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一の話・七

「ほう、どうやって知るのじゃ」


「京の都の東大通りから八坂通りを鴨川方面に進む途中、六道珍皇寺という寺がございます。

そこで、人の寿命を知ることが出来るのでございます」


「なに?」


信長は訝しげな顔をした。


「平安の世に小野篁おののたかむらという人物がおりました。

篁は官僚でありながら、歌人としても名を知られておりました。

この篁には、ある言い伝えがあるのでございます。

篁は昼は官僚として勤めながら、夜になりますと寝床を抜け出し六道珍皇寺に参り、そこにある井戸を通り抜け、地獄へと通っていたのでございます」


修羅ノ介がこの話をしている時、信長も他の者も口を差し挟むことはなかった。

みなが修羅ノ介の語りに引きずり込まれていたのである。


「篁は夜通し地獄にて閻魔王に仕え、明け方近くなると、この世に戻っていたのでございます。

私も篁に倣い、六道珍皇寺の井戸を通り、地獄へと参りましょう。

そこで閻魔王の持つ閻魔帳を拝謁し、信長さまの寿命を知ろうと存じます」

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