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本当はやさしい人ですが  作者: アキヒロ
7/7

自覚《あ、赤ちゃんになったのな》

つたない文章力ですいません。


……ハァ……ハァ…


痛い。本当痛い。容赦なく痛い。さっきからずっとだ。いつまで続くのだろう?俺にはこの時間がとてもゆっくりーそう、まるで何時間とさえー感じた。


ーそしてしばらくして。


痛みにさらされ続けて最早慣れてきはじめる……ようやくこの状況について考えられるようになってきた。


…ほんとにどうして『こう』なった!?

……『こう』?


今俺ってどうなって……


『暫くこの世界を知るために赤ちゃんの状態からのスタートだけど…』


………赤ちゃん?

体を少し動かしてみる。寝かされているようだが…


……起き上がれない。

ああ、マジで赤ちゃんなのな俺。首とか据わってないし……

なら手は…ちっちゃい…けど動く……のな。うお、ぶるぶる震えてる。不安定だなぁ…我ながら。後は…


この頭の痛みは一体何なんだ?本当。

コレばっかりは元の世界にも無かっ…


ズキィ!

グッ……!


ああもうこれって何なんだよ!

本当どうして……


ーあ。

確かあの時……


『何でもするってさっき言ったよね?』


う゛ぐ…アイツが……俺をここに……

思い出すのはあの神……死神だ。畜生、やっぱりどういった態度とっても死神は結構残酷なのなのな!あいつめ…

こんな目に遭わすくらいなら、俺を元の世界に戻


ズキィ!


痛っつ…!

なんかさっきよりひどくなってる気がする…痛いのには変わりないけど!

あああああ………


…………


……………


…………………スゥ。


なんだか眠くなって来た…叫んでるのにも疲れたし…色々あったのだからなのか…


そうして俺の意識は落ちた。



====


次に起きたとき、またどこかに寝かされてるのかと思ったら、今度は誰かに抱かれてた。


男の…人?…だ……良かった。


ちゃんとこの世界にも人はいるんだなぁ……


安心した。

人が居るって事はちゃんと話とか通じるって事だから。

生活出来るって事だから。

ちゃんと生きていけるかもしれない……良かった。良かっ……


「~~~~~!!」


安心したら泣きたくなった。

前世ではもうあまり泣かない年齢としになっていたし、人前で泣くということは恥ずかしいと思える。


けど、


どうしても、止められなかった。

止まらなかった。

悲しいことがあったら泣くのはきっとこの世界でも同じ…


同じ……


ズキン。


相変わらず頭に響く痛み。眠る前よりマシになったものがまた頭に響いた。


「~~~~~!!」


どうしてだよ!

なんで!俺だけ何でこんなことに!

こんな目に……逢わなくちゃなんねーんだ!


普通に高校通う

ーあんなに頑張ったのに!


友達作る

ーあんなに……


部活やる

ーあんなに……


全部壊れた!

あの日…

ずっと思い続けた夢が!


俺は何にもしてない!


俺は何にもやってない!


やりたいと思ってたこと…俺はまだやってない!


俺は…


トン


と、何かに当たった。温かくて、柔らかい何かに。この何かからはトク…トク…と音がする。これは…心臓の音?


不思議と安心する…自分の中に渦巻いていた不安が、無条件で信頼させてくれるような、この確かにある暖かさで

取り除かれていくような…

俺は思わず泣くのを止めてしまった。


これは…誰?


さっきの男の人?でも何か……肌?にあたる直前、ちょっとフワッとした感覚(浮  遊  感)あったから違う。


そう思って、今まで瞑っていた目を開く。


そこにいたのは……


ーお母さん?


当然元の世界の…ではない。

故に初めて見るこの顔をお母さんと言うのはおかしい……筈なのだが、自分にはこの人をお母さんではないとはとても思えなかった。


その人は金髪で、顔にかかったその長い髪をかきあげる。と、俺に対して優しく笑いかけた。


とっても優しそうな人だ……


張りつめていた緊張がこのときようやく解け、俺は、



この世界に来て、初めて笑った。

文字数諦めました。今後も1000字程度で行きます。


この主人公……めっちゃ起こってた割にすぐ矛先収めました。


理由は次でわかると思います。

お待ちください。

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