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AKATSUKI   作者: 銀夢 煉志
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Naraku 奈落

ども、銀夢です。


一応この話を投稿する前に割り込み投稿で「未来測定」という回を投稿しました。読んでない人は読まなくても大丈夫ですよ。番外編っぽいやつなんで。


今回の題名は少しわけありです。

なぜいつもの英語じゃなくローマ字読みなのか??


それはもしかしたらこの話を読んだらわかるかもしれません…


それでは

どーうぞぉっ!

一志いちとたちは来た路を戻り、最初の部屋まで連れ戻された。一志たちが入れられた後、その背後で鉄の扉が閉まる冷たい音がした。


しかしその音が一志には救いの音に聞こえた。

あの「教官」と呼ばれる男の部屋から出た後もずっと誰かから見られている気がしてならなかったのだ。

それが今ようやく隔離空間に入ったことによってなくなった。


服を抱えたまま一志はその場に座り込んだ。


「お、おい一志だいじょうぶか?」

一志の尋常じゃない反応にさすがの真事まことも心配している。


「あ、ああすまん。そんなことより真事はあいつのことどう思ってたんだよ」

一志の脳裏にはさっきみた真事の恐ろしい表情がまだ残っていた。


「あいつは、やばい。直感でそれだけだ。あの場で俺たちはもしかしたら殺されていたかもしれない。無駄な抵抗をしようと勘繰かんぐった瞬間に命はなかったかもしれない」

真事の経験した修羅場がなんなのか、一志には漠然とだがわかったかもしれない。


「まっ、とりあえず着替えようぜ。あいつのいうこの場所がどんなとこなのか少し気になるしな」

真事はさっきとは全く違う好奇心に満ちた表情をしていた。


その言葉に一志は黙ってうなずいた。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


二人が着替え終わるタイミングを予測していたかのように部屋の鉄格子が開いた。

いや一志たちの部屋だけではない。彼らの周りの部屋すべての鉄格子が解禁され、中から様々な年齢、国籍、人種の人々が出てきた。背の高いのから、小さいの、細いのから、屈強な奴。さらには女までいる。


全員が同じデザインの服を着ている。しかし色は違う。白はどうやら一志と真事の二人だけらしい。




とりあえず二人は集団についていった。

すると道が開けて広場のようなところにでた。

そこからは幾多にも道が分かれていた。どうやら服の色、特性ごとに訓練場所が違うらしい。

二人は一応「s」と書かれた所に入っていった。


廊下を抜けるとそこニは20人の制服を着た人々と一人の優しそうな中年の男性がいた。


「君たちだね。新入りは。私は君たちの先生となる者で、シェイルという。よろしく」

この建物内であったどんな人よりも一番優しそうな人だ。



…が本当はどうかはわからない。


「君たちはそこで待っていたまえ。さぁ、みんな今日は特別メニューだ。存分の鍛えてきなさい」

そのシェイルという男が号令をかけたとたん20人の人たちは顔面蒼白になった。

そして二列の隊列を組み兵隊のような足取りで去って行った。


「君たちには初回メニューをやらせよう。兵器に大切なのは何だかわかるかい?それは優れた機能でもないし、高い攻撃力でもない。それは持久力さ。折れず、曲がらず使い続けることができる、それこそが真に価値がある兵器というものさ。だから君たちには体力と強靭きょうじんな肉体を身につけてほしい。だからいってらっしゃい」


そう言ってシェイルは笑顔で壁についてたボタンを押した。

すると一志と真事の立っていた床が開き二人はまっさかさまに落ちていった。


「48時間以内に戻ってこなかったら死んじゃったってことになるから出口を封鎖しちゃうよ。それまでに出口を見つけて戻ってきなさい。それじゃ」



その言葉は二人に届いたかどうか定かではない。

しかしそんな事とは関係なく床は元通りに閉まっていった

はいはいはい、どうやらこの収育所中編も真ん中あたりまで来ましたかね…


重い!重い!重い!

…うぅ話がなんか重いかも


さて、二人はどうなるのか???

気長に待ちましょ。

早めに戻ってくる予定です。(作者ですよ。二人は48時間以内に出口から脱出できるかどうかは分かりません)


あ…、ほかのやつ投稿しとかなきゃ

(脳内編集者さんが… コワいです(((( ;゜Д゜))))

ととと、とりあえずこれからもよろしくお願いします。


ちなみに奈落の表示の意味がわかった人は感想欄でも使ってください。


それでは、またいつの日か!


左様楢ぁ~(^_^)/~~

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