、ギルドのベッドで休ませてもらっていたようです。面倒見がいいギルドで良かったと思います。寝起きで二度寝しそうな微睡、そんな優しいひと時、夢を醒めさせる現在の状況を除けば・・・ですが・・・・

 

 私の眼前に迫るは雄大な双丘、その大きさと問われれば手で抑えることはもうかなわない、しっとりとしていて、滑らかで、押すと沈み込み優しく包んでくれる、そうそんな存在。


 そう


 「おっぱいだぁっ!」


「うぅん、なにぃもぉ~」


 むぎゅぅ、そうむぎゅうだ、むにゅうである私に対してのむぎゅうな仕打ち、変幻自在に変形するそれはとても悪魔的で、天使のような優しさにあふれていた


 「なぜ、こんな暴力的な物が、顔面に押し付けられているのか、わからない私にはわからない、こんな仕打ち決して許されるものではない!」


 「やぁん!」


 こなくそ!っと艶やかボイスと無慈悲な現実から無理やり抜け出したところで、またもや現実に引き戻される


 


 私の前には無駄に外見の良い赤い少女が寝ていた、私はハッとし、自分の全身をくまなくパシパシと叩き欠損がないことを確認し安堵の溜息をする。


 「いき・・・てる・・・・この子敵じゃなかったの?」


 「なによぉ、さっきから気持ちよく寝てたのにぃ・・・・、私を見て怯えるのは良いことだけど今はまだダメよ、もうちょっと寝ないとパリッと出来ないのよぉ」


 赤い悪魔が私の腕を引きベッドに横倒しにされ抱きしめられ、またゆっくりと寝息を立て始める。私は少女の体温を感じながらふぅっと一息つけ


 「あぁ、思い違いしちゃってたのか、悪いことしちゃったなぁ・・・・こんな小さい子に、目が冷めたら謝んなきゃ・・・・」


昨日の疲れが残っていたせいか、少女のぬくもりもあり段々とまぶたが降りてくる。


「あぁ、おっぱいやわっこいなぁちくしょう」


泣いた。


私もおっぱいになりたい

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