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二ノ話・六

「では、もし、市が童子を引き留めず、近江にたどり着いたならば、どうなったであろう。市は近江の浅井長政に嫁いだのじゃ。

物の怪が織田ではなく浅井の元に居たとしたなら、浅井が栄えたであろうか」


信長は独り言のように言うと、修羅ノ介の返事も待たず、続けた。


「さすれば、わしと浅井長政の関係はどうなったであろう。わしは長政を討ったが、もし座敷坊主が近江に居たならば、織田と浅井の間で戦は起きたであろうか。あるいは、浅井が織田を討ち、天下を取ったであろうか。もし、そうであったならば、市は幸せであったろうか」


信長はため息をついた。


「それは、私のような身分の者がわかるようなことではございませぬ。

しかしながら・・・・・・」


修羅ノ介は、信長を上目遣いに見た。


「お市さまは、浅井長政のもとに長くは留まっておられなかったであろうと思われまする」


「どういうことじゃ」


「それを、これからお話いたそうと存じます」


修羅ノ介は深々と頭を下げた。

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