The Escape Plan 脱出計画
記念すべき20話め!!
とりあえず読んだ読んだ!
その日、一志は訓練中も集中できなかった。
鉄球が眉間に当たりそうになったり、暗闇での爆弾処理の訓練のときなどは、爆発ギリギリまで苦戦していた。
爆弾処理には必ず監督となる人物がたちあう。
なぜなら、爆発後の室内の処理は時間がたつと面倒になる。その効率を良くするためにと、処理班の人物が常に監視している。
簡素な食事もろくにのどを通らない。
一志の焦りは行動にでた。
牢獄のような部屋に戻る足が速まる。
真事は一足先に戻っていた。
イマイチ表情がすぐれない一志とは逆に、真事の表情はイキイキとしていた。
「よぉ、遅かったじゃんか」
ほかの部屋の人に聞こえないように声を押し殺しているが、その言葉には抑えきれない高揚感がにじみ出ていた。
「早速だがその要件とやらを話してくれないか」
一志ははやる気持ちを抑えながら聞く。
「まぁ、あがってこいよ」
そう言って真事は二段ベットに上がるように手まねきした。
対峙するように二人は座る。
真事は息を深く吸い込む。そしてたっぷりと間をおいてからこう言った。
「単刀直入に言う。これから話すのはここからの脱出計画だ。」
高らかに宣告されたそれは、鼓膜の振動を通して一志の脳内入ってからしばらく、言葉の意味を理解しようとしていた。
理解したあとの、脊髄反射にはそう時間がかからなかった。
短ぁーい
まぁいいやw
詳細は次話!!
とゆーわけであんまり書く内容もないので、、、
また次回!
鎖予ー納羅(* ̄▽ ̄)ノ