世界とキヨミ
私の目の前にいる男の子は笑いながら化け物を指差し倒せと言う
「いや、一般人に化け物を倒せてっ無理だよ」
私の言葉を聞くとこう切り出した
「一般人ってのはこんなところに来たりできないよ・・・」
確かに一般人がこんなところに来れるとは思わない。しかし私は今まで普通の生活を送ってきた紛れもない平々凡々の人間であることも事実
「もしかしてきずいてないだけかな?仕方ないな」
そう男の子が言うと電柱の上にジャンプした、呆然と見上げる私
「すごい・・・」
そしてコートの中から双剣を取り出す、電柱から魔物にダイブジャンプ
先程まで佇んでいた魔物の目が赤く光動き出す。
「おきたか・・・僕一人でどこまで戦えるかなぁ」
空間にいる間に呟く。そして回転して魔物の腕を切り落とすものすごい速さだ
しかし魔物は切られた断面から新たな腕を生やして再生する。
「そういうことか、簡単には行かないかやっぱり君も戦ってくれ!無理っぽい!」
「そういわれてもな」
私にそう言う男の子は双剣を構えたまま、また化け物に向かって行く
化け物は男の子が向かって来るにのにきずくと私の方へ蟹のように歩いて近づいてくる、ていうか見た目が巨大な蟹。
「え!?ちょ!!こっちくんな!」
私はこの薄気味悪い世界から早く出たいと願うあまり逃げ出した
しかし逃げても行き止まりスライムのような見えない壁が私の逃げ場をふさいでいる
化け物はすぐそこにいる、男の子は叫ぶ
「能力を使え!!死にたいのか!」
「いやぁぁぁあああ!」
化け物の攻撃が当たる直前に叫んだ私の腕が光だす、そして化け物の動きが止まる、いや私が止めていた光出した腕から相手を包み込むような泡がでて化け物を飲み込んでいた。
「行動制限か、やるじゃん!!」
男の子が駆け寄り化け物を双剣でバラバラに解体しつくす。
「終わったか、元の世界に戻るか」
「私を忘れんでく・・・れ・・・」
意識が薄れてゆく、声がでない目の前が真っ暗になった
目が覚める、いつもの自分の部屋
「夢でもみてたかな?ははは」
「夢じゃないってばよ」
声のする方向を見ると男の子が椅子に腰を駆けていた
「自己紹介がまだだったね!僕は魔界からきたサバキだ。君は?」
「キヨミ、みんなにはヨミってよばれて・・・こんなことしてる場合じゃなかった!」
どうもーブラックでぇす、あとがきは前回に引き続きキャラクター設定でぇす
名前:サバキ
性別:男
能力:双剣による戦闘術
備考:魔界の優れた戦闘員、エリートしかし中二病
時々クリーチャーを倒すことそっちのけで世界がマージナルで誰もいないこと
いいことに中二病としか思えない行動をとったりする基本的無邪気。
こんな所でいいかなぁキャラは今後増やしていきますb