Cooperation and Sympathy 連携と共感
どーも、短いですが連日更新となります。
編集はまたしますので、とりあーえず
はっじまーりまーす!
なんとか一つ罠を切りぬけた一志たちだが、二人の心内のなかには不安が渦巻いていた。
それに急かされるように足取りは速くなる。
つられて心拍数もあがり、呼吸が荒くなる。
先頭を走っていた真事がふいに立ち止った。
そして一志の進行を手を伸ばしてさえぎり、もう片方の手を唇にあて静かにするように促した。
気配を探っている。
……かすかに前方から地鳴りがするような音がしている。
二人の視界に鉄砲水が現れるのと、一志が真事に指示を出すのはほとんど同時だった。
「これを左右それぞれ40mから4m間隔で打ち込んでくれ!」
一志が真事に手渡したのはさっき拾ったたくさんの石だった。
その言葉を聞いて真事は一志のやりたいことが理解したのか両手に石を構えた。
そして瞬時に狙いを定めてコイントスを正面に打つような形で石をはじきだした。
そして火薬を充填するかのように一志が絶妙なタイミングで真事に発射角度および距離、それと石を手渡す。
等間隔で綺麗に貫通された数十個の穴は鉄砲水の威力を逃がしてくれた。
まともにあの鉄砲水を受けていたら全身骨折はまぬがれなかったろう。
一志のとっさの起点で対象し対したダメージはなかったが、水がすべて抜けるはずもなく二人はずぶ濡れになった。
「でもよぉ一志、なんで壁の向こうに水を逃がせばいいってわかったんだ?分厚い石の壁とかだったら無理だったろ」
確かに真事の言ってることは最もな疑問だ。
「それは、さっきの…」
一志の言葉は最後まで続かなかった。
なぜなら後方から飛来した針に負傷した肩を射抜かれたからである。
相当痛みがひどいのか、一志は肩を抑えてよろめいた。
「お、おいダイジョブか?手当しないとまずいんじゃないか?つーかどっから打ってきやがった!」
真事の言葉の後半は怒りに溢れていた。
「み、右斜め32度だ」
一志が声を振り絞った。
真事がそこに視線を向ける。
殺気が宿ったギラギラした目、そして手には石を構えている。
真事の視界の隅に動く影が入った。すかさずそこに相手の軌道を読んで石の弾丸を放った。
げっ歯類のような鳴き声の断末魔が小さく反響した。
悲鳴がした所に横たわっていたのはハリネズミのような生き物だった。ほぼ即死だったのだろう、その体には石の弾丸が深くのめりこんでいた。
「チッ、ネズミか…」
悪態をついた真事だったが、自責の念がこみあげてきたのか立ちすくんでしまった。
そこに一志が傷が悪化した肩を押さえながらやってきた。
「埋めよう」
一志はそうボソッとそう言って、負傷してない左手のほうを使って地面が露出しているところを掘り始めた。
その言葉に真事も黙ってうなずき作業を始めた。
しばらくの間、天井が高く吹き抜けた人口の洞窟には二人の息遣いと土を掘り起こす音が黙々と響いていた。
え?短いし、つまらない?グダグダしてる?
…全部当たってますね(つまらないも!?)
はい、あてはまります。
他の皆さんのを読んでるとどうも…自分の非力を痛感して
早く終わらせよう…うん、そうしよう
それでは、みなさん!また、、、
際ならー!( ̄^ ̄)ゞ