表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/100

ちょっと怖い、白雪姫

今回は、捨てネタ小噺。

 グリム童話『白雪姫』。

 これ、かなり、怖いお話です。『本当は怖いグリム童話』ってやつですね。これをネタとして書いたら、『残酷指定』しないといけないだろうか、とドキドキしちゃうくらい。

 くだんの王妃様は、当初、実母が、継母に改訂されたらしいのですが。

 とにかく、怖い。まず、城から追い出し、暗殺指令→失敗。そのさい白雪姫の内臓を要求。

 うまくいかなくて、今度は自ら森へ殺害に赴くわけです。

 最初は、腰ひもで絞殺、次は櫛で突き刺して殺すという方法をとるわけですが、なぜか小人たちによって生き返ってしまう白雪姫(すでに、結構、コワイ)

 最後に、やっとリンゴによって毒殺に成功。しかし、リンゴを偶然吐き出して、白雪姫は奇跡の回復。

(ディズニー映画だと、単純に王子のキスです)

 王妃は、白雪姫と王子の結婚式の祝宴に真っ赤に焼けた鉄の靴で死ぬまで踊らされて、終わるのであります。


 ここまでは、グリムの原作通り(なのが怖い)なお類似寓話や説がたくさんありますので、多少違ったらごめんなさい。

 さて。ここからは、私の妄想です。

 白雪姫って、『王』の影が薄いのですよねー。死んでいるのでしょうか?

 って、ところから。

 継母説で。



 白雪姫という赤子を産んですぐに死んだ妻の、のち添えにむかえられて、王妃は平穏に暮らしていた。

 ある日、王妃は、開けてはいけない城の部屋で遊んでいる白雪姫を捜しに行った時、一枚の鏡を見つける。

 そのころ、王は病に倒れ伏せりがち。国の政は王妃の手腕にゆだねられはじめ、王妃は疲労していた。

 鏡は、自らを真実の鏡と名乗り、惑い悩みがちな王妃に助言を与えた。

 王妃は、しだいに鏡の言葉を信じ、白雪姫を疎ましく感じるようになり始めた。

 鏡に言われるがままに、白雪姫を放逐し、さらに殺害を企てる。しかし、ことごとく失敗。

 そして、その罪で、王妃は白雪姫と王子の結婚式の祝宴で、極刑に処せられて死んだ……。

 それから、三年後……。

 すでに、王はこの世になく、王子は王に、白雪姫は王妃にとなっていた。

 七人の小人は、城に呼ばれ、政務は滞りなく行われていた。平穏な日々がおとずれたかのように見えていた。

 白雪姫の潜んでいたという森は、聖域と定められ、立ち入ることを禁じられる。

 しかして。森にこの世ならざるモノが蠢き始め、城下は時折、神隠しがおきるようになった。

 神隠しの真相を追い求めていた騎士は、魔女として罰せられた姉の死の真相をつかもうと侍女にふんしていた王妃の妹とであう……。


 何じゃこの話。結局、私のいつもの魔物退治系じゃん(苦笑)


活動報告に書いたよた話の発展バージョンでした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ