表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/12

すごいすごすぎるよこの人。

やっぱり一週間っていうのが悔しいんだけどね。

表情やちょっとした言い方でセリフにもいろいろあるんだな。

「どうだった?」

「本当にすごかったし」

予鈴の鐘の音が聞こえてきた。

「そろそろ教室の行かないと」

「そうだね、午後も練習する?」

「そうね北山君の弟は海斗に任せて」

「わかったよ。それじゃ放課後もよろしく」



いつの間にか放課後

「それじゃ海斗、北山君の弟もよろしくね」

「修一さん姉ちゃんの部活に入るの?」

「そうよ。入部したのよ」

「マジでそれじゃ俺も姉ちゃんの部活に入ろうかな」

「「「「「!!」」」」」

「だめだよ海斗」

「俺たちの部活の助っ人してくれなかったら俺たちあっという間に廃部だよ」

「残念だな。俺が言うことを聞くのは修一さんだ」

「「「「「なぜだー」」」」」

海斗は運動が大得意で部活はやってないけどたくさんの部活の助っ人部員をしてる。

そんな海斗が部活に入るんだから大変だよね。

「瑞希さん終わったけど」

「修一さんこれからは放課後はいつでも会えますね」

「???放課後は」

「そんなことよりも早く練習しましょ」

「えっあっうん。そうだな」

「海斗弟をよろしく頼むな」

「はい。修一さん」

「あのね。劇の舞台ではなにも作らないの?」

「それはいらない。俺たちのセリフだけでここを江戸時代だと思わせるんだ」

「それはあなたは出来るけど」

「大丈夫だって。だから目に思え浮かべるんだよ」

「君のやる役は京都の小豆団子の看板娘だ」

「京都は新撰組と幕府を倒そうとする人たちのせいでみんなは怖がってる」

「それを君が大きな声でお客を呼んでみんなを明るくするのが君の役目なんだ」

「わかったは」

「夜もセリフを読むのを忘れないこと、わかった?」

「わかってる。そのセリフの気持ちを考えることでしょ」

「正解!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ