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転生したと思ったら現実だった件

作者: さゆ

毎日毎日労働

こんなはずじゃなかった

社会人とは、もっと楽しいところだと思っていた。


高校大学で友達がいなかった俺が、

会社で友達ができるわけなかった。


電車での行き帰りも一人。


今日も北海オンエア見ながらストゼロ決めるかぁ。

そう思いながら歩きスマホをしていた時、


足場がない


一瞬にしてそう感じた。


ここは駅のホーム。

落ちる体はもう止まらない。




はっっっっ、、

家、、家だ、

俺のアパート、

いつもの布団、、


夢、、だったのか、、


いや、腕と頭にまだ痛みが残っている


あの時俺は、電車に引かれて死んだ。

確実に、、


てことは、、、まさか、、



俺、転生しちゃ「あ、起きた?」


声をする方に目をやる

立っている。


知らない男が俺の部屋に立っている


誰、、


「あ、俺?駅員だよ駅員。」


駅員、、?


「君、電車に引かれて死んだよね、しかも歩きスマホで、」


そういえば歩きスマホをしてたような、


「遅れたんだよ、電車。2時間」


ああ、それは、、ごめんなさい


「ごめんじゃすまないから、

こういう場合って普通、家族に賠償金払ってもらうんだけど

君、いないでしょ?」


俺の両親はすでに死んでいる。

もちろん嫁も子供もいない。


「だから、はい。300万」


え、それってどういう、、



こうして俺の借金生活が始まった

300万払えば成仏してくれるらしい。


って、どんな仕組みだよ。


まあさすがはJRといったところか。


おれは一年間労働し、300万返した。

何をしたかというと、


お化け屋敷のバイト、

ドッキリ番組の出演、

除霊(対話)、

などなど、、


そして見事成仏した。

もしかしたらこれは、つまらない人生を送った俺への

神からの贈り物なのかもしれない。



いやだったらせめて楽しいことさせr(成仏)

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