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『カオティク✖ルナティック』  作者: ことわり
16/33

魔法不要論

魔力による補助が無くとも内功だけで、身体速度は上げれるのか。


大きな発見だった。


なら?


「『ベネル師匠』」


「何だ?。。。。」


内功を使い、気を発する。


「ぐぉぉぉ~」


『ベネル師匠』の身体を俺の気で包み、師匠の『気』の流れを無理やり遅くする。


「な、な、な、な、に、に、か、か、よ、うか?」


ふう。出来た。



「はあっ」

もっと気を練り込み、師匠の「気」の流れを阻害する。

おれを見ようと振り向いたところで、師匠は固まった。


「はっ」

肩を掴み一気に『気』の流れを戻す。


「お前俺に何かしたか?」

首をかしげた。


結局、内功で自分の身体を流れている気の循環を早めれば『クイック』と同じ効果が、相手の気の循環を力技で一気に遅くすれば『スロー』と同じ効果が得られるってことか。


そして、流れを阻害した場合は『ストップ』なんだろうな。


『モルモット?』もいるし色々実験して見よう。


「はあ~~~~~あ」

気の循環をゆっくり落としていく。

おっ、目を閉じて座り込んだ?


『グウzzz~』

もしかして寝てしまった?

(面白ろい。これ『スリーブ』っていうやつ?)


「はっ」

肩を掴み一気に『気』の流れを戻す。


「お前俺に何かしたか?」

首をかしげた。


後は、何ができるか?

身体全体の循環ではなく、一部を逆転したらどうなる?


『ほーい』

気の循環を頭の所で逆回転させた。


師匠はなんと目を回してしまった。

(これってもしかして『コンフェ』?)


何だ、魔法必要ないじゃん。。。





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