なんだかんだで、一番美味いのは。
とあるテーマパークの肉フェスタに行ってまいりました。
豚、牛、鶏に加えて、カンガルー、ヤギ、ダチョウ、ワニ、ラクダ、ラム、バッファローの肉を少しずつ食べてまいりました。(食べなかったけど、あと、カエル、エスカルゴ、カジキもあった)
もちろん、味付けは、世界各国風ではあっても、結論的には日本人の口に合うようになっていましたので、どれも美味しくいただけました。
ただ、結論的に言えば、日本の鶏の唐揚げが一番美味かった! ←個人の感想デス。
まあ、それはさておき。
豚や牛、鶏というのは、人類が長く家畜として飼っている飼育動物。
やっぱり美味いのです。食べ慣れているということもありますが、肉質などもヒト好みになっております。
そして、それゆえに、飼育されているのであります。
飼育動物というのは、『食べて旨い』『人に慣れる』『役に立つ』などという条件のどの項目にあてはまるかで、その役割が変わってくるわけです。
食べて旨いものでも『役に立つ』のであれば、すぐ肉にはされません。
かつて牛は大事な労働力でありましたし、牝牛は『乳』を提供します。
雌鶏は、『卵』を。馬は、『機動力』を。ヒツジは、『羊毛』。
そこへいくと、豚は……ある意味、肉に特化していますね。哀れなり。
昨今は、ダンジョン飯系のファンタジーなどあります。
しかし、思うに、『本当に美味いモンスター』というのがいたら、人類というのは、きっと、あっという間に絶滅に追い込むほど、食欲に正直なイキモノであります。
辺鄙な洞窟に生息しているなら、道を切り開こうとするし、ハンティングが難しければ、高額の報酬をめあてに『それ専門』のハンターが生まれるに違いありません。
もっとも。
現実には、動物系に限らず、植物系でもそうですが、『手に入りにくい』というものは『高価』になりますが、だからといって、『旨い』とは限らないのですけれど。
単純に、食べ慣れたものが一番いいという、それだけのネタ。




