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神様になる前にもう一つ世界を救って下さい  作者: Gyanbitt
第零章 各種情報(※ネタバレ注意)
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【登場人物事典】あ行・その2

一番近い第七章から参加した者には『現在』や『補足』の近況はついていない事があります。




【い】


イザベラ 人間:女性 13歳 所属:ノースハイア


フォロスゼータに住む下級市民の少女。


バロー達がフォロスゼータに乗り込んだ時、ただ一人弾劾の言葉を訴えた。


バローの亡き母と同名であり、縁を感じたバローによってノワール家のメイド見習いとして迎え入れられた。




イスト 人間:女性 6歳 所属:ミーノス


ラナティの妹。姉に輪をかけて引っ込み思案な性格だが、今はどこか浮き世離れした友人であるメルローネと行動する事で積極性が出てきた。悠に父親の姿を重ねており、密かに慕っている。


『現在』


学校で充実した日々を送っている。基本的にメルローネのお目付け役と認識され、振り回されているが、それもまた青春。




イライザ 人間:女性 35歳 所属:不明


冒険者パーティー『六眼』の元メンバー。『千里眼』のイライザと呼ばれた。現在はどこに居るのか不明。




【う】


ウィスティリア 女性:ドラゴン 450歳前後 所属:ドラゴンズクレイドル


ドラゴンクレイドルに住むドラゴンの一体。サイサリスの友人(友龍?)。ランクはⅣ(フォース)。


性格は義理堅く、出奔したサイサリスの為にドラゴンクレイドルに戻らぬ覚悟でその捜索を開始した。


薄紫の鱗を持ち、全長7メートル前後。好んで戦わないが、戦闘力はサイサリスに匹敵する。


実は龍王の娘であり、その点でもプラムドは非常に頭の痛い思いをしているのだった。


スフィーロが使った『変化メタモルフォーゼ』の魔法を修めており、人間としてサイサリスを捜索すべく単身でミーノスへ向かう。


『現在』


約束していた連絡も無く、音信不通。




ウィナス 竜:女性 年齢不詳 所属:蓬莱


疑問口調のオンナノコ。最近まで竜器であったが、悠との最後の練兵の際に覚醒。


戦闘力はかなり高いが、まだパートナーの亜梨紗にはその力を発揮する事が出来ない。


パートナーの亜梨紗とは女性同士という事もあって気が合う様で、同じく友人の燕、蓮と共に親友宣言をして今に至る。


性格的には理知的。しかし遊び心も忘れない。


悠が帰ってくるまでに、なんとか亜梨紗を一人前にしたいと思っている。


レイラとは旧知の仲で、同じ女性として尊敬している。


新しく出来た人間の友達との時間も大切にしたいと思っているが、訓練の時は厳しくしないといけないので、そこが最近の悩み。


『現在』


相変わらず亜梨紗を鍛え続けている。そろそろ『竜ノ爪牙マテリアルコラップス』には手が届きそうな具合である。




ウィン 女性:人間 19歳 所属:ミーノス


格闘場の司会進行役にして人気マスコットキャラクター兼アイドル。


金緑赤と3色に染めた斑色の髪と目の下に描かれた星がトレードマークで圧倒的な男性人気を誇り、その可愛らしい容姿はビリーを虜にした。


締めのセリフは「ウィンウィン!!」。


『現在』


ハリハリの助言に従い様々な衣装を取り入れ、アイドル兼司会進行役&マスコットキャラクターとしてアイドル業が主となっている。健全な出し物を取り入れた事で客層を広げ、今やフェルゼン以外にも噂が広まり始めている。




【え】


エクレア・ファーロード 人間:女性 12歳 所属:ミーノス


ミーノス王国子爵ジェラルド・ファーロードの実妹。騎士団長であるベルトルーゼをお姉様と慕っている。


ラナティとは既に親友の間柄で、その弓の腕前には一目も二目も置いている。


性格はベルトルーゼの影響で非常にさばけており物怖じしない。向上心があり熱意を持って物事に取り組むが、ベルトルーゼを慕うあまり熱意が空回りする事もある。


容姿は中の上。まだこれからであろう。兄と似た風貌で、中性的な面持ちはむしろ女性に人気が出そうであるが、本人はノーマルである。


身長151センチ。当然得物は槍スピアだが、まだ筋力が足りず、渋々短槍ショートスピアを使っている。


ムードメーカーであり、アルトもその気質を見込んで庶民、貴族間の橋渡し役を頼んだ。




エリー 女性:18歳 所属:冒険者ギルド


ミーノスの冒険者ギルドに勤務する受付嬢。悠と『黒狼こくろう』のメンバーが揉めた際に仲裁に入った事で縁が出来た。


生真面目で融通の利かない性格で、ルールとルールとして額面通りに実行しようとする。アーヴェルカインでは珍しい常識人モラリストだが、そのせいで逆に周囲から浮いてしまう。父親が冒険者であったので、冒険者に関わりのある仕事に就きたいと思い、ギルドの門を叩いた。


受付嬢をしているだけあって容姿は上の下ほどだが、特にそれを使って冒険者と懇意になる事も無い。


身長は158センチでスタイルも飛びぬけた物は無いが、その普通より少しだけ上というのが男達に手の届く存在に見えて人気は高い。


正論に加えて現実主義リアリストな面を持つ悠に興味を持つが、あくまで人としての興味だと本人は周囲には説明している。ちなみに恋愛経験は無い。同年代の男性では受け止めるのが困難なタイプだろうとは同僚の職員の談。


コロッサスとサロメだけが知る、隠された能力を持っている。


『現在』


能力鑑定アプライザル』の力は隠したまま受付嬢として仕事をこなしている。未だ誰ともお付き合いはしていないようだが、悠と親しくしているお陰で不用意に声を掛ける者もおらず平穏な毎日である。




エリオス・クーラレイン 人間:男性 16歳 所属:ミーノス


ミーノス王国子爵。早々に隠居した父に代わりクーラレイン子爵家を継ぐ。


クーラレイン家は派閥抗争時、どちらにも与さず中立を貫いており、それによって財産を守ったのはエリオスの手腕である。


性格は野心的で細心。いつの日かローランの立場を奪い取るつもりで登用試験を受けたが、悠とローランの策の前にあえなく敗れた。その後、ローランの息子であるアルトにも心理的に敗北したと感じ、徐々にではあるが考え方が変わりつつある。


容姿は上の下。少し巻き毛気味で目は細め。表面上朗らかに見える様に意識している。


身長175センチ。一見細身だが、剣も魔法も良く鍛えられており、高等学校では3年生の首席の実力を持つ。ランクの低い魔物モンスターであれば一刀の下に斬り伏せる程度の事は可能だが、流石にアルトには通用しなかった。


フェルゼニアス家に複雑な感情を抱く彼が今後どの様な道を辿るのかはまだまだ不分明である。




エルメリア・ソートン 人間:女性 13歳 所属:ミーノス


ミーノス王国侯爵サフィリエ・ソートン財務大臣の愛娘。非常に貴族意識が高く、父親のサフィリエも頭を悩ませている。


エリオスと考え方が近しいが、彼ほど自分本位では無く、あくまで理想の貴族であろうという思いから、非常にプライドが高い。


性格は誇り高く勤勉だが頑な。当初は貴族以外の者とは馴染めなかったが、ジェイの度重なる挑発作戦によりあの無礼な庶民に比べればマシと思い始め、周囲と打ち解けて来た。


容姿は上の中。艶やかな手入れの行き届いた金髪を軽く巻いている。瞳は薄い青。


身長は153センチ。同年代では発育は良い方。


ほぼ全ての分野で優秀な成績を残しているエルメリアだが、実際は様々な劣等感を抱えている。エクレアの人との距離の縮め方、ジェイの実学の知識、そしてラナティの弓の腕前などに対する感情がそれである。アルトの別れの言葉を胸に、エルメリアは自己を確立し、他人を受け入れる度量を持てるようになろうと努力するのだった。




【お】


大山おおやま 神奈かんな 人間:女性 16歳 出身:エル・ヴァルハラ 所属:『戦塵』


召喚されて二ヶ月弱の中学3年生。拳法使い。敏捷上昇の能力スキルを持ち、常人の倍~数倍の速度で動ける。しかし、敵の自軍を巻き込んだ爆裂魔法で敵兵共々手と足を吹き飛ばされ、命からがらノースハイアに帰ったが戦力外と見なされ、碌な治療もされずに病室に放置されていた。悠に救い出されて手足の再生を果たし、命の恩人である悠を心酔するようになる。


性格は猪突猛進。細かい事は気にしない元気っ娘。


容姿は中の上。ツンツンした赤毛に緑の瞳。樹里亜曰く「下着は可愛い系」らしい。


身長165センチで非常にスレンダー。胸はあんまり膨らんでいないが、本人は動き易くていいと思っている。


男に興味が全く無かったが、悠と触れ合う中で、微妙に乙女心に目覚めつつある。が、本人はあくまで尊敬しているからだと思っている。


戦闘ではおそらく現時点で一番頼りになる存在。年長組の一番槍として頑張って欲しい。


『現在』


魔法抜きの戦闘であれば召喚組の中で最強と言われるまで上り詰めたが、やはりまだ注意力が足りず危険な目に遭う事もしばしば。戦闘指揮を務める樹里亜の心労の種となっている。


悠に付いて行く事を決意し、父親を打倒して説得する事を目標に鍛練を積む日々である。




オランジェ・ナルトレイン 人間:男性 33歳 所属:ミーノス


ヤールセンと同類の臭いがする元歴史オタクで現歴史教師。1-1の担任を務める。


教師募集の際、一念発起して応募し、正しい歴史を教えたいという想いを買われて採用された。


実際の所は子供達の中に歴史に興味を持つ者が増えれば将来的には自分とは異なる視点から多種多様な歴史認識を楽しむ事が出来るのでは無いかという利己的な考えもあったが、理想の生徒像たるアルトや他の生徒達と触れ合う内に教育そのものに意義を見い出すようになった。




オリビア 人間:女性 23歳 所属:『戦塵』、静神教


元Ⅷ(エイス)の冒険者で、『殲滅の魔女』の二つ名で呼ばれた人間五強の一角。マーヴィンと共に作り出した高速魔法詠唱術によって揺るがぬ名声を得ていた。


しかし、高慢な彼女を恨む者は多く、悠に敗れた後から様々な者達に狙われるようになり、家に火を付けられて大火傷を負った上に喉を潰されるという生き地獄を味わった。


性格は高慢。後に敬虔。絶望の淵に立たされ精神がボロボロになっていた所を悠に助けられ、悠を神の使い、或いは神そのものであると信じるようになる。半分以上合っているのが洒落にならない。


容姿は上の下。一時期は顔の火傷のせいで下の中。赤みがかった茶髪で腰まで届く長さがあり、瞳はブラウン。以前は人を睨み付ける様な目付きをしていたが、今では穏やかな目元をしている。


身長164センチ。女性らしい曲線の体を持っている。しかしそれは体術の鍛練不足という側面もある。


悠への崇拝の念は宗教の域にまで達し、『静神教』という一つの宗派の完成を見た。悠を主神、ハリハリや恵など優れた能力を持つ者達を神の使いである大天使として日々崇めている。動けるようになってからは布教活動にも余念が無く、心の弱った者の側には今日もオリビアの姿があるのだった。ちなみに画力は向上していない。




オルネッタ 人間:女性 37歳 所属:冒険者ギルド


冒険者パーティー『六眼』の元メンバー。『慧眼』のオルネッタと呼ばれた。現在は冒険者ギルド本部統括代理であり、近々正式に統括に昇格する予定である。


実の妹であるシュレイザを失ったオルネッタはアイオーンが個人の力を求めたのに対し、集団としての力を求めて冒険者ギルドの運営に関わるようになった。


性格は慎重で几帳面。若くしてギルド本部の頂点を極めている事からもオルネッタの優秀さは疑いようも無い。が、対象の自分に対する害意を見抜く才能ギフト『慧眼イノセントアイズ』に頼るあまりティーワの悪意を見抜けなかった事を恥じ、今は素の観察眼を鍛えている。


容姿は中の上。茶色っぽい癖の無い黒髪を首の後ろで結んでいる。切れ長の目は理知的な印象を見る者に与えている。


身長166センチ。魔法職の為筋肉質では無いが、普通の冒険者と比べてもその身体能力は高い。


現在は組織の改革と新たなⅨ(ナインス)試験の試行錯誤で大忙しである。

か行以降は少し時間が掛かりそうです。

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