特別版 夜
『いつものように学校に行き
勉強して
いつものように帰る
俺のつまらない日々は魔法世界に呼ばれて壊れた
たまたま人がいるところに飛ばされたおかげで
先輩に出会えて
チームを創り仲間もできた
この世界は俺の日常にかわった
だが俺は今非常につまらないのだ
仲の良いチームメンバーは後輩ができたのに
俺にはできるの様子がない』
下を向き歩き続けてると
後ろから肩を叩かれた
そこにはメンバー1仲の良い
長髪の少年が現れた
「どうした元気ないぞ」
「ん?大丈夫」
そっけない返事を返したが友人は
「そっか」
と話し続けてきた
後輩がなんちゃらやとか部活のことを話していたが
少年は上の空
空を眺めて歩き進めると
機嫌の悪くなった友人から
「聞いてるか??俺のかわいい後輩の話を」
「んー」
『知るかよ、お前の後輩男だろ(-_-#)』
前を向き直すとアジトにたどり着いていた
アジトっても見た目はただの一軒家
その一軒家に男子5人に女子3人
シェアハウスをして活動している
[ただいま]
アジトの中に入ったが誰もいなかった
「誰もいないな?」
友人を無視し部屋へ向かった
「寝るのか」
「ん」
ドアをあけ
動きやす部屋着に適当に着替え
制服もガバンを適当に放り投げる
ベッドにダイブした
『チームのために跡取りが必要によりによって俺と同じ種類の魔法使いがいないなんて』
もやもやしながら睡魔に吸い込まれた
(起きなさい)
『誰かが呼んでる誰だ??』
意識が朦朧としてるなか聞きなれない
声の持ち主を思い出そうとした
(私のことを忘れたのですか?)
意識がはっきりしていき
目を見開き飛び起きた
「・・・・・碧様??」
少年は起き上がり正座に体の体制をかえた
声の持ち主は少年に力を与えた神だった
(そんなに改まらなくても良いのですよ)
ニコと笑い
「あ碧様どうしてこちらに??」
少年の動揺してる様子を笑っていた
碧と言う神は真剣な眼差しで
(お願いがあります)
『・・・・・お願い』
俺に何故と考えた
(赤の炎をつかさどる神 焔が魔法をさずけたのだお主にその子の面倒を見てほしいと焔が言っている)
「俺が面倒をってことは後輩になるってことですよね」
(そうだ、お前の跡取りだ名前は小山未久 2日後に住宅街に現れるだろう)
少年は手に力が入っていたのか肩をフルフルと
震えていたがいきなり立ち上がり
「やった!!!!」
両手を上げ叫んだ
(そんなに嬉しいのか)
うんうんと首を上下に動かし感情を体で表した
(元気で何よりだ任せたぞ)
眩しいぐらいの笑顔で
「はい」
元気よく返事を返した
消えていく神を見送り
メンバーに後輩ができることを伝えた
まるで少年はサンタを待つ子どものよに
2日間をすごした
そして
その日がやってきた
目まである前髪を青いピンでとめ
お気に入りのパーカーを羽織
アジトを出ようとした
[行ってらっしゃい]
「笹木夜行って来ます笑」
~その後~
『ん、猫じゃんカッコイイ姿みせよ』
青い炎をだしサッカーボールのように蹴り飛ばした
猫の上に乗り
「俺は青い炎の魔法使い夜だ」
笑顔で自己紹介
『この子が未久ちゃん俺のつまらない日々を変えてくれる子』
笹木 夜は期待を込め未久の名前を呼ぶ
続く
#== コメント ==#
夜先輩について書かせていただきました。
何故、未久居場所がわかったのかとか作者である私が
考えたかったからできた小説なので未久②と繋がらない部分があるかもしれませんが多めに見てください(*>ω<人)