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我が道に敵無し

 早朝――


 シルフィと二人、浜辺で魔法特訓。前にも同じことをしたけど、その時は自分が教えたと思い出すシルフィ。


 超級氷撃魔法ユミルは海を氷河に変え、超級炎撃魔法カグツチを放てば太陽が氷河を蒸発させた。


 超級雷撃魔法インドラはお手の物だ。万雷が嵐となって海を揺さぶった。


 肩で息をしてしばらく、海に向かい杖を構えたままゆっくりと深呼吸をしてから、シルフィは後ろに立つ俺に向き直った。


「や、やったッス」


「これが最強の黒魔法だ」


「そうだったんスね。上級より上はないものと思ってたッスよ」


「ところでシルフィ。あの……記憶なんだが」


「記憶って、急になんの話ッスか?」


 キョトンとしているのをみるに、ヘレンがシルフィに与えたのは知識のみのようだ。


 かつてシルフィに俺との前世の記憶を導入インストールした結果、シルフィが俺に変わって成し遂げようと動いたことへの反省かもしれない。


「変なゼロさんッスね。けど、記憶にはないのにゼロさんと同じようなことをした気はするッスよ。二人で浜辺で魔法の練習」


「あ、ああ。俺もそんな気がするよ」


「不思議ッスよね。あはは。昨日からいきなり人生が変わっちゃったみたいッス。憧れていた最強魔法が、あっさり使えるようになるなんて……」


 どことなくシルフィは不安そうだ。


「いいじゃないか。強くなるほど先へと進める……だろ?」


「じゃあ、ぼくも一緒に行っていいんスね」


「大歓迎さ」


 小柄な少女はほっと胸をなで下ろした。


 だが、まだ表情がどことなく浮かない感じだ。


「連続で超級魔法に挑戦したんだ。疲れたろ?」


「それもあるけど、なんていうか……やっぱり最強魔法とはイメージ違うなっておもって」


 かつてシルフィは言っていた。


 最強魔法はどんな障壁も撃ち抜く……と。


 おそらくそれはかつて勇者が使った無限色彩アンリミテッドの力のことだ。


 暴発させて“真理に通じる門”の門番ごと、世界を崩壊させたっけ。


「じゃあ、とっておきを見せてやるよ」


 俺は右手に白魔法の原色を、左手に黒魔法の原色を取り出すように魔法力を集めた。


 今では俺の中で二つの力は混ざり合っているので、こうして分離すると意識しなければならないのが新鮮だ。


 それを完全な1:1に調整し、それぞれ人差し指に集めると、指を寄せ合ってスパークさせた。


 ほんの一瞬、七色に輝く虹の魔法力が“発現”する。


 もはや暴走の危険は無い。


 エルフの少女が目を丸くした。


「い、今のはッ!? こんな現象みたことないッスよ」


「白魔法と黒魔法の純粋な力をぴったり同じにして合わせたんだ。こいつは俺が使う聖域魔法サンクチュアリと同系統の力だ。壁として使えばすべてを遮断する絶対の障壁になるが、攻撃に転用すればその壁に風穴をあけることができる」


「本当に……ゼロさんって勇者様なんスね」


「まだ信じてなかったのか」


「正直、スゴイ人とは思ってたッスよ」


 俺は無限色彩アンリミテッドを解く。シルフィの口から「あぁ、もうちょっと」と声が漏れる。


「ぼくには使えないッスか?」


「白魔法を同等に扱えないとな」


「ウッ……まさか使えないモノを追っかけてたなんて、現実は残酷ッスよ」


 落ちこんでますます肩を落とすシルフィだが、すぐに顔を上げた。


「けど、ずっとあった胸のつかえがとれたッス。自分で使えないのはちょっと悔しいけど、最強魔法の存在を確認できただけでも眼福ッスから」


 俺を除けば世界最強の超級三種くろまほうを手にしてなお、その先の力を求めるエルフの知的貪欲さが末恐ろしい。


 が、シルフィらしいっちゃらしいか。


 満足げに微笑む彼女から、そっと手が差し出された。


「自分に何ができるかわからないッスけど、ゼロさんの力になりたいッス」


「こちらこそよろしく頼むぜ」


 差し出された小さな手を握り返した時、俺の中で時計の針がまた一つ、時を刻んだ気がした。




 シルフィをつれて宿に戻ると、さっそくドナから「可愛い女の子と朝帰りなんて、あのぼうやが立派になって嬉しいわ」と、いじられた。


 宿の一階にある酒場で軽めの朝食を摂る間、すっかり母親公認カップル状態にされてしまった。


 ヘレンは普段以上に淡々とした表情だ。時折、俺を見つめる視線に「欲望に任せてシルフィルートに突入していないか」と、尋問めいたものすら感じる。


 誰かと幸せになる道もあるかもしれないが、それでは残された人間を救いきれない。


 そして、一番救わなきゃならないやつも……。


 ナビがテーブルの上にぴょんと乗って俺に訊く。


「ねえゼロ。キミはシルフィの事が好きなのかい?」


「好きだよ」


「じゃあドナのことは?」


「もちろん好きだ」


「ヘレンはどうかな?」


「好きだよ」


「……ぼ、ボクは?」


「もちろん、好きだ」


 全部本心だ。ただ、一つ一つの好きのニュアンスは若干の違いがあるかもしれない。


 シルフィが「好きの大安売りッスね。ありがたみゼロッスよゼロさ……あ、今の別にダジャレとか掛かってないッスから!」と、軽く自爆した。


 あらかわいい。こういうところもシルフィの愛らしさだ。


 俺が好きだというだけで、ヘレンは真顔のまま頬だけ紅潮させた。ドナに関しては「母はぼうやを愛してやまないから。いつでも好きという気持ちを言葉にしてちょうだいね。それがなによりも嬉しいもの」と、感涙である。


 愛が深くて重いッ!


 人とは「好き」と言うほど愛されるものなのかもしれない。




 総仕上げである。


 最果ての街でやるべきことは、残すところあと一つだ。


 思えばナビと獣人族の共同体ユニオンを訪問して、ドナの元へと向かい、教会でシスターヘレンを仲間にして、錬金術師街のシルフィを救った。


 俺たちが向かったのは、街一番の名工の元だ。


 鍛冶職人街を行き来するドワーフたちは、今日も採掘に精を出している。


 街並みに連なる工房の煙突から黒煙がゆらゆらと立ち上る中、俺はついに戻ってきた。


 ガーネットの元へ。


 初めての時のように緊張する。


 店の門構えは相変わらず、小さな立て看板には「仕事受付中」の文字があった。


 大勢で押しかけるのもどうかと思ったし、募る話もあるんだが、俺が店舗ショールームのドアを開くと、ドナとシルフィとヘレンが雪崩込む。


 足下をするするっとナビが通り抜けて俺の前に出た。


「なるほど。次は武器や防具を揃えるんだね」


 ドナと繰り返したレベルドレインの修行で、売却したレア素材は総額五千万メイズは優に超えている。


「いらっしゃい。待ってたよ」


 店の奥のカウンターの丸椅子から立つと、赤髪に褐色の美女はそう言った。


「え? 待ってた……って?」


「だから待ってたのさ。ええと、アンタ名前は?」


「ぜ、ゼロだけど」


「そうかい。そっちはアタイのことを知ってるんだろぅ?」


 目を細めるガーネットに俺はうなずいた。


「この街一番の鍛冶職人と訊いている」


「そうじゃないよ。アンタはアタイをもっともっとふか~いところまで知ってる。違うかい? それにアタイだけじゃない。ここにいる全員のことをアンタは知ってる」


 どうしてガーネットが知ってるんだ!? 一度ヘレンに視線を向けたが、彼女も柄にも無く動揺していた。


 赤毛のドワーフは金色の瞳を床に向ける。


「このおチビさんは?」


「ボクはナビ。キミは?」


「ガーネット。言っちゃ悪いがアタイの仕事は安くはないよ」


 ナビは俺に首だけ向き直って「だってさゼロ。お金大丈夫かな?」と、耳をぺたんと伏せた。


 ともかく様子がおかしい。


「な、なあガーネット。どうして俺を“待って”たんだ?」


 彼女は自慢の大振りな胸を揺らして張ると、そっと手のひらを心臓のあたりに添えた。


「この胸の中にいるのさ。アタイのドアをノックする誰かを感じてね。最初は戸惑ったけど、ここで店を続けていれば……いつかアンタが帰ってくるって。だからその日まで、この地を離れちゃいけないって」


 前にもガーネットは一度、最果ての街を離れたのに戻ってきたことがあった。


 思えばこの中の誰よりも、一番多く俺と接点を持っている。


 太陽のような笑みでガーネットは笑ってみせた。


「あっはっは! 名前もわからない男をずっと待ってたなんて自分でもわけわかんないよ。だけど、アンタはこうして扉を開けてくれた。さあ、なんでも言っておくれよ」


 ガーネットはスッと拳を握って俺の方へと突き出す。


 俺もそれに倣って握った拳を、彼女のそれにコツンとキスさせた。


「最高の仕事を頼みたい」


 ドナの視線がシルフィとガーネットの胸のあたりを交互に確認した。


「ぼうやったら、どっちも好きなのね。この欲張りさん」


「好きだ! って、何を言わせるんだドナ!」


「そこはちゃーんとドナママって呼んでちょうだいね」


 これにはシルフィどころかヘレンまで苦笑いだ。


 やめてくれシルフィ。冷静なお前にまでそんな顔をされたら俺、いたたまれなくなって死んでしまいます。


 ふと、シルフィが店の中を見回して呟いた。


 ガーネット作品の展示室のようなショーケースを見て、思い出したように呟く。


「錬金加工はしてないんスね」


 ガーネットが腕組みをして首を縦に振る。


「外注だと何かとお金もかかるだろ? ま、アタイの仕事ぶりに見合うだけの錬金術師がいないってのもあんだけどさ」


 シルフィがカウンターの前に歩み寄ってガーネットを見つめた。


「じ、自分に……やらせて欲しいッス」


「アタイの仕事に見合う腕じゃなきゃお断りだよ」


 断頭台のような言葉で真っ二つ……だが、シルフィは食い下がった。


「だ、大丈夫ッスよ。見合う腕ッスから。ぼくってば錬金術ギルドの圧政で力を発揮できなかっただけで、ちゃんと機材も揃えればガーネットの姐御には負けないッスよ!」


 自然とシルフィの口から「姐御」と出ると、ガーネットも口元をニヤリと緩ませる。


「なんだろう。懐かしいね。初めてのはずなのに、アタイのことを姐御って呼ぶようなヤツがいた気がするよ」


「ふ、不思議ッス。今、ここで会ったばかりなのに、口が勝手に……」


 ガーネットとシルフィが俺の顔を見つめる。


「やっぱアンタで繋がってるみたいだねぇゼロ」


「ゼロさん、こうなったら最後まで責任とって欲しいッス。ぼくとガーネットの姐御にゼロさんの武器を作らせるッスよ!」


 ヘレンが補足する。


「……そのためには材料の確保を優先」


 ドナが補足しなくてもいいことを告げた。


「ぼうやのお嫁さんが二人でも、母は良いと思うのよ。幸せは分け合いましょうね」


 言われてガーネットとシルフィがお互いに顔を見合わせる。


「こっちの闇の種族のねえさんはとんでもないこと言うねぇ。けど、不思議と悪い気がしないんだよ。アタイ、おかしくなっちまったのかい?」


「ぼ、ぼくも……って、ドナさん茶化さないで欲しいッス!」


 俺が口を挟む余地を見つけられないまま、ガーネットもシルフィもすっかりしおらしい百合の花のように頭を垂れてしまった。


 ヘレンが締めくくる。


「……ハーレムを確認」


 ナビまでそれにのっかった。


「ゼロはボクのことも好きだから、ボクも仲間にいれてくれるよね! みんな一緒でみんな幸せなんて素晴らしいじゃないか」


 胸に刺さる言葉だ。生きたいと願うばかりか、すべてを手に入れたいと思うだなんて、本当に俺はスケベ心の塊だ。




「全員俺の嫁になれ」




 さあ、もうぶっ飛ばしてくれ。これが俺の本心だ。今さら自分を偽ったってしょうが無いだろ人間だもの。




 沈黙が怖い。まな板の上で捌かれるのを待つ魚の気持ちである。


 それを破ったのは……ナビだった。


「みんなだけじゃなくて、ボクもお嫁さんにしてくれるの? 嬉しいな」


 青い猫が尻尾を揺らして小躍りするように跳ねると、ガーネットが笑った。


「そうだねぇ。いや、まったくその通りさ。仲間はずれは無しってんだから、しっかり甲斐性みせておくれよ」


 シルフィがお尻のあたりをムズムズとさせる。


「ま、まったく困った人ッスよゼロさんは。けど、しょうがないッス。気持ちが抑えられないッス」


 ヘレンは俺から視線を外して床を見つめた。


「……この旅のあとのことは、その時に。王族が側室を持つのも普通。勇者の優秀な遺伝子を後世により多く残すことも有益。感情的な問題はこの場の全員がクリア」


 ブツブツと肯定的要員をヘレンは列挙し続けた。ヘレンまで俺を……。彼女の事を俺は協力者――いや、現状を作り上げた“共犯者”だと思っていたが、すべて世界を救うため。


 それ以上の個人的な感情に今の今まで気づいていなかった。


 ドナはといえば――


「それでこそ我が子ね。一番最後でいいから、母のこともねっとりしっぽり愛してちょうだい」


 慈母の笑みで包み込むように言うドナに、俺の羞恥心は砕け散った。




 ヘレンの管理者権限により、移動は極力楽なものへと変わった。


 俺が行ったことのある場所であれば、過去世も含めて自由に地下迷宮世界――星の空に浮かぶ箱船の中を行き来できるようになったのだ。


 突然、俺たちが目の前に現れて、意味もわからないまま炎竜王は超級炎撃魔法カグツチによって焼き尽くされ赤い粒子の灰と消えた。


 氷神を氷漬けにして砕いたのも、恐らく俺が初めてだろう。


 もはや弱点など突く必要はない。あえて炎で竜を燃やし、氷の獣を冷凍破壊した。


 そして――




「「「超級雷撃魔法インドラッ!!」」」




 城塞廃虚の塔から先、かつての教会による封印地域で蠢く無数の巨大機動兵器――ヘカトンケイルが数百と埋め尽くす荒野に、万雷が降り注いだ。


 俺の雷撃にシルフィとヘレンが呼応しての三重奏だ。


 すべての機械を打ち倒した最後に、機械巨人ギガンティックオートマタが姿を現した。


 その戦闘力は炎竜王や氷神を上回る。人類の眠る白亜の塔の守護者だが――




「安らかに眠れ――終焉の雷」




 万雷を束ねて放つ荷電粒子砲が、機械巨人の装甲を撃ち抜き動力源を爆発させた。


 すかざず俺は背後の仲間たちを守るように聖域魔法サンクチュアリで虹色の壁を生み出す。


 キノコ雲を上げる爆発にも聖域はびくともせず、爆心地には白い鍵が残されていた。


 これで鍵は四つ。アグニールヴァナルガンドギガンティックオートマタグリモアルハデス


 真理に通じる門へと続く昇降機は、元から使用可能なものを含めてこれで五つ。


 最果ての街のガーネットの工房兼店舗に戻ってくると、俺は五つの鍵をそれぞれに渡した。


 ドナは鍛冶も錬金も手伝うことはできないと、ガーネットの店の二階にあるキッチンを借りて、今夜は手料理を振る舞うとのことだ。買い物カゴを片手に市場へと出かけていった。


 今日は一日、料理にかかりきりだろうな。


 ガーネットは七色に輝く虹の種火を手にしても驚きもせず、むしろ「やっと戻ってきたね」といった風だ。


 すぐにシルフィと一緒に相談して、俺の“最後の武器”作成の打ち合わせに入った。ドナが手を回して常闇街のレパードに錬金道具や治具一式を手配してくれたこともあり、すぐに取りかかれそうだ。


 ほどなくして宮殿の門番オークのグラハムを筆頭に、常闇街でも力自慢の連中が超一級の錬金設備を工房に運び込んだ。


 工房で設置作業が行われる中、ナビが俺に訊く。


「ボクは鍵をもらえないのかな?」


「欲しいのか?」


「べ、別に……だけど……うん。やっぱり欲しいよ。何の鍵かはわからないけどね」


「じゃあ取りに行こう」


 作業の間、俺とヘレンとドナはやることがない。一応、ヘレンはドナの料理を手伝うつもりだったようだが、俺の視線の合図に気づいて言う。


「……すでに教会は封印地域の指定を解除」


「各階層に主級の魔物がいるだろ? その中でも“鍵”を握ってそうなのはどいつだ?」


「……砂漠を渡るサンドワーム7%。海神魚12%。浮遊巨石4%。長老古代樹22%」


 まだ主級と戦っていない砂漠、孤島、平原、世界樹のめぼしい魔物か。


 十五階層はノーカウント。城塞、雪山、沼地、火山の四つはクリア済みとなると――


「……蒼穹の森の主級が55%。パーセンテージはあくまで私個人の試算によるもの。参考までに」


 ひとまずこいつらを探す必要はありそうだ。どれから行っても良さそうだが、ここは森から攻めてみよう。


 ちょうどドナが食材の買い出しから戻ってきたところで、ガーネットとシルフィにも一声かけて、俺はヘレンとナビと一緒に店の外に出る。


「……管理者権限により祭壇を展開」


 炎竜王討伐から始まって、すっかり楽な階層移動ファストトラベルになれてしまったが、ナビはヘレンが魔法陣を展開するたびに「ボクの立場がないよ」と、本音を溢した。


 ま、そう言うなって。


 あと数日で、この閉ざされた世界から“脱出”するんだ。


 今度こそ、みんなで一緒に。




名前:ゼロ

種族:人間族 勇者(?)

レベル:99


力:SR(100) ガーネットとの絆により限界突破

知性:SR(100) シルフィとの絆により限界突破

信仰心:SR(100) ヘレンとの絆により限界突破

敏捷性:SR(100) 過去の自分を越えたことにより限界突破

魅力:SR(100) クインドナとの絆により限界突破

運:A(99)


無限色彩アンリミテッド魔法:

   超級回復魔法アムリタ 細胞の欠片さえ残っていれば肉体を完全復元する

超級治癒魔法エリクシア すべての“異常”を修正し“通常”に戻す

   支配魔法インペラトル 知的生物を支配し絶対遵守の命令を与える

   超人魔法ヘラクレス 肉体を強化しすべての能力を爆発的に向上させる

   聖域魔法サンクチュアリ 虹の光彩による究極の防壁で身を守る

   冥王魔法タナトス 死者すらも殺すより完全なる“死”を与える

   輪廻魔法リインカネーション 自身の死亡後にも発動可能。魔法力せいしんの続く限り死をリセットできる

   超級炎撃魔法カグツチ 原初の炎――知力を極め覚醒

   超級氷撃魔法ユミル 久遠の霜――知力を極め覚醒

   超級雷撃魔法インドラ 終焉の雷――知力を極め覚醒

   混沌魔法ケイオス 対象の全能力を低下させ精神錯乱状態に陥れる

   封印魔法パンドラ 対象の魔法と技をすべて封印する


流派:天星流免許皆伝

  :天星流免許皆伝 最終奥義取得――天流星舞メビウス 森羅万象救いし勇者の剣技


特殊能力:魂の願い 人が向かいたいと思い願う未来へのしるべ これまで得たすべての力が“解放”される

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