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アグストヤラナの生徒たち  作者: Takaue_K
二年目
56/150

第17話-1 学府遺跡の探索



 一日掛けて必要と思われる武防具や道具をこっそり集めて教室にまとめていたアベルたちだが、生徒や教師たちは何れも試験が終わって気もそぞろになっていたためか、その行為を誰にも見咎められずに済んだのは幸いだった。



 夜半になり、消灯時間を自室で待った後四人は武器や荷物を手にし、ダーダを伴い教室を出た。



「ダーダ、レニーたちと見つけた遺跡の入り口は分るかい?」


 アベルがそう問いかけると、肯定を示すようにダーダが吼えた。



 事実、ダーダは暗い山道をものともせず、のしのしと歩いていく。傾斜する山道をずんずん進むと、やがてダーダが足を止めた。



「ここだね?」


 眼前には、人三人が縦に並べそうなほど大きな穴がぽっかりと口を開いている。



「多分そうじゃないかと思いますわ」


「それにしてもでかい穴だな…レニーが氷で作った大鎌でぶった切ったんだろ?」


 アベルの感想に、レニーが口を尖らせた。



「そんな言い方止してくださいましな。まるで私が馬鹿力で切ったみたいではありませんか。そうじゃなく、ダーダとグリューという重量級の二人が乗っていたせいです。私は悪くありませんわ!」


「わ、悪かったよ…」


 レニーをなだめ、アベルは周囲をさっと見渡した。見張りはいない。



「よし、それじゃ早速降りよう。ダーダは…あっ?!」


 見張りに残ってくれ、そう言うより早くダーダは一声吼えるとそのまま飛び降りてしまった。



「あの…馬鹿犬!」


 ダーダを単身引っ張り上げられる人はまずいない。アベルは元々ダーダをここまでの道案内役にするだけのつもりでいたのでこれで計画が狂ってしまった。



「飛び降りてしまったものはもう仕方ないわ。それよりは、この先もムクロの匂いを追ってくれることを期待しましょう」


 やむを得ず、作戦を変更しダーダも連れて行くことにしたアベルたちも降りることにした。



「大丈夫、レニー? 重くないか?」


 アベルは飛べないので、レニーに抱えてもらう形で降下するしかない。



「なんとか大丈夫ですわ。グリューやダーダぐらいになるとまず無理ですけど。それにしても人族は不便ですわね、空を飛べなくて」


「全くだよねぇ…空を飛ぶのって、すっごく気持ち良いのに。アベルも飛べれば良いのにな~」


 隣をくるくる飛ぶリュリュも同意する。



「無茶言うなよ…」


 苦笑するアベルの隣でリティアナが助け舟を出した。



「空を飛べなくてもやりようはいくらでもあるけどね」


 そういうリティアナは地上の太い木に先端を絡めた鎖にぶら下がる形でゆっくり降下している最中だ。



 曰く、その鎖は特別な金属製で伸縮・形状自在(液体のような金属でできていると説明されたが、アベルにはどうしても固い金属が水と一緒だとは納得できなかった)、仮に切られても魔素を使うことで再生・延長することが出来るのだという。



 確かにやりようかもしれないが、これは特殊な例だろう…アベルは内心思った。


 底に降り立った三人はリティアナが鎖を手元に戻す間に手馴れた手さばきで灯りを用意する。程なく持参しておいた松明二本に火を灯すと周囲を改めて見回してみる。



「ほわぁ…」


 リュリュが思わず感嘆の吐息を漏らした。



 アベルも、そして一度見ていたはずのレニーですら言葉を失っていた。


 レニーが先に訪れたときは暗闇のせいでわからなかったが、壁も床も磨き上げられたかのように滑らかだ。松明の灯りが滑らかな石肌に反射して赤々と室内全体を照らしているが、部屋全体がその調子なので、自分たちが専用にあつらえた収納箱に詰められた人形にでもなったような不思議な気分になってくる。



「ダーダ、ムクロの行った方向はわかるか?」


 そう言いつつ、アベルがそう問うとダーダは一声、自信たっぷりに吼えた。



「よし、それじゃあ案内してくれ」


 そういうと、ダーダは地面に鼻をふんふんと鳴らしながらあちこち歩いている間、アベルは辺りを見渡し自分たちのいる部屋の把握に務めた。



 元来は綺麗な四方形の部屋だったのだろうが、左手奥の一部が崩れ人一人が余裕で通れるくらいぽっかりとした穴がむき出しになっている。前回レニーはそこから進んだのだろうが、今度のダーダはその反対側に向かって進んでいく。



「うん、ここに入り口があるみたい。でも、開け方が判らないんだよね…」


 一足先に壁際の探索を開始したリュリュが何かを見つけたようだ。



 駆け足で傍に寄ると、なるほどダーダが鼻を寄せる先には岩肌の一部に黒水晶のような昏い長四画の一角が見える。大きさはアベルの掌より少し大きいくらいか。



「ちょっと見せてくれる?」


 そう言いながら屈んだリティアナはしばらくその一角を撫で回していたが、やがて二言三言呟くと指先でとん、とんと軽く叩くようにして数回触れる。と、表面に青緑色の細長い線虫のような輝きがのたくった。



 岩肌の下に見えているそれは規則的に動き、まるで紋様のようにも見えなくもない。それもすぐに見えなくなったかと思うと、傍の岩肌がかすかな金属のこすれるような音と共に横滑りし、人一人分が通れるほどの口を開けた。



「おお…すごーい!」


「ふふ、これと似たような造りをした遺跡に以前潜ったことがあってね。魔素を送り込んで開かせる必要があるの。周りの雰囲気が似ていたし、恐らく開け方が通じているかもと思ったけど、やっぱりそうだったみたいね」


 腰を伸ばしたリティアナが事も無げにそういうのを、ダーダの頭に腰掛けていたリュリュは感心したように見上げている。



「それにしても、どういう仕組みなのかしらこれ」


 レニーが不思議そうに首を傾げると、リュリュが勢い込んで話しかけてきた。どうやらリティアナに触発されたらしい。



「すっごく高度な錬金術を複数組み合わせてるんだと思う。というより、ひょっとしたらここ自体がそうかも…」


「なるほど。その可能性は十分ありえますわね…」


 通路の岩肌を確認したレニーが頷く。



「どう考えても普通の遺跡とは格が違いますもの。ですが、どうしてこんなものがアグストヤラナの地下にあるのかしら?」


「そういえば何でだろうな。リティアナは?」


 リティアナもさすがにそこまでは知らないのか、首を振る。



「情報が少なすぎるわ。ここだけでは何とも判断できないわね」


「でも、ムクロはどうやって通ったんだろう?」


 首をひねるリュリュに、リティアナが答えた。



「あらかじめ鍵を渡してあるんだと思うわ。適当な核鋼に応答する魔素を吹き込んだ」


「ああ、なるほど。それさえあればいつでも自動的に通り抜けられるわけだ。頭いいなぁ」


 リュリュは腕を組んで感心しきりだ。



「…そうだ、ねえアベル!」


「やらないよ。教室でそんなことしてたら煩わしいだけじゃないか」


 先手を打たれ、リュリュが口を尖らせた。



「にしてもそう考えると、この学府で手引きしている教師がいるって可能性は尚更高くなったな」


「この遺跡のことも知ってる…教師?」


 その言葉に、仲間たちは思い思いに自分たちの考えを口にする。



「校長は知ってるだろうけどもちろん除外するとして。あとはドゥルガン先生とアルキュス先生なら知っていそうですわね」


「といっても校長の懐刀の二人の可能性は低いんじゃない? メロサー先生とかジーン先生はちょっと考えにくい…かなぁ?」


「判りませんわよ? 意外とあの人が、ということもありますもの。あとは錬金学科の講師をされているバゲナン先生も…」


 ああだこうだと話しているアベルたちに、リティアナが先を促した。



「四方山話はいいけどそろそろ先に行かない? 見回りがどこを通るか判らないんだから、さっさと行かないと駄目よ」


「それもそうか。それじゃあ先に進もう。ダーダ、行こう」


 暇そうに大あくびしていたダーダが合流し、通路をとことこ進んでいく。曲がりくねった長い廊下を慎重に進みつづける間、四人は自然と口数が減っていった。



 明らかにこの遺跡が自分達の知るよりはるかな高みにある者が造ったことを肌で感じている彼らは今、畏敬の念にも似た感傷に浸っていたのだ。



「ん…ここは今までとちょっと違う?」


 小一時間かけて行き着いた先は丸天井に覆われた円形の広場だった。



 そこでこれまでと違って四人の目を強く惹いたのは、部屋一面に均一に並べられた円筒系の調度品の群れだ。



「これ、何だろう?」


 いずれも円柱部は透明で、長さは子供の背丈くらい。四方に三点ずつ、ぐるりと空いた中央部を囲む形で配置されているが、ほとんどが割れたり欠けたりしていて本来の形が残っていない。唯一、侵入口の右手奥にある一本だけが元の形を残しており、中をよく判らない薄緑色の液体が満たしているのが見えた。



「玻璃…じゃないみたいね」


 床の上に散らばった透明な破片を手にとって見たリティアナが首を傾げる。玻璃特有の冷たさと重さが感じられないし、同じ組成物で出来ているらしき円筒を手の甲で軽く叩いてみると返ってくる音はこんこんとやけに軽い。



 だがこれらが玻璃だろうとなかろうと、資産を潤沢に持つ領主と呼ばれる身分の者ですら、ここまでの質の品を大量に所持している者はおるまい。


「円柱一本でも持ち帰ればかなりの高値で売れそう! ね、ね、後で一本くらい持って返れないかな?」



 そう勢い込んで言うリュリュだが、


「どうかしら…確かに軽いことは素晴らしい利点ですわ。けれど、それは加工ができるという前提の話ですもの」


 そう言いながらレニーは大きめの破片を槍の穂先で突いてみせた。結構力を込めて突いたはずなのに、傷一つ付いていない。



「レニー、これ何だか知ってるの?」


 興味深そうに穂先を覗き込みながらリュリュが尋ねる。



「いいえ、知りませんわ。ただ、前に落ちたときグリューが通路に埋まっているそれと同じようなものを穿り返そうとして、結局諦めたからそう思っただけですわ。大体、持ち帰るとしてその後どうするつもりですの? 購買に持ち込んだら一発で私たちが勝手に忍び込んだことがばれてしまいますわよ」


「うぐ、そういえばそっか。うーん、だけどやっぱり捨て置いてくにはつくづく惜しいなぁ…」


 そう言いながらも、まだ名残惜しげに色々弄っているようだ。



「この中身は何か判る、リティアナ?」


 一方、アベルは唯一無事な円柱の中身を気にしていた。円柱を揺らしてみるが、根元が金属製の台座にがっちり固定されていてびくともしない。かといって上のほうは半円状のこれまた金属製の蓋が固く閉まっていて、中身を覗き込むこともできなかった。



「判らないわね。わたしも、こんな遺物ははじめて見たし」


 リティアナも丹念に調べていたが、諦めて首を振る。小一時間ほどその場を調べていた四人だったが、結局何の得るところも無かった。



「これ以上ここにいても判ることは無さそうだな。先に進もう」


「それもそうですわね。時間を無駄にしてしまいましたわ…ほら、あきらめなさいなリュリュ」


 錬金術師の血が騒ぐのか、なおもまだ後ろ髪を惹かれるようにしているリュリュをレニーが無理やり引っ掴み、一行は改めて新しい道を求めて探索する。



 次の部屋の探索はちょっとてこずった。今までの方法が通じた岩がどこにも見当たらず、更に一時間ほど費やした結果、入ってきたところから見て左前方の壁にめり込んだ形になっている円柱が怪しいと結論が出た。



「といっても何をしたらいいんだろう?」


 リュリュが首を捻る。



 円柱と左右をつなぐ壁には隙間が見えない。ただ、円柱を叩くと軽い反響音が返ってくることから、この向こうに道があると判断したのだ。



「ぶち破れないかな?」


 そういったアベルに、円柱の根元に屈み込みながら調べているリティアナは冷たく言った。


「賭けてもいいけど、あなたじゃ絶対無理よ。馬鹿力のグリューでも壁に傷つけられなかったんでしょう?」


 その言葉にアベルは幾分傷ついた。



「どこでも構わないから適当なところから開けって魔素を送って命令できませんの?」


 レニーの言葉に、円柱にへばりついているリュリュが調べながら答えた。



「そんなことができるなら苦労しないって。リティアナがさっきやったのは――ついでに言えばボクがクロコに命令するのも同じ理屈なんだけど――そういう、命令を伝えるための魔素を送り込むための専用の受け取り口があるんだよ。そこから通さないと、魔素は金属を伝ってる間に紛れて消えちゃうの」


「ん? それっておかしくないか? だってレニーは槍に氷を纏わせて斧を造ったりできるじゃないか」


 アベルがそう尋ねると、リュリュがちょっと顔を上げて、どう説明するか考え込む。



「うーんとね。大雑把に言うと、魔素って色んな形にできるんだけど、あんまり複雑なことはさせられないんだ。その例で言うと、レニーは『魔素を氷にする』という形で使用してるだけで、どんな形にするかは魔素が決めてるわけじゃないの。レニーの気分で、槍にも斧にもとんかちにもできるんだよ」


「私、とんかちになんてしませんわ! 無骨で美しくありませんもの!」


 憤慨したようにレニーが口を挟んだが、リュリュは無視した。



「んで、この扉の場合は、『氷になれ』という命令の代わりに『開けろ』って命令を送るの。けど、氷の場合は氷という形になって残るわけだけど、開けろって命令ははっきりした形になるわけじゃないよね? そのままだと何にも残らないから消えちゃうんだ」


「判ったような判らないような…じゃあクロコはその辺りをどうしてるんだ?」


「えぇとね…クロコに限らず基本的な錬金術は、魔素を管理する核鋼それ自体が色んな命令を覚えておけるようになってるんだ。つまり…」


 アベルの顔を見て、リュリュは一端言葉を切った。



「ごめん、もっとざっくり言うね。核鋼とは別に命令を保存できるの。だから複数命令できるんだと思って」


「そうか、なるほど。判った」


 そう即答したアベルを見て、リュリュはこれ以上の説明をあきらめた。


「うん、わかってくれてよかったよ、嘘でもね」



「ほら、いつまでも馬鹿やってないの。開いたわ」


 それまで黙って作業していたリティアナがそういった直後、ごぼりと水面下で大きな泡が生まれるような音がして円柱が左右に割れた。



「おお! すごいな、どうやったんだ?」


「別に大したことじゃないわ。『反射しろ』と命令した微量の魔素をあちこちから送り込み続けて、返ってきたところから無理やり『開け』と命令した魔素を流し込んだだけよ」


 そう答えたリティアナだが吐く息は荒く、額には大粒の汗が幾つも吹き出している。相当無理をしたらしいことがアベルにもわかった。



「…ありがとう、リティアナ」


「ううん。さあ、行きましょ」


 頷いて先に踏み込んだ先の通路は土砂で埋まっている。だが、埋もれているすぐ傍には崩落した天井の余波を受けてグリューが飛び跳ねても問題なさそうなほど大きな穴が開いていた。


 幾ら頑丈な遺跡と言えども、自然の力には適わないということだろうか。



「こっちに行ってみるしか無さそうだね」


 ダーダがさっそくその隙間を歩き出したのを見て、松明の残りが充分あることを確認したアベルが先頭で入っていく。抜けた先の通路は程なくして、開きかけの両開きの扉に辿り付いた。



「これまでに見たことの無い形の部屋ね」


「うん。中も今までと違うみたい」


 そう答えたリュリュは開かれた扉の向こうへ目を細めて見る。三人もその場から覗いてみると、部屋の中に様々な物が乱雑に積み上げられているのが判った。


 よくよく見れば先ほどの部屋にあった円筒や、その上下を支えた金属製の蓋、或いは壺や甕に酷似したものも見える。さしずめここは物置部屋だろうか?



「ダーダは一旦ここで待機だ」


 ダーダがくぅんと鼻を鳴らしたが、 狭いから音を立てないで行くのは難しそうだからと伝えるとおとなしくその場に伏せった。



「よし。それじゃあ、注意して行こう」


 アベルとリティアナ、そしてレニーは物が散乱した中を、わずかな隙間を狙って足を踏み出していく。狭い足場と無縁のリュリュはレニーの傍を飛びながら周囲のがらくたを観察するのに忙しいようだ。



「色々なものがあるけど、これらは一体何なんだろうな。使った気配が感じられない」


「遺跡を使ってた人たちの物置か…或いは倉庫かもね」


 リティアナの呟きに、リュリュが勢い込んで尋ねた。



「ね、ね、それじゃもしかしてここに核鋼や素体落ちてないかな?」


「そうね、その可能性は十分あると思うわ。けれど調べるのは、探索が終わって時間が余ったらよ。荷物を増やしてうろうろしたくは無いでしょ? もっとも、リュリュが全部担いでくれるなら構わないけど」


 その言葉はリュリュにとっててきめんだったようだ。なにかごにょごにょ呟くと、探索を諦めてアベルの肩の上に載った。



「あれ、リュリュ。探索はしないのかい」


「…アベルも意地悪言うんだね。良いの、楽しみは後にとっておくんだから。後でいいもの見つけてもぜ~ったい分けてあげないからね!」


 そう言ってべぇっと舌を出すリュリュにアベルが苦笑いを浮かべたところで、四人はここに来てはじめて人の声を耳にした。



「アベル、今のって…」


 声は前の方から聞こえてきている。誰からとも無く口をつぐむと、もう一度。


 今度は別の声だ。



 ややもすれば途切れがちな両者の声が幾つかの単語を交えていることを、今度はしっかり全員が耳にした。



「人の声…ですわね」


「うん、まだ遠いけど…間違いない」


「この先に誰かがいる…? 最低二人はいますわね」


「としたら、ムクロかそれとも…」


 いずれにせよ、まだ声は遠く微かなものでしかない。声の主を確かめるには更に先に進むしかなかった。



 足元に躓かないよう慎重に歩を進めるうち、どうやら話し声はぼんやりとした薄明かりの洩れてくる奥の部屋から洩れ聞こえてくるのが判った。


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