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R-027.0426.2034 急襲
日課になっているレポートを書き終え、寮棟の自室に戻ろうとしたとき、無線が反応した。
『至急至急、オペレーター班から待機所。どうぞ』
「待機所です、どうぞ」
『A事案が発生。現場は呉服橋三丁目、店名るり処。急行せよ』
「了解」
この店は聞き覚えがある。
確か比女が好きだと言っていた店だ。
すぐに走りだす。
扶桑剣を呼び出し、Nコードを起動した。光がじんわりと身体を包む。
一気に加速し中央口を突っ切り、外へ出た瞬間地面を蹴る。
ダン、と響く音を背に、真っ暗な東京に跳び込んだ。
どうも皆さま、お疲れ様です。
少し大事なお話をします。
現在兄妹で制作中のお話ですが、
多忙のため更新頻度を三日ごとから、一週間ごとに変更することにしました。
三日ごとに上げたい気持ちは山々でしたが、二人の予定の都合上、仕方がありません。
読んでくださっていた方には申し訳ありません。
今後もどうかお付き合いください。
更新頻度以外の変更は、ございません。
次回更新は一週間後、12月27日となります。
何卒、よろしくお願いいたします。