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【プロットタイプ】多少扱いにくいぐらいが

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/10/20

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

瑠衣も瑠衣で誇りに思ってそう。

鏡花の隣に居ることを、上手く扱えていることを。

鏡花がテレビを見ている。恋愛ドラマの一部場面の様で、一人の女性が街を歩いている。するとすれ違った輩がこんな言葉が聞こえて来た。

――あの子なら俺でもイケそうな気がして。

――頭下げればヤラせてくれそうで。

――ひでぇ〜。

女性の顔が拡大される。少し傷付いた様な仄暗い瞳が特徴であった。

何はともあれ、鏡花がこの世界の住人で無いことに安堵している。

鏡花の表面の性格は非常に人懐っこい。その理由は波風立てず、人間関係を円滑に回す為の術。

だから多少の無礼には目を瞑る。が、不快には思っているので、勝ちを確信したならばしっかりと牙を剥く。この場で殴り掛かる真似はしないが、引っ掛けられた際には、しっかりと目を潰す事だろう。

お前らには扱えないだろうよ。この狂犬(バカ)は。

そう思いながら、頭の頂上に手を置いて、わさわさと掻き回す。

「あ、瑠衣たん。大丈夫だよ〜。確かに今日色々あってドカ鬱だし、世の誠実な男性の株を下げる様な外道を見て、テレビ叩き割りたくなったけど、そんな事しないよ〜」


定期的に会う友人に小さな変化が訪れた。なんの気まぐれか、小さなポーチを持ち歩き、その中の飴を相方に渡している。

単なる気まぐれなのかも知れない。けれどもその少女の様な行いに、思わず顔が綻んだ。

「お前も食うか?」

「戴くよ」

瑠衣の趣味ではない。純喫茶好きではあるし、ケーキを嗜む事はあるが、それぐらい。甘党というイメージがない。何方かと言え相方の鏡花の方がその傾向が強い。

と言うことは、鏡花関連で何かあったのか。

もごもごと口を動かして考えていると、瑠衣の無機質な目が此方を捉えた。

「君の好みではない。どういう風の吹き回し?」

「此奴が突発的に暴れそうになった時、少しでも隙を作れるように」

「失敬だな。ちゃんと順序立ててバチ切れてるよ」

そう言いながら、背中辺りにまで伸びた髪を触る。項を覆うこの髪相手だと、首根っこを掴む事も叶わないだろう。一応気遣ってはいるらしい。

「鏡花は」

「うん?」

「何?」

「世間一般の男性が扱える女だろうか」

瑠衣の考えている事は何時も分からない。何時も無表情だし、気遣ったとしても、言葉足らずの事も多い。だから経過を見ることは無意味であるが。

「扱えないよ。従順そうに見えて傲慢だし、地雷も多いし。何この見掛け倒し。しかも地雷踏んだ途端レスバのゴングが鳴るし。相手が折れるまで嬉々として痛め付けるし。プライドズタズタにするまで止まらないでしょ? 怖いねぇ〜」

「本人目の前にしてそれ言うか」

「だからこそ飽きが来ない。予想に反した行動をする。多少扱い難いぐらいが刺激があって良い」

そういう瑠衣は何時になく嬉しそうだった。あまり表に出さない、男性特有の闘争心が僅かに滲み出ているようだった。

「優越感に浸っているの? 瑠衣たぁん。随分とみみっちぃことすんね。何時もの様に毅然としてなよ。シケるから」

「お前に合わせる為に俺がいる訳じゃねぇ。飴で大人しくなる輩に言われたくねぇ。分かったら大人しく舐めてろ」

『お前、下に見やがったな』

『足元見てんのがバレてんだよ。一昨日来やがれ』

とか、人の嘗めた態度にやたら鼻が利くのが鏡花です。


『この子なら、駄目な自分でも、努力しなくても、彼女になってくれるかも……』

なんて鏡花にとっての特大級のド地雷だぞ。


『お前みたいなの、お呼びじゃねんだよ』

『格下に興味ねぇよ。失せろ』

とか血走った目で帰ってくんぞ。


※作者の気性の荒さを千倍濃縮したのが鏡花。


まぁ扱い難いでしょう。

〇〇ポタのヒップグリフみたいに、敬意払わないと蹴りが飛んでくるタイプなので。

自分が敬意を払う代わりに、相手にも其れを求めます。


瑠衣もそれは重々承知の上。

だから扱いは雑でも、地雷は踏まない様に気を配っているし、難しいからこそ扱えている自分に誇りを持っている。


互いが互いに自己肯定感が高くて、『暴帝』と呼ぼれる程に傲慢。

でも身内相手には『許してあげるよ』という甘さがあるから上手くやれてる。

『お座り。よく出来ました』が多分顕著だね。

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