自覚《あ、赤ちゃんになったのな》
拙い文章力ですいません。
……ハァ……ハァ…
痛い。本当痛い。容赦なく痛い。さっきからずっとだ。いつまで続くのだろう?俺にはこの時間がとてもゆっくりーそう、まるで何時間とさえー感じた。
ーそしてしばらくして。
痛みに晒され続けて最早慣れてきはじめる……ようやくこの状況について考えられるようになってきた。
…ほんとにどうして『こう』なった!?
……『こう』?
今俺ってどうなって……
『暫くこの世界を知るために赤ちゃんの状態からのスタートだけど…』
………赤ちゃん?
体を少し動かしてみる。寝かされているようだが…
……起き上がれない。
ああ、マジで赤ちゃんなのな俺。首とか据わってないし……
なら手は…ちっちゃい…けど動く……のな。うお、ぶるぶる震えてる。不安定だなぁ…我ながら。後は…
この頭の痛みは一体何なんだ?本当。
コレばっかりは元の世界にも無かっ…
ズキィ!
グッ……!
ああもうこれって何なんだよ!
本当どうして……
ーあ。
確かあの時……
『何でもするってさっき言ったよね?』
う゛ぐ…アイツが……俺をここに……
思い出すのはあの神……死神だ。畜生、やっぱりどういった態度とっても死神は結構残酷なのなのな!あいつめ…
こんな目に遭わすくらいなら、俺を元の世界に戻
ズキィ!
痛っつ…!
なんかさっきよりひどくなってる気がする…痛いのには変わりないけど!
あああああ………
…………
……………
…………………スゥ。
なんだか眠くなって来た…叫んでるのにも疲れたし…色々あったのだからなのか…
そうして俺の意識は落ちた。
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次に起きたとき、またどこかに寝かされてるのかと思ったら、今度は誰かに抱かれてた。
男の…人?…だ……良かった。
ちゃんとこの世界にも人はいるんだなぁ……
安心した。
人が居るって事はちゃんと話とか通じるって事だから。
生活出来るって事だから。
ちゃんと生きていけるかもしれない……良かった。良かっ……
「~~~~~!!」
安心したら泣きたくなった。
前世ではもうあまり泣かない年齢になっていたし、人前で泣くということは恥ずかしいと思える。
けど、
どうしても、止められなかった。
止まらなかった。
悲しいことがあったら泣くのはきっとこの世界でも同じ…
同じ……
ズキン。
相変わらず頭に響く痛み。眠る前よりマシになったものがまた頭に響いた。
「~~~~~!!」
どうしてだよ!
なんで!俺だけ何でこんなことに!
こんな目に……逢わなくちゃなんねーんだ!
普通に高校通う
ーあんなに頑張ったのに!
友達作る
ーあんなに……
部活やる
ーあんなに……
全部壊れた!
あの日…
ずっと思い続けた夢が!
俺は何にもしてない!
俺は何にもやってない!
やりたいと思ってたこと…俺はまだやってない!
俺は…
トン
と、何かに当たった。温かくて、柔らかい何かに。この何かからはトク…トク…と音がする。これは…心臓の音?
不思議と安心する…自分の中に渦巻いていた不安が、無条件で信頼させてくれるような、この確かにある暖かさで
取り除かれていくような…
俺は思わず泣くのを止めてしまった。
これは…誰?
さっきの男の人?でも何か……肌?にあたる直前、ちょっとフワッとした感覚あったから違う。
そう思って、今まで瞑っていた目を開く。
そこにいたのは……
ーお母さん?
当然元の世界の…ではない。
故に初めて見るこの顔をお母さんと言うのはおかしい……筈なのだが、自分にはこの人をお母さんではないとはとても思えなかった。
その人は金髪で、顔にかかったその長い髪をかきあげる。と、俺に対して優しく笑いかけた。
とっても優しそうな人だ……
張りつめていた緊張がこのときようやく解け、俺は、
この世界に来て、初めて笑った。
文字数諦めました。今後も1000字程度で行きます。
この主人公……めっちゃ起こってた割にすぐ矛先収めました。
理由は次でわかると思います。
お待ちください。