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レのススメ  作者: 檸=
20/26

#20 珠玉の逸品! CDの感想です(曲紹介)

今回は三浦春馬さんの「Night Diver」に収録曲されている曲について触れてみたいと思います。



「Night Diver」


宣伝はされていませんが、それでも耳にしたことがある方は少なくないと思います。透き通るような声で淡々とあまり抑揚を付けない歌い方(※この曲は)なので、映像を見ないで音だけ聴くとその時の感情によって感じ方がいろいろ変わってくると思います。歌詞の「ルー●してる」のところと「Ni●ht Di●er」のところは思わず口ずさみたくなります。あの曲を聴くといつもあの夕日のような照明が照らすセットの中で水飛沫を上げながら躍動感のある力強いダンスと、それに反するような物悲しげな切なさが滲む彼の表情が脳裡に蘇ります。この歌を聴くと同時に必ず映像も見たくなる。あの美しい映像が恋しくて…。いろんな意見がありますが、単純に美しいものは美しい。春馬さんの渾身のダンスに魅せられて、何度見ても目が釘付けになります。歌い方は激しくないのに、その表情やダンスが表現力豊かで歌声が合わさるとそこにストーリーが浮かんでくるようです。それを体感したくて見てしまうんでしょうね私。

 月並みな言い方になってしまいますが、春馬さんは表現者として本当に素晴らしい! 歌もダンスもただ上手いとかではなく、それを越えた彼にしか表現できない何かが伝わってくるんですよね。透き通るような歌声はどこか中性的な艶やかさがあり、それが地声にもファルセットにも感じられるので、バラードはとくに終始恍惚とさせられてしまいます。ダンスは彼の役者として培ってきた表現力がまさに生かされている気がします。キレッキレでカッコイイのはもちろんのこと、指先まで魂が宿っているかのように繊細に感情が表現されています。今作の中で、春馬さんが物悲しげな表情で手を伸ばす動きがあるんですが、それが誰かに助けを求めているようで、見る度胸に込み上げてくるものがあります。彼のそのパフォーマンスが素晴らしいほど感情が揺さぶられて何度泣いたことか…

歌い出しのことろでは一緒に歌詞を口ずさんでいたのに、ふとした瞬間哀しみが込み上げてきてしまいます。

CDと映像、どちらも素晴らしいので、ぜひ合わせて視聴してこの世界観を感じていただけたらうれしいです。



●余談ですが

MVで「N●ght D●ver」のフレーズを言う前の丁度曲の節目に当たるところで胸に当てた手を前後させる(?)振付けが好きです。間奏のところで高く飛び上がる所も勇ましくてかっこいいですよ。あの歌の振り付けは彼のためにあり、彼が踊るからこそあの儚さが出せるのだと思います。リアルタイムで見たい…




「ONE」


この歌はファルセットと地声の絶妙な歌い分けがセクシーなところが気に入ってます。話し声も既にイケボな春馬さんですが、歌ってもそれは変わらず――というかより際立って聴こえるかも? わたくしはこの艶やかボイスの虜になりました。アデボ好きぃ。。。

この歌は早口が多いのでシャープな印象です。「Night Diver」のイメージカラーが映像に出てくる夕日(?)の橙色だとしたら、「ONE」は青色な感じがします。なぜかこの歌を聴くと侍姿で殺陣をしている春馬さんの姿が浮かんでくるんですよね。日が暮れて青みがかった景色の中で鮮やかに剣を振るう姿が…

この歌もカラオケに絶対入れてほしい!(←※コロナ渦になってからは私はカラオケ店には行ってません!) てか春馬さんのCDに収録されてる曲全部入れてほしい!

春馬さんを愛するファンも、彼の歌が好きになった人も、いろんな人に歌い継がれて、この歌と春馬さんが生きた証が後世にも伝わっていくためにも、切にそう願います。




「You&I」


こちらは春馬さんが作詞作曲した歌です。ゆったりとした穏やかな時の流れを感じさせます。大人の空間を思わせる描写にはドキッとさせられるかも? ゆずファンとのことなので、その影響を受けてもっとポップな歌なのかと思いきや、これは意外でした。メロディアスでまったりとしていて、男女双方の視点で描かれているのでストーリー性もあり、なんだかミュージカルを見ているような贅沢な気分になりました。なのでこれは彼が今までミュージカルで経験したことが、曲作りにも反映されている気がします。春馬さんはこんな風に、殺伐としてなくて穏やかな生活を望んでいて、こんな関係を築いていきたかったのかも。この歌がその希望とか本心を表しているようで、とても胸に染みます。


それかこれも想像にすぎないのですが、こんな風にも感じました。この歌は一見相思相愛で幸せを歌っているように聞こえるけど、実はそうではなくて、その奥には別の意味も隠れているんじゃないかとだんだん思えてきました。心と心はとっくに結ばれているはずなのに、どこか気持ちを全部打ち明けきれない事情があるようにも感じるんですよね。気のせいかな…?

過去に愛し合っていた恋人と結ばれたくてもそうなれなくて、そのことを描いているのかな? とか。結ばれたはずの糸と糸が何かの理由で解かれてしまった――そんな悲恋の歌なのかも? とか…

勝手な想像で、すみませんが。。。

愛おしそうに過去を振り返っているような、だからこそ切ない感じがします。

わたしはこう感じましたが、感じ方は人それぞれ。

「You&I」はとても穏やかで美しい歌なので、おすすめです。


●追記


この歌を聴くと男女が踊っているイメージが浮かぶので、その様子も見たかったなぁ…

やっぱミュージカルがいい! この歌で春馬さんは、女性のパートを声色を変えて歌い分けているのもポイントです。



演じることも創作することも歌もダンスも。その他いろんなことに挑戦し続けていた春馬さん。

表現者として人として誰よりも尊敬しています。

あなたがいない世界は今もまだ受け入れられません。いなくなったことになんかできません。

これからも心の中で映像の中で、あなたがそこで生きていると思って生きて行こうと思います。


今はまだ公開されていないドラマや映画、それを見届けること。それだけが生き甲斐です。


明日は春馬さん出演の「カネ恋」・・・

はあ、時間が過ぎるのはなんて早いんだか

コメディだけど泣きそう。。。

でも絶対見ますっ!!

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