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アリシア外伝・窓の外の雪 17
「な……何をするのですかアリシアさん!! 汚いっ!!」
何をって…………普通吹くよ。誰でも。
信じがたいほど反射神経の良い弟君だが、さすがに近距離のうえ予想外だったようで避けられず、彼はまともに吹いた紅茶を浴びた。
こりゃ激怒するな。下手したら殺されるな、と思っていたら意外にもリオンはしょんぼりしたまま押し黙った。
「ゴメン、ゴメン! ついっ!!」
ハンカチで顔を拭いてやると、リオンは抵抗もせず、されるがままだった。
「な……何をするのですかアリシアさん!! 汚いっ!!」
何をって…………普通吹くよ。誰でも。
信じがたいほど反射神経の良い弟君だが、さすがに近距離のうえ予想外だったようで避けられず、彼はまともに吹いた紅茶を浴びた。
こりゃ激怒するな。下手したら殺されるな、と思っていたら意外にもリオンはしょんぼりしたまま押し黙った。
「ゴメン、ゴメン! ついっ!!」
ハンカチで顔を拭いてやると、リオンは抵抗もせず、されるがままだった。
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