パニック系
えっと。自作で、今、別に、設定エッセイをやっているわけですが。
それが、一応形式的には、『ゾンビ系』。(正確には、次元侵略者で、ゾンビではない)
そんなこともあり、ちょっとパニック系について考察してみようかと。
正直、ゾンビ映画は『バタリアン』(1985年米)という映画を上げてしまうようなひとなので、あまり詳しくはないのです。(バイオハザードは、映画はチラ見。ゲームはプレイ済み)
日本のパニック映画の代表は、『ゴジラ』(1954年日本)。あえて、ファーストを押します。
ゴジラに逃げ惑うひとびとは、まるで空襲さながらであり、ひとびとは、一人の天才によって、ゴジラの脅威から救われるわけです。(ただし、ゴジラ災害はそのまま残ります)
もちろん、SF界の大名作『日本沈没』(1973年日本 2006年版は未視聴)もこの部類ですね。
さてさて。
パニック映画の中で、私が好きな映画を上げるなら『タワーリング イン フェルノ』(1975年米)。
とにかく消防士役のスティーブ・マックウィンがカッコイイ。いや、今回はそういう話ではない(苦笑)
この話、ツッコミどころもいっぱいあるし、冒頭から火事発生までのエピソードが退屈なくらい長めであります。登場人物の背景を丁寧に描いているわけですが、正直、いらん(個人の感想です)
無駄にキャストが豪華なので、ひとりひとりのエピがてんこ盛りなのはわかるのですがね。
展開として。
①巨大ビルが完成 完成記念でパーティが開かれたくさんのひとがおとずれている
②真ん中の階で火災発生
③消防士、非難を要請するも、ビルのオーナーに拒否られる。
④手抜き工事発覚。消火不可能。避難開始
⑤展望エレベータ、ヘリによる避難。
⑥ヘリが強風にあおられ、ビルに激突。避難不可能。
⑦給水タンク破壊による、力技による消火。
こんな感じです。見たのがだいぶ前なので、違っていたらごめんなさい。
この話、基本は、設計技師役のポール・ニューマンが主役でありますが、どうみても消防士のマックウィンのほうがカッコイイ。まあ、それは置いておいて。
日常→事件→事件の過小評価→事件の拡大→終息へというコースですね。
もっとも、災害パニックの場合、終息は、日常への回帰ではなく、単純に事件が終わったというだけの作品も多いです。前述の『バタリアン』は、核兵器投下エンド(どこの打ち切り話という感じですね)でした。
つまりパニック系というのは、日常が、完全に破壊され、そこで足掻くひとを描くというのが定番なのかもしれませんね。
そういえば、絶体絶命都市というゲームがあったなあ。プレイすると、やたら喉が渇く(笑)