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ちょっと短めです。

 海で山ときたら、川です。

 小学生のころ、私の父は、休みの日には、近所のどぶ川のような川に行き、鮒釣りをしていました。

 父はいつも川にいるのが当たり前。当時、父のお気に入りだったヨシの茂っていた釣り場は、現在、綺麗に整備されてしまって、面影はありません。皮肉なことに、川自体は、ボランティアの努力で、当時より綺麗になったようですが。

 日本の川は、とても急峻でありますから、全国で未だに水害が絶えません。

 もっとも、この水害というのが、実は土を豊かにしてきた側面もありますので、自然というのは複雑です。『暴れる』川を持つ地域というのは、昔から、肥沃な穀倉地帯でもあったりします。

 自然の恵みは、脅威とやはり紙一重、といえましょう。


 川といえば、河童。子供と相撲を取るようなユーモラスなものから、凶悪なものまで、日本全国に河童伝説はありまして、姿かたちも微妙に違ったりいたします。


 ファンタジーなどで、地図を作るとき、海、山、そして川というのは、かかせないものですよね。

 豊かな水は、生命をもたらしますし、水運としての機能も果たします。

 ゆえに、川にまつわるお話というと、やっぱり、戦争にまつわる話が多いです。

 三国志の『赤壁の戦い』とか『川中島の戦い』などが有名。

 川は要所ですから、当然といえば、当然でしょうか。

映画『戦場にかける橋』なんかもそうですね。『遠すぎた橋』という映画もありました。


 そういえば。

 池波正太郎先生の『剣客商売』では、『舟』で移動するシーンがよく出てきます。

 今は地下を通してしまった川も多いそうですが、江戸というのは、昔は、水運をよく利用していた町だったのでしょう。土地勘がないので、あまりよくわかりませんが。

 ちなみに。『剣客商売』の『舟』のシーンは近江で撮影されていると聞いて、わざわざ見に行ったことのある私は、筋金入りのミーハーだと、自分でも思います。


残り10話です。

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