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いつもありがとうございます。
その昔、コピーライター講座なるものに行ったことがあります。
本格的なやつじゃなくて、文化センターとかでやっている、『ナンチャッテ』的なやつです。
正直、役に立ったとは思えない講座。元コピーライターの講師さんが、広告業界の話をちらりとして、優秀なキャッチコピーのちらしとかを資料としてくれる……何回か通った記憶があるケド、それ以上の記憶がないという……。
一度だけ、作文と課題をやった記憶はあるケド、別に評価もなかった(いったい何だったのだろう)
というわけで。その講座で学んだのは、センスやテクニックは、『人に簡単に教わろう』と思って、手に入らないということでありました。(全ての講座がそうだとは思いませんが)
ただ、ひとつ。その講師さんの言葉で覚えているのは……「広告はひとと同じ方角から見ていてはダメ。だからと言って嘘はダメ」。
実際の商業作家さんの場合、広告や広報は出版社のお仕事ですが、アマチュアネットの小説書きは、広告や広報は作者本人がしないとできません。レビューなる、奇特な制度もありますが、これは、天から降ってくるようなものですから、それに頼っては、まさにただの『神頼み』であります。
なろうの場合、一番の広告はタイトルであり、あらすじ、キーワードであります。
正直……辛い。苦手であります。だいたい、このエッセイのタイトルもあらすじも酷い(苦笑)
最近は、なろう流行にのっとって? やたら長いタイトルをつけることが多くなりましたが、キャッチーだと思ってやっているわけではなく、思いつかないから、嘘にならないようにつけているだけだったりします。
あらすじも、たいてい、最初の一話だけで書いている傾向があります。ネットでは、これでも良いですが、これ、公募ではバツなやつです。公募の場合、あらすじは、オチまで全部書かないといけませんから。あれは辛い。というか、あれが嫌いで、公募をやめましたといっても過言じゃなかったりします。下読みの人なんかの話見ると、あらすじが上手くないと本編が面白いわけがないなんて、言われております。というわけで。公募をなさるかたは、あらすじも気合を入れてお書きくださいませ。
今、オリンピックを見ていると、ダイジェスト版の編集って、すごくうまいです。
(ただし、現地ライブ映像は垂れ流しなので、?と思うことも多いです)
スポーツは『見どころ』が、ある程度決まっておりますので、作りやすいというのもあるとは思うのですが、選手の表情のとらえどころなんかのショットもすばらしい。実況アナの言葉の選び方も面白いです。
やっぱり、プロの仕事だなあと思います。