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神様になる前にもう一つ世界を救って下さい  作者: Gyanbitt
第三章 異世界躍動編
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第三章人物紹介1 《名前登場順1》

いつも通りの人物紹介です。


《人物紹介・名前登場順1》


盗賊達 年齢、性別は様々


ローラン達を襲っていた盗賊。その正体は『黒狼こくろう』の本隊。そこそこ数を減らされたが、ゴーランを捕えられた事で、タムランが生き残りを率いて逃げ出した。




ゴーラン 男性:29歳


冒険者集団『黒狼こくろう』の頭領。ローラン達を襲っていた所を悠に乱入され捕縛、牢屋へと送られた。尋問の日々を送っていたが、獄中で首を斬られて失血死。




タムラン 男性:22歳


冒険者集団『黒狼こくろう』の副頭領。長兄のゴーランが捕えられた事で生き残りの子分と共に逃走、後に次兄ガーランと合流し、国からの脱出を図る。


悠の屋敷を襲ったが、子供達の戦力を過小評価していた為に時間を稼がれ、最後は神奈に『毒牙のナイフ』で斬られて捕えられた。


性格は慎重というよりは臆病。三兄弟はみな金髪に碧眼だが、容姿は皆中の中といった所。


『黒狼事件』の詳細を洗いざらい話した事で、辛うじて処刑を免れたが、現在は監獄の奥深くで重罪人として余生を送る事を余儀なくされている。




ビリー 男性:23歳


ミーノスの街に最近やって来た冒険者兄妹の兄。Ⅳ(フォース)ランクの冒険者で、冒険者としてのキャリアは少年の頃から冒険者の荷物運びなどをしていたので、そこそこベテランの域にある。


孤児院の出身であり、同じく孤児院に捨てられていたミリーとは実の兄妹。ビリーは当時2歳で親の事は殆ど記憶には無いが、孤児院の前にミリーと共に置き去りにされていた。


性格は慎重だが心情は熱い。妹のミリーを守る為に若くして冒険者として独り立ちし、妹を養った。


薄い茶色をした髪と目を持ち、容姿は中の上。若干女顔なのを気にしている。


身長173センチであまり大柄では無いのは幼少期の栄養不足が祟ったせいだと思われる。冒険者になってからは食環境も多少改善した為、筋肉はそこそこに鍛えられている。


悠達の行動に深く感じ入り、以後2人を「ユウのアニキ」「バローのアニキ」と言って慕っている。


今はひたすらにバローの指導を受けて強くなるのが目標。そして妹にいい婿を探してやりたいと思う少しシスコン気味な兄である。




ミリー 女性:21歳


ミーノスの街に最近やって来た冒険者兄妹の妹。兄と同じくⅣ(フォース)ランクの冒険者で、『黒狼騒動』の発端であるローラン襲撃の際に悠達と知り合う。


当初は高圧的に感じられた悠に反発していたが、ビリーと同じくベロウの脚色された美談に絆されて「ユウ兄さん」「バロー兄さん」と呼んで慕う様になった。


性格は勝ち気で強気。慕う相手には従順。


容姿は中の上から上の下で、髪と瞳はビリーと同じ色だが、ミリーはストレートのセミロング。


スタイルはビリーがミリーの為に一生懸命食材をかき集めた為、身長163センチで女性として多少はメリハリのついた体に育った。


口にはあまり出さないが兄ビリーには多大な感謝の念を抱いており、男性に対する審美眼が少々厳しい隠れブラコン。ついでに兄に近づく女性に対する審美眼も厳しい。


最近は悠の指導の元で修行の毎日だが、とても充実しているらしい。




ローラン・フェルゼニアス 男性:29歳


ミーノス王国に仕えるフェルゼニアス公爵家現当主。『黒狼騒動』の被害者であり、絶体絶命の窮地を悠達に助けられてその命を拾う。


穏やかな物腰と華麗な容姿で、妻帯している今でも宮中の女性人気を一身に集めているが、本人は非常に愛妻家であり、妾も持っていない。


性格はとても穏やかで言葉を荒げる様な真似はしないが、柔弱では決して無く、強面の軍人との折衝にあっても平然と普段通りに振舞える骨のある人物である。また、ここぞという場面で見せる気迫をして、ミーノスでは『金獅子』と呼ばれる事もある。


容姿は特上で、長い金髪を一部後ろで括り、後は流している。瞳は碧眼で切れ長の涼しげな風情を持つ。


身長179センチ。特に体を専門的に鍛えている訳では無いので線は細い。


貴族としては稀な善良さと包容力を持っており、『黒狼騒動』を経て悠達の心強い後見となる。公人としては悠に病床にある現王ルーアンに代わって政治を受け持つ第一王子のルーファウスを支持して欲しいと思っているが、それよりも世界をより良く導いて行きたいと考える事が出来る度量もある。


本人としては年の近い気の置けない友人が2人も出来た事の方が嬉しいらしい。いい男の弊害としてやっかまれる事が多いローランにはあまり同性の友人が居なかったのだ。


最近の楽しみは3人での晩酌と息子アルトの成長を見守る事である。



作者注:余談だが、ローランの名前は最初に決まっていた事で、『黒狼こくろう』三兄弟と並ぶとまるで兄弟の様に同じ韻を踏んでいますが、勿論隠された長男だとかそんな事はありません。カ〇オウじゃあるまいしね。




アルト・フェルゼニアス 男性:11歳


フェルゼニアス公爵家次期当主にしてローランの息子。『黒狼騒動』の被害者であり、絶体絶命の窮地を悠達に助けられてその命を拾う。


出会った当初は貴族とはかくあるべしという固定観念で行動していたが、稽古で悠に諭されて自然体で振る舞う様になる。


性格は非常に穏やかだが、書物の英雄譚や戦記を好み、自分もその様な一角の剣士になれたらと夢見ている。しかし、次期当主という立場がアルトに年相応の夢を追う事を許さなかった。


容姿はまだ発展途上ではあるが、美男美女である両親の血を存分に受け継ぎ、既に年下趣味の貴族のご婦人方からは熱い視線を送られている。が、当然本人は気付いていない。未だに服を見ないと女の子に間違われる事も多々あり。おかっぱ気味の金髪と碧眼は両親譲り。


身長144センチ。運動らしい運動をした事が無いので線は非常に細い。


ローランの計らいにより悠とベロウから稽古を受ける様になり、着実に実力を積んでいる。


2人を先生と呼びとても慕っているが、隔絶した強さを持つ2人の弟子(と、アルトは思っている)として早くそれに恥ずかしくない実力を付けたいと剣を振る日々である。


兄弟が居ないので、悠とベロウを年の離れた実の兄の様に思っている。その為、母親の出産をとても楽しみにしている。

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