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今私達がいる場所は剣道部の人たちが使う道場にいる。

沖田総司が戦いのシーンがあるから一人だけではみんなにわからない為、五日前から剣道部の人達と練習しているのだ。

「本当にすいません大将」

「いや、まあ一年生もおかげでやる気が出てきたみたいだしな」

この人は剣道部の部長こと柳田健史さん。

学科は体育科の3年生でもともと剣道道場の師範の息子さんで部の中で一番強い。

「栗山さん明日劇の本番なんだろう。大丈夫か?」

「はい。大丈夫です私一人じゃないですから」

「私達もセリフの練習したが意外と覚えるの大変なんだな」

「大将何度も間違えてましたもんね」

「恥ずかしいから思い出すな」

私が思い出し笑いをしていると大将は真っ赤になっていた。

真っ赤になった大将かわいいな。

「瑞希さん練習終わったよ」

「はーい。それじゃ大将明日よろしくお願いします」

「みんな明日はがんばるぞ」

「「「「「「おー」」」」」」

「剣道部のみんなやる気だな」

「そうだねでもみんな劇をやるの楽しみみたいだね」

「そうだな。でも明日はみんな稽古より本気になるぞ」

「どうして?」

「だって明日俺は沖田総司になりきるんだから」

「あっそっか沖田総司は剣の達人だったよね」

北山君は私がちゃんと沖田総司や生きた時代のことを勉強したことをうれしそうに聞いていた。

「やっぱりちゃんと勉強してたんだな」

「当たり前でしょちゃんとした劇にしたいし」

プルルルル

北山君の携帯の音が聞こえた。

「着物の準備出来たって」

「本当あの人作るの早いね」

「当たり前だろういつも俺達の服を勝手に作ってるし」

「私見てみたいなその服」

「どうせすぐに見れるだろう」

「???」

「すぐにわかるって」



「マルオさん服出来たんだろう取りに来たよ」

「着物作って言われたから最初困ったけど想像が膨らんですぐに作れたわ」

この人は性別は男性だけど正真正銘のオカマさんのマルオさん。

洋服作りが大好きな人。

いったいどんな服を作っているんだろう。

「はい瑞希ちゃんのはちょっと薄いピンク色のかわいい服よ」

「うわーかわいい本当にありがとうマルオさん」

「ありがとう。そして修ちゃんのは地味系の薄い茶色よ」

「そしてもう一つは新撰組の服よ」

「かっこいいでしょ」

「ありがとうマルオさん」

「とうとう明日ね。私見に行きたいわ」

「なんでも校長が放課後の時間にやるんだって」

「それなら私見に行くわ」

「明日頑張ってね二人とも」

「「うん」」

明日は劇の本番頑張るぞ。


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