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四条家のはなし  作者: yuu
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四条家へようこそ

世の中には、きっと様々な家庭がある。

四条家だって、なにも特別ではない。

ただの、そのうちの一つ家庭なんです。

俺の家は実に奇妙だ。

たぶん周りからみれば、ただ子どもが多いだけの普通の家庭に見えるだろう。

それなら何が奇妙かって?

それは、子どもの生まれにあるのだ。



まずは、我が四条家を紹介しよう。

俺は四条主馬(しじょうかずま)

この家の長男で、現在は地元の中学に通う三年生。

次に長女の花音(かのん)と、次男の(けい)

この二人は二卵性双生児で、電車で私立中学に通っている。

学年は一つ下の二年生だ。

花音はちょっとキツイ性格で、とてもハキハキしていて積極的。

逆に圭は落ち着きがあり、口数も多くはない。

でも、花音の暴走を止められる、なくてはならない存在だ。

お次は次女の佳央里(かおり)

小学五年生。

この子は非常におとなしい。

欲が少なく、とても優しい。

ちなみに、自分で言うのもどうかと思うが、俺のことを大変 慕ってくれている。

最後は、三女で末っ子の亜弥(あや)

小学一年生。

こいつはまだ小さいこともあって、すごくわがまま。

次女の佳央里とは全く対照的で、すぐに駄々をこねるし、とても欲張りだ。



ああ、それと、四条家のはなしを進めるにあたって忘れてはならない、最も重要な人たちを紹介する。

四条家の大黒柱、基熙(もとひろ)

優しい見守り役、朱理(あかり)

つまり、俺たち兄弟の両親だ。



ここまで読んでも、一体何が奇妙かなんて、きっとわかるはずはない。

それでは、いよいよ本番だ。




さぁ「四条家のはなし」をしようか…。

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