異世界《セカンドライフ》?
あらすじ変えます。
書くうちに方向性に誤差が…
「それが嫌なら、こちらの言う代替案に従ってほしいのです。」
「…………」
なんだこの流れは……うん、まず俺ってば死んだわけね。あんだけ頑張って高校行ったのに何やってんだか。
さて、どうすっかねぇ……生き返れるならそれが一番………って
なんでコンナヒトタチノイウコトしんジテンダ?
「待てや、そう言えばお前たち誰だよ!人が死んだとか言ってくれてるけどそんな奴と話してられるお前等ってば何者なんだよっ!」
△▲△▲
チッ……
押し切れるかと思ったんですけどね
……薬とか効かないのかこいつは!?本当に人間なのですか?確かに真実薬《本音を引き出しやすくする薬》飲ませたはずなのに……
「あの、聞いてますか!?」
「……ああ、わかったわかった……」
こうなったらとことんつきあうしかないですね……途中でボロが出ないと良いですが。
「質問の答えですね……はあ……私は余りこの肩書きは好きではないのですが……『神』ですよ。そこにいるもう一人と一緒に、ここの担当なんです」
「…………はい?」
「と言っても役職柄、貴方達にはよく『死神』と呼ばれることの方が多いですが……」
「……え?魂奪っていくとかいうあの?」
「……まあそんなとこです」
「………あれ、俺冥界の一歩手前?お迎えにあがりましたとかそんなやつ?」
「察しが早くて助かりますそれでですね…」
「え、ヤダよ!?俺まだ死にたくない!何でもする!お願い!命だけは!」
チャンスだ。その言葉を待っていた……!
ーリライア様っ!
目線で彼女を促す。後は任せておけとそんな頼り強い目をしながら少年に歩み寄る。
ー後は宜しくお願いします!
■■■■
いやいやいやいやそんな簡単にはまだ死ねないし、おかしいし、何この人たち!?死神とか言ってた!?はぁ!?
なんかの冗談……
ってなんかまたあの銀髪の人来た!?え、ちょっとまだ……俺……
「そっかそっかーそんなに君は生きたいって言うのかー……どうしよっかな……」
「お願いします!だからまだ…」
「でもなーそんな事言ってもあんたの体すでに焼けてるし……」
「そこは何とか!」
「じゃあさ、こうしよう?」
「異世界行って、新しい体でセカンドライフ……ってのはどう?」
ーは?
「暫くはその世界を見て回るという事で赤ちゃんの状態からのスタートだけど…」
ーえ?
「まあ、そこは成長したときにちゃんとその世界でも通用する力が目覚めるようにしたげるからさ!」
はい?
「え、いや、ちょっと……」
「『何でもする』ってさっきいったよね?」
ーッ!
「貴方達だって『口は災いの元』って言うくらいだし新しい世界では気をつけるんだよ?」
彼女の口元は綻んでいた。目も笑っている。完全に‘悪い顔’ってやつだ
すぐに笑顔に戻って「それでは異世界へ一名様ご案内しまーす!足下にご注意くださーい!」という辺り、良い性格してる。……って、
足下?
思わず下を向くと、描き上げられた魔法陣。そこに光るトンネルが現れると同時、襲われる浮遊感。
「ち……ちょっとおおお!?」
あの二人に手を振られながら俺は、浮遊感に従って落ちる
下へ。
下へ。
下へ。
次こそ異世界へ!