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五ノ話・三

ここ本能寺が建つ境内とその周りには、古来よりこの地の主である土地神がおりました。

しかしながら、この者は神と名はついておりますものの、あまりにも罰当たりな奴で、己の欲望のために湯水のごとく金を使った挙句、山のような借金を重ねていたのでございます。

金の無心先は憂き世ばかりではなく、地獄の閻魔にまで及んでおりました。


さて、この土地神に金を貸し付けた地獄の閻魔が一人の男をこの地に遣わしました。一年ほど前のことでございます。

無論、それはこの不届きな土地神がこしらえました借金を取り立てるためでございました。


この場のほとんどの者が身動きせず、黙り込んでいた。

そんな中、信長が口を開いた。


「地獄より来たりし者とは、人か?あるいは妖か?」


「その者が人であるか人でないか、妖であるか妖でないか、それは私の舌先しだいでございます」


「どういうことじゃ」


「地獄より参りましたる者は、今みなさまの前におります、この私だからでございます」


修羅ノ介は深々と頭を下げた。

信長含め、誰も口を開く者は居なかった。

修羅ノ介は続けた。

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