第一章用語解説3《固有名詞等》 1-25 会議本番3~一章最後まで
時空転移
界を渡る事の出来る転移。基本的に神以外不可能。
悠の帰還に必須の能力であるが、使用には1~2年程度の修行が必要。
隔界心通話
界を超えて通じる心通話。基本的に神以外不可能。
悠の連絡に必須の能力で、心通話に熟練すると使用出来る様になるらしい。
ただしこれは神のサポートがある為に可能な事である。
心通話
離れた相手と交信する能力。通信可能距離はそんなに長くは無い。受信にもある程度の才能が必要である。
竜砲
竜騎士が使う遠距離攻撃。竜気を攻撃エネルギーに変換して発射する。
連射や散弾、レーザー状など、様々なタイプで発射出来る。
光弓・散華
燕の必殺技。弓から竜気を凝縮した矢を放ち、途中で散弾化して対象を撃ち抜く。広範囲の為、回避が困難。反面、威力も分散するので一発当たりの攻撃力は低め。
臥竜衝
蓮の必殺技。三節棍がのたうつ様に対象に相手に襲いかかる。不規則な動きの為、回避が困難。弱点は速度がそんなに速く無いので、攻撃到達に多少時間が掛かる事。
竜墜天
亜梨紗の必殺技。両拳を握り合わせて竜気を凝縮し、振り下ろすと同時に対象に叩きつける。威力、速度共に申し分無いが、溜めの時間が長いのが弱点。
龍壁
竜気を相手の攻撃にぶつけて相殺する、攻性防御。物理防壁とは異なる。
上手く使うと相手に攻撃が成功したと誤認させる事が出来るが、制御が難しい。
多く竜気を使うと無駄が多く、少ない竜気だと攻撃が貫通してしまう。
竜気解放
竜騎士がより深く物質体、精神体、星幽体に干渉する事を可能とする形態。壱、弐、参の三つがある。
この状態でのみ、奥義が使用可能である。
竜ノ咆哮
物理的な破壊は一切行わず、対象の精神を攻撃する非殺傷技。しかし、通常は廃人となるほどの威力を持つ。悠が最初に使った時は出力30%に加え、全周攻撃として発射した為に威力は相当低かった。にも関わらず竜器使いは精神防壁を張っていながらも全滅した。
この時、副産物として諦めなかった亜梨紗が竜騎士として覚醒し、燕、蓮にもこの方法で竜騎士に至れるのでは無いかと提案する。
精神体攻撃の切り札とも言える奥義である。
使用には竜気解放・弐以上の状態変化が必要。
簡易治癒
文字通り、軽い怪我を治す為の技。重症には効かない。しかし、竜騎士が他の竜騎士に使える数少ない回復技。
竜ノ爪牙
対象の分子構造を解く、物質体干渉の究極物理崩壊攻撃。理論上、これで破壊出来ない物質は存在しない。
物質体への完全な干渉が出来て初めて使用可能になる為、これが使える事が竜騎士の一人前への証となる。
現在、亜梨紗以外の竜騎士は全員扱える。
発現する形態も様々で個人差があり、最も得意とする仗は溜め時間が少々長いものの、超広範囲に効果を及ぼす事が出来る。
精神体や星幽体には影響が無い。
その為一部の高位の龍は精神体や星幽体からの復活・再生が可能。
使用には、竜気解放・壱以上の状態変化が必要。
竜ノ赫怒
対象の根源を破壊する超奥義。直接的な物理破壊は行わないが、根源を破壊された存在は最早転生すら許されないただの物質と化す。魂を砕く奥義と言ってもいい。根源を砕かれた存在は生物、無生物に限らず徐々に風化してしまう。
竜ノ咆哮との違いは非殺傷技では無い事。
これに耐えられる龍はアポカリプスクラス以外は存在しない。
かの龍クラスなら、物質体や精神体へ星幽体の一部を『避難させて』生き残る事も可能。
莫大な竜気を消耗する為、悠ですら完全な状態でも1度しか使う事が出来ない。
使用には竜気解放・参への状態変化が必要。
龍鉄
龍と書いて「りゅう」と読める、珍しい単語。
龍の外骨格(主に鱗)を溶かして鉄と混ぜ合わせた物質で、Ⅴクラスの鱗なら鉄の5倍以上の硬度を持つ特殊合金である。
基本的にランクが高い龍の鱗ほど効果が高く、硬度も更に上がっていく。
軍以外で出回る事は稀で、値段も幾何級数的に高くなる。
悠はアポカリプスを完全消滅させてしまったので、爪の欠片すら残っていないが、もし1キロ程度でも入手していたら、皇都の中心に屋敷を建てる事すら可能である。
旅に出る前に悠はⅥクラスの龍鉄の靴を手に入れた。
顕現
肉体を失った竜を受肉させて呼び出す超奥義。
体を作り、精神を固定し、魂を定着させて初めて『顕現』が可能となる為、星幽体までを完全に扱う事が出来ないと使用する事は出来ない。
つまり現時点では悠以外には不可能。
ある程度サイズの設定も可能。しかし、これも莫大な竜気を必要とする。
使用には竜気解放・参への状態変化が必要である。
竜ノ微睡
レイラの固有能力。時間に干渉するという以外は詳細は不明。
虚数拠点
レイラの中に収容されている悠の異世界の拠点。
自在に収容・現界が可能。ただし、収容中に悠やレイラに何かあった場合、虚数拠点もどことも知れない亜空間を永遠に彷徨う可能性がある為、出来るだけ安全な場所に設置するのが望ましい。
豊穣
消費する竜気を半分にして、回復力を倍にする能力。オンオフが可能。
オンの状態だと生物を殺す事が出来なくなる副作用がある。
神仏ノ目
対象の業を感知する事が出来る能力。業が高い対象は青く、業が低い対象は赤く見える。繰り返し使用する事で成長し、対象の他の能力の確認や罪業の確認、業の数値化も可能。
多少だが竜気を消耗する。
竜ノ瞳
神仏ノ目をレイラに譲渡した際に変質して発現した能力。初期仕様は神仏ノ目と変わらないが、今後は不明。
また、対象の格(神格)が高いと低レベルのうちは効果を発揮しない。
人物紹介、用語解説完成です。
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