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AKATSUKI   作者: 銀夢 煉志
Start 始章 
2/36

Measure The Future 未来測定

ども!久しぶりに帰ってきました。


期末という修羅場から何とか生還してきました

ということで生還祝いに一本番外編っぽいのを


ではでは元気に

Start!!!!!!

「LWとPWのバランスはこれまで約7万回ほど不安定になっているわけだ。それでEMAもここ十数年不安定になっているな…」


そう言って男はイスによっかかって天井を仰いだ。


するとノックの音が響いた。


「おーい、柳羽功りゅうく新しいじょーほーが手に入ったぞー 欲しかったら、ください璃梨亜りりあ様っていってみるんだなー」

おさない少女の声とは釣り合わない傲慢な言葉の内容に柳羽功と呼ばれて青年は思わず自分が握っているペンを折ってしまいそうになった。


それをすさまじい精神力で抑え込んだが・・・


そのただならぬ殺気を感じたのか璃梨亜という少女はあわてて取り繕った。


「わかったよ、ごめんあやまればいいんでそ!顔くらい見せてよ。璃梨亜、最近柳羽功のこと見かけてないから元気かなって心配してるんだぞー」


その言葉を聞いて少しは怒りが収まったのか柳羽功は乱雑な部屋の中をぬってドアの前までいった。

そしてドアを開けた。

するとそこに立っていたのは清楚とかいうたぐいの言葉がにあいそうな少女だった。背は平均より少し小さいくらい。腰まである長い栗色のウェーブがかった髪をくくっている。ぱっちりした目が可愛らしい…ということではなくそこには全体の見た目と対照的に明らかに傲慢そうな瞳をしていた。


「よっ!柳羽功。おっかれー!はい、さしいれ」

少女は右手でビニール袋を出して渡した。そして左手で厚めの紙束を渡した。

「そんじゃ、がんばってねー。ばいびー」

そう言い残して少女はひょうひょうと立ち去って行った。

柳羽功はその背中を眠たそうな眼でじっと見つめていた。


「あんがとよ。残りもよろしくな」

そうぼそっと呟いて柳羽功は部屋の中に戻った。


そして書き物の続きを始めた。


「えーと璃梨花が持ってきた情報っーのはえーと… 珍しくいいヤツ持ってきたな。そうすっと、これはなるほどな…LWとPWでの同経緯度で一瞬だけだが変化の同調が起きたのか… そうすっとな。前の事例に照らし合わせてみると うーんと、少しづつ感覚が狭まってるな。こりゃやばいかもな…」


どうやらこの柳羽功と言われた青年は自分の世界に浸りだすと独り言を始めるくせがあるらしい。


「間隔が狭まってるってことは歪みっていうか傾きがひどくなってるってことか。そういやこのゆがみの始まりは。えーと数年前に突如か。  これは予測できてたんかな?  できてないな。 できてたら俺のこんなこと押しつけないもんな。 そうするとここから予測、予知できる結果はっとなー ざっくり言ってあと数年あるかないかだな。  心配だけど、面白くなってきたじゃねえか」

そう言って青年はぼさぼさの髪をかいて、普段は細い目を期待と好奇心に踊らせながらそばに会った電話を手に取った。


「璃梨亜か?EMAのタイムリミットがわかった。ユナをよんでくれ」


「あ、そうなのおつかれ~ またあの不愉快な奴を呼ばなくっちゃいけないの。まぁいっか 私もまだやり残したこといっぱいあるしね そんじゃりょーかいしたから まかせて!」


電話の後、柳羽功は思い出したように袋の中のチョコパイをとりだした。ブラックチョコレートの生地の上にホワイトチョコレートで「FIGHT」と書いてあった。

それを見て柳羽功は微笑んでそして呟いた。


任務完了

思いっきりそれてるって?

いやいやそれてませんよ、また出てきますよこの二人。きょーれつです。書いてて自分で思った。


なんだこいつら… なんかいきなり脳内に登場したんですよね。

清楚な見た目とは裏腹に腹黒&傲慢な少女「璃梨花りりか

ぼさぼさな髪に眠そうな目で長身甘党の天才青年「柳羽功りゅうく


あ、柳羽功の解説入れるの忘れた。

余談ですが個人的に適当な青年&ちょっと偉そうな少女のコンボは好きです。なんか見てて微笑ましいというかなんというか…


まぁ次は本編に戻りますよ。

それぢゃーそるじゃーまった次回!

バイビーo(^◇^)/

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