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 今回のテーマは『月』。


 よく考えたら、なぜ今まで一度も書いたことがなかったのか、不思議なくらいであります。

 一般的に月は夜を意味しますので、(実際、昼間でも見ることはありますが)、ファンタジーやホラーの大常連。

 お日様の住人と月の住人というように、闇にうごめきものの主のような扱いで描かれることも多いです。

月は、月齢ごとに名前が決まっています。


1:新月・朔 2:二日月・繊月 3:三日月・若月・眉月 7:上弦の月・七日月・弓張月

10:十日夜の月 13:十三夜の月 14 十四日夜月・小望月・待宵月 15 満月・望月

16:十六夜月 17:立待月 18:居待月 19:寝待月 20:更待月・亥中の月

23:下弦の月・二十三夜月 26:有明月 30:三十日月・晦日月

 ※手帳のおまけより


 正直全部、とても覚えられない私です。でも、時代小説読むと、結構出てくる単語ばかり。

 何しろ、太陰太陽暦のころは、とにかく月は、今よりも身近な存在でしたから、当然、といえば、当然なのかもしれません。

 

 日本神話では『ツクヨミノミコト』。正直言って、影がメチャ薄いカミサマではありますが、なんとなく好きなカミサマであります。男性神なのか、女性神なのか、いまいちはっきりしないのも、魅力。

 本来なら『アマテラス』と対になる神様なのでしょうが、『スサノオ』が個性的過ぎて、まさに影に隠れてしまってしまう感じですね。


 さてさて。

 月というのは、衛星としては、かなり大きな部類に入ります。

 ゆえに、学者さんによっては、月と地球は二重惑星ではないか、などという意見もあるそうな。

 昔、同人誌をしていたころ、月の大きさが太陽と見かけの大きさに重なることを題材にしたすごいSFを書いていらっしゃった方がいて、こんなすげーモノを書く人がアマチュアって、世の中、厳しいなあ、と思ったことがありました。

 それはさておき。

 とにかく、月はデカいのです。

 地球から出たことがない人間には、あれが当たり前ですが、例えば、火星には二つの月がありますが、ずっと小さいものであります。

 ファンタジーの世界で、『月が二つ』というような世界はたまに見かけます。もちろん、SFの世界でもそれは可能なのですが、『地球サイズ』の惑星に『月サイズ』の衛星が『二つ』としたら、これは、かなり重力バランスが難しいとおもいます。

そもそも、海の満ち引きとか、どうなってしまうんやろー、と、一瞬だけ考えたのち、すぐに考え放棄(苦笑)

 

 そういえば、日本で一番古いSF? として有名な『竹取物語』のラストは満月。

 月は、闇を照らす貴重なものであります。

 また、月食時の赤い月。あれは、本当に神秘的で美しく、そして、禍々しいです。

 洋の東西を問わず、聖と邪、両方を併せ持つ、不思議な魅力を持つ存在かな、と思います。


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