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『カオティク✖ルナティック』  作者: ことわり
19/33

ラブコメ?いいや違います。

「お兄さんにとって僕はなんなのさ?」

そう顔を真っ赤にしたブタ妖精が捲し立てる。


居候(いそうろう)?」


「もっと他に言い方あるでしょう?」


寄生虫(パラサイト)?」


「ちょっと『マナ』もらっているだけだよ」


(エネメイ)


「なんでさ。なんでこんな『可愛い僕』が敵になるんだい?」



チョイチョイ


水に写った姿を見せる。


「ちょっと『ぽっちゃり』してるだけじゃないか。これが可愛いって人、世の中には結構いるもんだよ。」


(こいつ自己肯定感ハンパナイ。。。

しかも、俺をこの世から抹殺しようとした事実すっかり忘れてやがる。。。)


「『見られた相手を消すしか方法はない』

誰の言葉だったんかな?」


口笛を吹く振りをして横を向く。

(実際鳴ってないところが痛い。。。)


「まっあれは、ちょっとした相互の誤解ってやつで、ははは嫌だな、もしかして本気にしてたとか?」

(思い出したらしい。)


「『敵』と書いて『ライバル』と読む。

全力で戦った後は『友情』とか『愛』が生まれるもんだよ。お兄さん。

少なくとも今、僕はお兄さんの為に役にたっているだろう?」


「少しはな。少し。」



「もっと僕を大事にした方が良いよ。後で悔やんだって遅いからね。

あの時『エル』を大切にしておけば、取られ無かったのに。。。って後悔しても遅いからね。」



(どこのラブコメだ。。。はあ。。。。相手するの止めとこ。)





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