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『カオティク✖ルナティック』  作者: ことわり
8/33

水浴び

水浴び場にはあっという間についた。


(手前が女で奥が男か。)

板塀で簡単に覆われている。


取り敢えず『男用』にいくと、先客が何人かいた。井戸から次つぎ水を汲み上げ頭から

『バシャ』


『バシャー』


っとかぶっている。そして

『シャッ』とドロドロの元手拭いらしき布で身体を拭き僅かな時間で去っていく。


去り際、おれをチラ見するのはやはり『よそ者』だからか。。。


(この中、水浴びするの『ハードル』高いわ~)

チキンな俺は『水浴び』を泣く泣く止めにした。


(身体をごしごし洗って、湯船でゆっくり手足を伸ばしたい。。。

せめて泉か、湖みたいなところで手足を伸ばしたい。森の中にないだろうか?)


そう思うと、いても立ってもいられず

森の中へ探索に行く事にした。


森の手前で、木に登り

かっ飛ばす。


『パシュッ』


『ザ~』


『ヒュン』


『パシュッ』


『ザ~』


『ヒュン』


軽快に飛ばす。

(結構奥まで来ちまったな。そろそろもどらないと日がくれる。。。)


そう思った矢先、綺麗な泉を見つけた。


水は青く透明に澄んでおり、底まで見渡せる。しかも深くなさそうだ。


(水温は?)

ちょっと冷たいくらいか。


持ってきた『キモロ』の枝を元に『キモロ』を探す。簡単に見つけることができた。


『パキッ』

枝を折ると青っぽい汁が出た。手に受けると『ヒリヒリ』する。

服を脱ぎ身体中に一気に塗りたくる。


『ギャアー』

熱い。。。。

皮膚がぬるぬるする。。。

大慌てで水で洗い流した。


なんなんだこの液体は。。。


[ちなみに後で『べネット』さんに聞いたら大笑いされた。なんでも桶一杯に液数滴が適量だとか。。。]


身悶え、転げ回っていると

どこからか『笑い声』が聞こえたような気がした。。。


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