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AKATSUKI   作者: 銀夢 煉志
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Moonless Night's Escape 闇夜の脱出

久しぶりに更新しました!


てな訳で読んでください!

それでは、

はーじまぁ~りぃ!

月がない夜が更ける。

先ほどまで、大勢の人間が動いていた気配がある外も既に静かだ。


静寂と闇―――

その二つが世界を支配している。



静寂を破らぬように、闇の中を高速で移動する二つの影。


影が立ち止った。

そして一方の影が、塀に拳を叩きこむ。

音もなく、破壊される塀。

そこから慎重に外へ出た。



安堵の表情とともに、喋りだそうとするのをもう一方が止めた。

そしてその影が、壊れた塀の瓦礫を中にそっと置き、さらに塀の外側から無造作に人が一人通れるような穴を十数個作っていく。

壁が壊れる音はなく、あるのは土を踏むかすかな音だけ。


二つの影は塀に背を向け、そっと建物の反対側へと走り出した。




―――――――――――――――――――――――


うっそうと生い茂った森を抜け、小さな川についたとき緊張の糸が一気にほぐれた二人は座り込んだ。


聞こえるのは川が流れる小さな音と、二人の荒い息だけだ。

音を立てずに、高速で移動するにはかなりの集中力を要する。



「こ…ここまでくれば…もんだい…ないだろ」

乱れた息を必死に直しながら真事まことが小声で言った。


「そう…だな」

息をつきながら言う一志。


二人は何時かそうしたように、小川の水で顔を洗った。

フゥと息をつく二人。



「このまま森を抜けるのか?」


「ああ、そのつもりでいる。もうちょい休んでから再出発だ。日が昇って明るくなったら、見つかりやすくなるしな。それに逃げれる分だけ逃げとかないと死ぬからな」

一志は《死》なんて単語を簡単に使う真事の中に自分と違う何かを感じた。


―――この人は自分とは比べ物にならないほどの修羅場を経験している。

真事にあった時の直感だ。

一志には時々、真事が自分とは別次元の人間に感じられるときが多かった。

さっきの発言に感じた物もそうだ。



一志いちと寝るなよー」

ずっと黙っているのをうとうとしているのかと勘違いしたのか、真事が声をかけてきた。


「大丈夫だ。ごめん」

そう言った時、一志は背後の茂みに何かの気配を感じた。

短いですね(笑)

すいません最近かなり忙しくてパソコンをロクに触ることすらできなくて、、、

そろそろ大詰めというところでしょうか。。。


次回更新は早めにします。忙しくなる前に書いちゃいたいです。


それでは!

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