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三ノ話・三

「かつて信長さまは、妹君であるお市さまを近江の大名、浅井長政のもとへ嫁がせになられました」


「戻っとたいうは、お市のことか」


修羅ノ介が語りはじめるや、信長はすぐさま口をはさんだ。


「さようにございます」


「それが橋と関係があるのか?」


「心当たりはござりませぬか」


「心当たりじゃと?」


信長はぼんやりとした思案顔になった。


「では、お話いたしましょう」


お市さまが近江の浅井長政に輿入れなさる前の話でございます。

お市さまは近江に入られる前に、ここ京の都に参られました。それは、兄君であらせらるる信長公から妹お市さまへの餞別のようなものでございました。

浅井氏との婚礼の後、居城に入られたならば、もはや外へ出ることもままなりませぬ。ならば、せめて、今少しの間は気ままに過ごさせてやりたい。

そう、信長公はお考えになられたのでございます。


信長は何も言わず、黙って話を聞いていた。

修羅ノ介は話を続けた

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