35 人物紹介 1
皇太子の誕生日から始まったのに、話がすぐに過去回想となり、逆戻りするまでが長くなったので、人物紹介を入れる事にしました。
しかし、これが案外厄介な作業で、投稿が遅くなりました。また読んで頂けると嬉しいです!
《ジェイド伯爵家》
代々魔力持ちがあまりでない家系
軍の事務局勤務者が多い
☆ユーリ=ジェイド(十六歳)
・学生
・五人兄弟のど真ん中の中間子
・黒髪、黒い瞳、中肉中背
・攻撃魔力・癒し魔力持ち(秘密)
・剣術・武道はそこそこ強い
・絶対音感(秘密)
・歌声に人を心身を癒す力有り(秘密)
・特定の歌で、魔人化した者を人間に戻す『癒しの魔剣』の力を発動させる力有り (国の箝口令によって一部の人間のみ知る!)
・男なのに聖歌隊メンバーから聖女様と呼ばれて尊敬されている
・猛獣使いの異名持ち(野犬、わがまま弟、ピンクモンスターにも懐かれるから)
・とにかく世話好き、お節介焼き
・妹が生まれた時に前世の記憶を思い出す
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☆ジェイド伯爵(四十四歳)
・ジェイド伯爵家当主
・軍の事務局勤めの事務官(陰の司令官の異名あり)
・黒髪、黒い瞳、上背があって筋肉質
・魔力なし
・剣術・武道かなりの強者
・家族思い、愛妻家、子煩悩
・質実剛健、真面目
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☆ジェイド伯爵夫人(三十九歳)
・イオヌーン公爵家(通称癒しの公爵家)出身
・夫とは身分差をごり押しで結婚したほど意志が強い
・金髪碧眼、上品な美人
・しっかり者で情が深い
・家族愛が強い
・強い癒しの魔力持ち
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☆ザーグル=ジェイド(二十歳)
・軍の事務局勤めの事務官
・五人兄弟兄弟の長子で長男
・父親譲りの黒髪、黒い瞳、中肉中背
・学生時代は成績優秀だったが、融通のきかない真面目タイプ
・優しい性格だが思い込みが強い面あり
・剣術・武道はそこそこ強い
・魔力なし
・皇太子の同級生、友人
・婚約者あり(三か月後にアルビー=サンティア子爵令嬢と結婚予定)
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☆ミニストーリア=ジェイド(十八歳)
・花嫁修業中
・五人兄弟の二番目の長女
・母親譲りの金髪碧眼、祖母似の華やかな美人
・従姉妹エミリアと並んで社交界のツートップと呼ばれている程、何事も優秀(ただし音楽が苦手)
・勝気で負けず嫌いの頑張り屋でプライドが高い
・婚約者あり(外交官のアーグス=ガストン侯爵が帰国次第結婚予定)
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☆セブオン=ジェイド(十五歳)
・学生
・五人兄弟の四番目の三男
・母親譲りの金髪碧眼
・父方の祖母譲りの攻撃魔法持ち(ただし、大した力ではない)
・ジェイド家の問題児(本人自覚無し)
・人の言う事を全く聞かない
・幼い頃は感情のままに魔力を使い、周りにさんざん迷惑をかけたため、矯正施設へ二年間入れられて、コントロールを学ぶ
・婚約者あり(サンエット=ココッティ伯爵令嬢)
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☆イズミン=ジェイド(六歳)
・五人兄弟の末っ子の次女
・父方の祖母譲りのピンク髪と父譲りの黒い瞳
・とにかく愛らしくてかわいいと他国まで評判になっている
・時々ピンクモンスター化する
・天才少女で、会話の中身は十六歳の兄と同等程度(兄とべルーク以外では年相応の振り)
・とにかく超超ブラコン(ユーリ限定)で、べルークを目の敵にしている
・学校入学前だが、社交ダンスと行儀作法のレッスンに通っている
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☆ジェイド前伯爵(故人)
・ユーリ達の祖父
・黒髪、黒い瞳
・軍の事務局勤めの事務官
・魔力なし
・愛妻家で妻の後を追うように死去
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☆ジェイド前伯爵夫人(故人)
・ユーリ達の祖母
・ピンク色の髪、緑色の瞳
・華やかな美人
・結婚前は城の女騎士でかなりの強者
・強い攻撃魔力持ち
・歌声に癒しの力を持つ
・家族、特に孫達の面倒をよくみていた、優しくて暖かな心の持ち主
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《カスムーク男爵家》
ジェイド伯爵家に代々執事や侍従として仕えている
☆カスムーク男爵(四十四歳)
・ジェイド家の優秀な執事
・薄茶色の髪、薄茶色の瞳
・病弱な妻を抱えながらも仕事は完璧にこなし、三人の子供を育てている苦労人
・一見冷徹に見えるほど冷静沈着で厳格だが、実は真面目で愛情深い
・主であるジェイド伯爵とは幼馴染みで友人、とにかく仲が良く、互いに信頼し合っている
・結婚する前までは軍の情報部で働いていたので、今でも、情報収集能力に長けている
・ユーリの良き相談相手
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☆カスムーク男爵夫人
・辺境に住む伯爵家出身
・金髪に薄い水色の瞳
・国一番の美人と評されるほどの美人だったが、その美貌ゆえ幼い頃より何度も危険な目に合い、その為に精神的にダメージを受けている
・双子の出産後体調を崩す
・娘が誘拐されかかった事で自身の封印した過去まで甦って、精神に異常をきたして長期入院生活となる
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☆バーミント=カスムーク(二十歳)
・ジェイド家の執事見習い(元ザーグルの侍従)
・カスムーク男爵家の長男
・ザーグルの幼馴染みで同級生
・父親譲りの薄茶色の髪、薄茶色の瞳
・五歳から八歳まで母方の祖父母の所へ預けられ、家に戻ってからも母が入院し、その後、同級生の家で住み込みで侍従として働く
・苦労人で、家族思いの優しく真面目な性格
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☆べルーク=カスムーク(十五歳)
・住み込みでユーリの侍従として働きながら、学校へ通う
・カスムーク男爵の次男で、双子の兄
・父親譲りの薄茶色のふわふわの髪に、母親譲りの薄い水色の瞳
・母親そっくりの顔立ちの、絶世の美女で、妹とも瓜二つ
・成績優秀、運動能力抜群、武道やダンスの名手
・外見は母親似、性格は父親似で真面目で頑固で融通が利かない
・とにかく不器用だが、それを努力でカバーしている
・自分自身の事には全く関心がなく、趣味はユーリの世話
・セブオンに攻撃魔法をかけられそうになって、ユーリに助けられる
・イズミンと犬が苦手
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☆ジュリエッタ=カスムーク(十五歳)
・カスムーク男爵の長女で、双子の妹
・茶色の長い髪に、母親譲りの薄い水色の瞳
・母親そっくりの顔立ちの、絶世の美女で、双子の兄とも瓜二つ
・生まれた時から病弱、母親が入院後は母方の祖父母宅に預けられる
・女の子の六歳の『トウリーヌの祝い』の日に誘拐されかけ、ユーリに助けられる
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☆ベスタール=カスムーク(二十一歳)
・カスムーク男爵の弟の長子(甥)
・ジェイド家ミニストーリアの侍従
・頭の切れる優秀な人物で、ジェイド伯爵が将来はユーリの執事にと考えている
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《イオヌーン公爵家》
代々の王家を強力な癒しの魔法で支える筆頭公爵家
☆イオヌーン公爵(三十八歳)
・イオヌーン公爵家当主で、ジェイド伯爵夫人の弟
・コーンビニア皇国の宰相で、国皇の右腕
・王に次ぐ地位にいるが、姉のジェイド伯爵夫人には頭が上がらない
・甥のユーリの能力に期待している
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☆イオヌーン公爵夫人(三十九歳)
・義姉のジェイド伯爵夫人とは幼馴染みで仲がいい。
・義姉と共に子供達の成長を優しく見守っている
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☆エミリア=イオヌーン(十八歳)
・イオヌーン公爵家の長子で唯一の娘で下に弟が数人いる
・厳しいお后教育を受けている
・プラチナブロンドヘアに淡い水色の瞳、透き通るような白い肌、薄い眉毛のクール美人
・従姉妹ミニストーリアと並んで社交界のツートップと呼ばれている程、何事もそつなく完璧にこなす
・性格を一言で表すなら『糞真面目』で、人に甘えられず無理し過ぎて、限界に近い精神状態
改めて話を見直していると、色々齟齬が出てきて、編集し直したりしています。
あれ?と思う方もいらっしゃると思います。申し訳ありません。




