Bright 明かり
今日は、更新時間が遅いですな…
まぁそんな事はおいといて始めましょうか。
今日は変な所に時間を割いてますが。
まぁ楽しんでください。
それではそれでは
はーじまぁりぃー
真事は落ちる寸前に体制を整えて、体にかかる負荷が一番少ない体制で着地した。
一志は運がいいことに木箱の上に落下して直接的なダメージは少なくて済んだ。
「おーい、一志だいじょーぶかー?」
一志が落ちた場所は暗い中にも真事ははっきりとわかった。なんせ木箱が派手に壊れているのだから。
「でも、一志って頑丈だな… 見たとこ外傷はないぜ。どっかいたむとこはあるか?」
「そうだな… 肩のあたりが痛いな」
そう言って一志は手を肩にあてた。
すると、そこにはヌルッとした生温かい感覚があった。
「お、おい一志おまえまさか、出血してねーだろうな」
「どうやらそうみたいだ。右肩のほうから出血している」
一志は少しだけ苦痛に顔をゆがませながらそう言った。
「いや、とにかく応急処置だけはやっておこう」
そう言って真事は自分の足元に落ちてあった白いスカーフを一志の右肩に強く巻きつけた。その時一志は少し痛そうにした。
「悪いな真事。明かりを探そう。暗い」
確かに一志が言ってる事はただしい。二人が落ちた所はどうやら入り組んだ洞窟になっているらしい。ほぼ真っ暗の状態に近い。
「そうだな。一志その木箱のあたりにマッチとかその類はないか?」
真事の言葉に一志は暗闇の中手探りで自分が落ちた木箱のあたりを探した。しかし一志はその時重大なことに気付いた。
「なぁ、真事マッチってどんなやつだ?」
「……おまえ母さんいたよな確か。俺より知ってると思うだけど。いや実は俺もよく知らないだ…」
えへへという感じに真事が言った。
二人の間に気まずい沈黙が流れる。その沈黙の理由はだれにもわからない。
最初に口を開いたのは一志だった。
「いやマッチである必要ない。明かりであればいいってことだろ」
「いや、まぁ、うん、そうだな。とにかく火だ!火」
そんなこんなで二人は手当たり次第暗闇の中を探すことにした。
時計もなく時間の経過が全く分からないこの暗闇の中で二人はようやく四つのものを見つけた。
木の棒、きれかかりのライター、ジャックナイフ、酒
「こういうのはまかせてくれ」
そういって真事はたいまつを作り始めた。
まずジャックナイフで木の棒の片方に切り傷を複数入れていく。
そして傷がついた部分に酒をかける。そこにライターをつける。
すると、ボワッと木の棒に火がついてたいまつとなった。
「おおーすげー」
一志は思わず感嘆の声を上げた。
「出発する前に一志、傷を見せてくれ」
そう言って真事はたいまつを一志の方に近づけた。火に照らされた肩には血で真っ赤に染まった白い服が浮かび上がった。
「気にするな。直に良くなる。とにかく行こう」
「本当に大丈夫か?」
「いや行こう。時間がない」
そういう一志の瞳には今までにない力強い光が宿っていた。
それを見て真事は心の中で微笑んだ。
「よし!じゃあ出発だ」
二人はいくらか明るくなった洞窟内を歩き始めた。
一応ですね今回は息抜きで読んでください。
マッチって何ぞや???
二人のきょとんとする姿…
本当に大丈夫なのかこの二人って思います。
しかし、登場人物を信じないで作者はどうやって物語をかけましょうか…!
というわけで長い目で見てやってください。
それではそれではそろそろ眠いので、
この辺で…
左様楢ぁ~ (^_^)/~~