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夏生詩集3

あきらめ

作者: 夏生

あきらめたら

終わり

あきらめちゃだめ


どうしようもない

の壁の前にいつも

貼ってある言葉


あきらめた方が

いいことだってある

壁に向かって投げつけた


あきらめるには

まだ早い

が壁の向こうから

聞こえてくると

やる気が顔をあげる


あきらめたら

止まってしまう

止まってしまうのだ


あきらめる直前まで

動いていたものが

なかったことのように

チリヂリになってしまう


それも必要なときがある

止めなければ進まないときがある

絶対、は、ない


傷だらけアザだらけ

涙のあとを幾度も更新しながら

あきらめるあきらめないを

くりかえしていく








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― 新着の感想 ―
[一言] 夏生さん、おはようございます。 自分の前に立ちはだかる巨大な壁には、実は次の世界への扉がどこかについているかもしれないって、読んだことがあります。 乗り越えようと必死な時には乗り越え…
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